くろさん亭、おかわり

猫と薔薇とお気楽な日々

遠藤平蔵がやってきた!~『夜廻り猫』

2017-12-08 21:42:00 | 読書
「泣く子はいねが 泣いてる子はいねが」

涙の匂いをたどって現れる“夜廻り猫”の遠藤平蔵。

彼がまた、我が家にやってきました。

          

待ちに待った三巻目♪

基本、平蔵さんのお話は短いけど、非常に深い話。

かなり生々しい悩みがたくさん出てきます。

心が痛むようなエピソードもあります。

でも、それを包み込むような平蔵さんや、ほかの登場人物(猫?たぬき、からすも)のあたたかさ。

一話ずつ、大切に大切に読み進めています。

          

今回はこちらも一緒に買ってしまいました(←大人になっててよかった・・)。

『夜廻り猫レストラン』

本編に、いろいろとでてくるおいしそうな食べ物を再現したフォトブックです。

くれぐれも申し上げますが、レシピ集ではないので「作り方はお察しくだされ」(by遠藤平蔵)

いろいろな食べ物がでてきますが、私の心をつかんではなさないのが

バタあん麺麭(パン)!

パンを麺麭と表記するだけで、なんておいしそうに思えることか!

魅力的な登場人物のひとり、”先生”の大好物のバタあん麺麭(パン)は

麺麭を火鉢などの炭火で焼いて、温まったところを上下に割って、間にバターを一塊はさむもの

・・・これはおいしいに違いありません。

火鉢で焼く香ばしい麺麭の香り・・想像するだけで、おなかが空きそう(笑)

先生の飼い猫”宙”でなくても

「バタたくさん、ね」

と、言いたくなってくるかも。

実は、卓上カレンダーも買っちゃったんです。

・・・夫には内緒だけど。

なんとなく、仕事中に平蔵さんに見られていると

「にっこい~」できそうな気がしたから。

仕事納めの時に、デスクに飾るのが居間から楽しみ♪

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心に残る猫のまんが~江の島ワイキキ食堂(岡井 ハルコ)

2017-12-06 21:50:32 | 読書
公:来週、日帰り出張が決まる。

私:父、再々度入院。

と、まあ結構てんこ盛りな日常を送っています。

それでも、どうにかやっていけるのは、ひとえに私は周りのひとに恵まれている、ということでしょう。

ほんとうに、ありがたいこと。

でも、人間ができていない私は、たまに夫に八つ当たりしたり、小説やマンガに逃避したりしています。

そう、嬉しいことに、この頃好きな作家さんのまんがが相次ぎ刊行されてyれしい悲鳴♪

(大人になっていて、好きな本を買える幸せを満喫・・)

          

江の島ワイキキ食堂(岡井 ハルコ)

とある理由で人間の言葉をしゃべる猫、オードリー。

オードリーの飼い主頼ちゃんの日々を描く一話完結、しなががらも、完結してみれば

壮大なものがたりでもあった漫画です。

連載誌(ねこぱんち)で出会ってから何年かしら?

自称「クールでパーフェクトでスマートでエクセレントでビューティフル」でおせっかい焼き。

そんなオードリーのキャラクターが秀逸。

ちょっとおしゃれなタッチの絵も好みだったし、ね。

上の雑誌は、完結を記念した保存版。

私が好きだった、頼ちゃん母たちの、子離れのエピソードも収録されています。

さて、大人買いができるとはいえ、全巻揃えるべきか、この保存版で満足しておくか・・・悩むなぁ・・。
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いい肉の日だから~百姓貴族⑤

2017-11-29 21:35:59 | 読書
ヤボ用のために、一日仕事を休みました。

・・・できることなら、自分のために休みたいものです。

そんな休日だからか、なぜか仕事に行っていたより疲れているという・・困ったもの。

でも、夕方からゆっくりと本を読めたのはラッキーだったかな?

