熊本地震が起きた日からの新聞記事の掲示。
そうです。
熊本地震(前震)の翌朝から新聞は発行され続けていたのです。
朝、新聞が郵便受けに入っていたのを見たとき、ほんとうに涙がでるほど嬉しかった!
記事を書く人、新聞を発行するひと、そして配ってくれる人。
どんなに多くの人の手を経て、うちにやってきた新聞。
その記録を改めて、目にして思ったのです。
私も自分でできる熊本地震の記録を残そうと。
というわけで、いろんなところで私が聞いた小さな体験談を載せていきます。

①お風呂に入るのも大変!
熊本地震後、避難所で生活していた友人のはなし。
地震のあと、お風呂にはいることもできず三日間過ごしたのですが
もう限界、と家族で温泉へ行くことに。
(熊本では、震災後、温泉を無料で開放・入浴支援していたのです)
近場の温泉は満員と聞いたので、七城へ行ったのですが、まず駐車場に入れない!
女湯は混むと聞いていたので夫と息子を車に残し(←彼女は三人家族)、先に行きました。
受付をして、中に入ると。
わが目を疑うような光景。
お風呂場に入るのを待つ、女性の列、列、列。
・・・もちろん、みなさん裸。
老いも若きも、子供も。
もちろん、彼女も。
すぐに打ち消したものの、彼女の脳裏に浮かんだ言葉は”アウシュビッツ”だったそうです。
そんなに待ってでも、そのあとのお風呂にはそれ以上の価値があったそうです。
疲弊した身体に温泉が沁みた・・と、語ってくれました。
ちなみに。
彼女の家は、どうにか住める状態になりましたが、お風呂にはいれるようになったのは、GW明けだったそうです。