chuo1976

心のたねを言の葉として

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅠ「The Pleasure Garden (1925)  快楽の園」を見る聴く、 『エイガニッキ』SASHI-ハラダ  2020/7/25

2020-07-25 04:22:58 | 映画

ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅠ「The Pleasure Garden (1925)  快楽の園」を見る聴く、 『エイガニッキ』 SASHI-ハラダ  2020/7/25

  ショーの舞台、螺旋階段を降りてくる娘たち、若い娘たち、次から次へと、そして、舞台に、正面で歌い踊る娘、客席で見詰めるスタッフ、お偉いさんたち、バックダンサーの主人公、笑みで踊る主人公、客席の者たちは、誰を、なにを見ているのか、お目当ての娘を探しているのだろうか、真に舞台を見ているのだろうか、一人の娘がやって来た、玄関先、横で見詰める男二人、娘に語りかける、いやらしい目つき、受け止めずに中に入り、演出家の紹介でやって来たと、が、受け付けて貰えずに、そこに主人公の娘が帰りがけ、話しに乗って、今日は私の部屋にと、主人公の部屋の中、大家の老夫婦、ベッド、小綺麗な部屋、やって来た娘も、夢を求めて、彼女にはフィアンセが、主人公に写真を見せて、着替えて、下着姿に成る色っぽさ、そして、階段のはじまりよりして、娘たちの足に視線が、着替える娘二人の足下にも、祈りの主人公、さて、舞台に出向いて、必至に己を売り込む上京娘、まずは見てからと、皆の前で踊り出す、舞台のバックで不安な主人公、娘が踊り出すと、見事に、元気に、皆は目を見張る、これは売れると、こうして娘は売り込みに成功、契約を勝ち取るのだ、これからは私の踊りの時だとばかり、派手な衣装、着飾って、既にスターの座に在る主人公、何処か傲慢、そして、王子に好かれて、皆は噂する、娘の方が上手だと、娘は王子を手玉に取っているのだ、娘のフィアンセが現れて、部屋には主人公が、驚きの主人公、娘の暮らしは派手に、フィアンセのことをどう思っているのだろうか、不安な主人公、何とかしなくては、でも、なにも聞き入れないままに、派手な生活は続く、全てを主人公に託してフィアンセはアフリカに仕事に、その友人の男が、主人公に近づき、言い寄る、男女の駆け引きもなにも知らない主人公は、恋してしまうのだ、いったい二人のどっちが危ういか、男を手玉に取る娘、初な主人公、こうして男の言葉に絆されて、結婚、新婚旅行、イタリアに、そこで、男の身勝手な姿を見て、驚きの主人公、こんな一面があるのかと、不安に、でも、恋が全てを忘れさせてしまう、そして、新婚旅行の後に男は娘のフィアンセの働くアフリカに、だが、そこには愛人である先住民の娘が、前々からの付き合いなのだ、二人戯れて、仕事に来ているとは思えない姿、娘は結局、王子と結婚に、そんな矢先、夫から手紙が主人公に、病に伏せっていて手紙が書けなかったと、手紙が来て嬉しさの主人公だったが、病と聞いて居ても立っても居れずに、夫の元を訪れようと、だが、金が無い、手立てが無い、そこに老夫婦、へそくりを指しだして手渡すのだ、笑みの主人公、こうしてアフリカに、アフリカの街、人々、雑踏、林の中、夫等の住まう屋敷に、訪ねると、病どころか、愛人と戯れているではないか、呆然とする主人公、夫は愛人を追いたてるのだが、絶望の主人公、夫は、苛立ち、不安から、愛人を海に誘って、沈めて殺してしまうのだ、飲んだくれの夫の、不埒、不気味、存在、姿、この普通の何気ない男、その殺気、視線、表情、こうして病とも、酔いとも、多様な現実を彷徨う夫、愛人を幻想の中に見いだし、混乱するばかり、主人公は、助けを求めて娘のフィアンセの許に、だが、まさに、彼こそ病に伏せっている、私が面倒を見なくてはと、必至に介護、命を取り留めて娘の様子を聴くのだが、なんとも答えようのない主人公、居場所の無い主人公、が、狂気の夫が、なにを思ったか、既に、現実と幻の世界が判らなくなっている、主人公に襲いかかる、危機一髪、警察官の銃弾が夫を仕留める、助けられて、こうして、主人公は、娘のフィアンセに惹かれ、彼もまた、主人公に心惹かれて、だが、単純にハッピーエンドだろうか、娘と王子だって、いつまで続くか、娘はいつまでスターで居られる、一時の事、派手な危うい関係、そして主人公、地味な清楚な娘だが、結局、愚かな男に惹かれて騙されて、今、娘のフィアンセと恋に、偶然としか、言い様もない、地味にバックダンサーで働いてきた主人公にしても、娘の様な、夢は見ていたはずだ、スターに成り上がることを、娘の様に叶っても、主人公の如く地味に暮らしていても、やはり、共に、恋の関わりは、危ういのだ、不安、そして、何処に、殺意が、一番の犠牲者は、先住民の愛人では無かったか、ロマンス、ドラマの中の狂気、殺気、姿、表情、視線、視点、カメラは、私たちは、なにを見ている、見るとは、見る事の危うさ、不気味、錯覚、狂気、ヒッチコックの始まりだ、

 

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札幌国際芸術祭

 札幌市では、文化芸術が市民に親しまれ、心豊かな暮らしを支えるとともに、札幌の歴史・文化、自然環境、IT、デザインなど様々な資源をフルに活かした次代の新たな産業やライフスタイルを創出し、その魅力を世界へ強く発信していくために、「創造都市さっぽろ」の象徴的な事業として、2014年7月~9月に札幌国際芸術祭を開催いたします。 http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/about-siaf