なんせ、今週は大好きな漫画が続々と刊行されているんですもの。

今日は、こちら。

          

『百姓貴族⑤』荒川 弘

もう五巻目かぁ・・ほぼ二年に一巻の割合で発行されているので

毎回、次の巻の発売が楽しみで、楽しみで。

内容は農業に従事していた荒川さんの実体験に基づいたエッセイ漫画。

今巻は、日本学校農業クラブ全国大会取材、獣医さん、害獣問題、農家マズ飯物語などなど。

あいかわらず、大笑いしながらも、いろいろと考えさせられるはなしありで

買ってよかった一冊でした。

それにしても。

荒川家の猫のエピソードはやっぱり、すごいかも・・。

          

そうそう日本学校農業クラブのくだりは、やはり『銀の匙』を彷彿とさせます。

でも。

今回はやっぱり、口蹄疫の話が秀逸。

”獣医師の資格をとっておけばよかった。

 自分の家の牛がそうなったときには・・”

というくだりには、ほろっと。

そういえば今日、11月29日は”いい肉の日”だとか。

宮崎県の「より良き宮崎牛作り対策協議会」が制定。「い(1)い(1)に(2)く(9)」の語呂合せなんですって。

では、せめて今日はちょっとよいお肉を・・と思ったのですが。

結局、買い置きの鶏むね肉になってしまった我が家の夕餉。

もちろん鶏肉もいい肉には間違いないんですけど、ね。
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猫好きにはお勧め!~NNNからの使者 猫だけが知っている

2017-11-10 22:14:54 | 読書
久々に平日に休みをもらいました。

午後からはヤボ用で全面的につぶれるので、午前中は自分の好きなことしかしない!と決めて。

ちょっと前に買った文庫本を読みふけりました。

          

『NNNからの使者 猫だけが知っている』(矢崎 存美著)

この作家さんは、昔から私が好きなタイプの好きなお話を書く方でして。

矢崎さんのお名前に猫でしょ?

・・内容を確認することもなく、買ったのです。

そして、不覚にも『NNN』という言葉も知りませんでした。

NNN=「ねこねこネットワーク」

簡単に言うと。

猫好きの人間に猫を派遣し、飼い猫として幸せに暮らさせるため暗躍している謎の組織。

優良物件として認められた人間は最高のタイミングで猫に遭遇して飼い主となる。

・・う~ん、現実にありそうな謎の組織!

ねえ、ロッシーさん、あなたもその一員なの?

          

完全黙秘、だそうです。

そうそう。

肝心の内容ですが。

「NNN」によって猫を飼うことになる人たちの物語。

もちろん、人間

とにかく猫目線の部分が秀逸!

そして、じんわりと心があったかくなるような読後感。

猫派はもちろん、猫派でなくっても十分楽しめる本です。

・・読み終わって猫の”下僕”になるひとが増えるかも(笑)

寒くなってくるこの季節に、おすすめ!です。
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台風の日は読書三昧♪~晴れたらいいね(藤岡陽子 著)

2017-09-17 22:08:28 | 読書
熊本地方、やっと台風が通過していきました。

・・昨晩作りだめしておいたおにぎりがあるので、家事は手抜きで(笑)

そのかわり、ゆっくりと本を読むことに。

そういえば。

先日買ったこの本の事書いていませんでした。

というわけで、今日の話題はこの本

          

「晴れたらいいね」

現代の看護師”高橋紗穂”が地震に遭遇し、昭和19年のマニラにタイムスリップ!

傍にいた患者であった”雪野サエ”として戦時下を生きる、という小説です。

こういうと、ちょっと荒唐無稽か、と思われますが、これが見事に裏切られます。

南方の激戦地へ紛れ込んでしまった平成の看護師

現代では当たり前の考え方が、通じない世界で、それでも明るくたくましく生き

他の人々に影響与えていくのです。

特に自決用の手りゅう弾を拒否するシーン。

・・・命の大切さと、時代に翻弄される人々が描かれており圧巻。

『山へ行こう 次の日曜・・・晴れたらいいね・・・』

ドリカムの歌が実に効果的に使われているのもすばらしい。

骨太だけど、しなやかで明るい小説。

これはひとえに、主人公紗穂の魅力かもしれません。

できることなら、これは是非ドラマ化、もしくはアニメ化して広めてほしいなぁ。

          

今日のおまけ♪

台風一過、雨戸をあけたら窓際に鎮座まします我が家の守り神さま。
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