さかさまの虹 -憂鬱な日々の記録-

管理人が日々思うことを延々と綴ります

黄泉がえり

2016-07-09 21:56:24 | 映画
ベタだけど、泣いた。



黄泉がえり

人間模様を描く作品に、邦画の良さがあると思います。


この作品は、主に死者と残された人達の期間限定の交流を描いたものです。

いくつかの人間模様を描いているのですが、主人公サイドの話ではなく、親子愛で涙が止まりませんでした。


・・・これが、子どもがいるということか(笑)


最後の、RUIが唄うシーンが唐突だったことと説明不足だった点には、少し面食らいましたが、意味はわかりましたし、他にも、上手い演出だなぁと感心するシーンが多かったと思います。

正直、葵さんが冒頭で死んでいたことに、作中でネタバレされるまで全く気付きませんでした。

見直すと、事故直前のトラックだとか、葵さんが黄泉がえってぼんやりして車に轢かれそうになるシーンなど、きちんと描かれているんですねぇ。。


騙された(笑)


総括になりますが、人は死んだ人に、一言伝えたくなることってあると思うんですよね。

それをできることが、残された人にとって良いのか、悪いのか。


勿論、誰にもわかりません。


でも、そういう機会があったら・・・。

色々と考えさせてくれる映画でした。


★9つ。

コメント
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