特定のチームの選手を多く起用するのはリスクが高い。今回はなるべく多くのチームから選手を起用するつもりだ。そして名古屋枠は3に戻す。そして各ポジションから1人ずつ散らすというのがバランスがよかろう。こういう難しい時期に頼りになるベテランDF秋田、堅実な守りで貢献するMF安英学、そしてスピードスターFW杉本。この3人は確実に先発出場し、ゲームの中で中心的な役割を果たすに違いない。
今節の目玉は何といってもG大阪と鹿島の一騎打ち。ファンタジーサッカーをする人でも、上級者はアラウージョや大黒、遠藤などG大阪の選手、また小笠原、アレックスミネイロなど鹿島の選手をを使っている人が多いだろうから、そちらの方でもおおいに盛り上がりそうだ。しかし、私はまだエントリーリーグ所属で、G大阪の主力選手を起用する余裕はない。鹿島はNGチームだから最初から関係ない。というわけで、その他の試合の様子を見ながら選手を編成する。
【浦和-横浜FM】
あまり考えたくないカードだ。全体の印象としては、主力級にケガ人の多い浦和(トゥーリオ、鈴木、ポンテ、マリッチ)と、チームに勢いのない横浜FMとの戦いという感じ。ただし、浦和のケガ人のうちポンテと鈴木は練習に合流しているというし、マリッチもお面をつけて復帰するかもしれない。また3位でまだ逆転Vもありえるという状況でチームが盛り上がっている。さらに、その流れで埼玉スタジアムにかけつけるファンの熱い声援も無視できない。浦和が有利だ。ただし、私にとって浦和はNGチームなので、浦和からは選手をとらない。したがって、この試合のうちどちらのチームの選手も起用しない。
【川崎F-大宮】
いい試合が期待される好カード。勢いとホームの利をとって、川崎Fが優勢と考えるが、実際には五分五分だろう。前節の大宮は、デイヴィットソン純マーカスとトゥットが欠場したにもかかわらず、藤本がボールを運び、山下がキープし、そして久永がサイドを突破し、素晴らしい攻撃をしていた。この調子を維持しているとすれば、川崎Fにとっては手ごわい相手だ。川崎FよりMFアウグストを起用。川崎FのGK相澤はファンタジーサッカーでは人気のGKで、私も何度か起用してきた。しかし今回は大宮の攻撃力を考慮して起用を見送る。
【神戸-東京V】
「裏天王山」を読むのは難しい。どちらもチーム状態が悪い。かたや神戸は3連敗で、かつ3試合で1ゴールしか奪っていない。さらに前節は鹿島にボコボコにされた。監督はシステムを4バックに変更するといっている。そんな中で三浦アツが戻るのは大きい。一方東京Vも3連敗中で、やはり3試合で1ゴールしか奪っていない。さらに主砲のワシントンが欠場するかもしれない。この試合は予想しがたいが、三浦アツが戻ることで士気が高まると予想できることから、神戸が有利と考える。そして神戸からキーパーソンであるDF(登録)三浦アツを起用。大爆発するか大ブレーキになるか、バクチ性の高い選択だ。
【磐田-柏】
ここも難しい。地力とホームの利を考えれば圧倒的に磐田が有利だが、話は単純ではない。田中が出場停止、前田がケガ、その他も茶野・鈴木・成岡ら主力級の欠場が続いている。それでも4位にいるから、磐田は選手層が厚くて地力があるというべきだろう。一方柏には勢いがある。前節では首位のG大阪を撃沈した。気になるのは明神が出場停止であることだ。私は前節の柏の「金星」が、ラモスという劇薬の効き目と、満員のサポーター(チケット完売)の声援によって生まれたものだと考えている。あの勢いをそのまま維持することは難しいと思う。相撲などの格闘技でよく見られることだが、気合いが入りすぎて動きが堅くなることも考えられる。また、ヤマハスタジアムは小さい。アウェイ席が満席になっても、サポーターの数は限られている。総合的に見て、磐田が有利と考える。磐田からMF太田を起用。
【千葉-清水】
「臨海不敗伝説」はどこまで続くのだろう? 前節で大宮の猛攻をしのいだ千葉の守備陣は好調だ。清水は前節マルキーニョスが大暴れしたが、続けてそれをできるとは思えない。圧倒的に千葉が有利だろう。千葉から守備の要GK立石、DFストヤノフを起用。どちらも前節から続けて。ストヤノフはキャプテンに任命。
【FC東京-大分】
読みにくいカード。FC東京は前節の事故でどれぐらいチームが動揺しているか心配だ。ルーカス本人は順調に回復しているようだが、チームメイトの精神状態も同じように回復しているかどうかは話が別だ。さらに石川の長期離脱も痛い。それにしても石川はケガが多いな。大分は新監督のもとノリノリで、前節は名古屋を粉砕した(嗚呼)。地力はそれほどかわらないと思うので、勢いのある分だけ大分が有利だと思う。大分からFWマグノアウベスを起用。
【新潟-広島】
ホームで圧倒的に強い新潟に対して、調子を落としている広島。いかにも新潟が有利だ。エジミウソンの出場停止も、さほど大きな問題ではなかろう。新潟でポイントを稼いでくれるといえばDF(登録)アンデルソン・リマだ。
ここまできて、あとMFかFWが1人足りない。資金は4240万。どのチームから誰をとるのか迷うところだが、私の結論は磐田のMF村井だ。勝った試合でもそうでなくても比較的安定してポイントを稼いでいる。
というわけで、わが
ケロケロジャンプ春日井は今節4-4-2のシステムでこういう顔ぶれとなった。
- FW:杉本(名古屋)・マグノアウベス(新潟)
- MF:安英学(名古屋)・太田(磐田)・村井(磐田)・アウグスト(川崎)
- DF:秋田(名古屋)・三浦(神戸)・アンデルソンリマ(新潟)・ストヤノフ(千葉)
- GK:立石(千葉)
チーム構成では、名古屋(3)・磐田(2)・千葉(2)・大分(1)・川崎F(1)・新潟(1)・神戸(1)で、合計7チームから選手を起用した。目標は80点。最低でも60点はほしい。