<涼亭 日本情緒を醸し出す数奇屋造り>
清澄庭園散策
二回目の散策。
一回目は小雨のため、ゆっくりめぐることが出来ませんでした。
都内のバスツアーの一環で時間が制約されていたためでもあります。
今回も、大塚山歩会での深川七福神めぐりの一環でありましたが、ガイドさんに
案内されながら説明も受けられ、ゆっくり散策出来ました。
江戸時代、紀の国屋文左衛門の屋敷。
<紀の国屋文左衛門が休んだとされる傘亭>
紀の国屋の手を離れ、下総国関宿城主久世氏の下屋敷となり庭園のもとが形造
られたとのこと。
明治11年に岩崎弥太郎は、この邸地を社員や貴賓を招待する場所として造園を
計画、明治13年に「深川親睦園」を開園。
その後も造園工事は進められ、隅田川の水を引いた大泉水をはじめ築山、周囲
に全国から取り寄せた名石を配して、明治の庭園を代表する「回遊式林泉庭園」
として完成。
大正12年関東大震災で三菱も大打撃を受け、この庭園の維持が困難となり、
東京都へ寄贈したとのこと。
この素晴らしい庭園の動画を作りましたのでご覧ください。