９月２６日（木）晴れていて凌ぎやすい気温になった。

少し風が吹いていて気持ちがいい。

今日は午後から家にいないといけない。
９時１５分頃、自宅を出て奈良公園周りの市内循環バスに乗った。
いつもの行きつけの喫茶店で新聞を読んでしばらくしてトイレに行った。
出てくるとどこかで聞いた声がしていた。
なんと久しぶりに見る人です。
「ジャーナリスト・ネット」の画面の「奈良おんな物語」で紹介した森ちふくさん。奈良県では名のしれた詩人で画家で----。確か今年は８３歳になられる。
まだまだ活動のエネルギーで燃えている。

私は膝を痛めてもう仕事する気もなくなったと話したら、やめたらどうするの。あかんといわれる。マイペースでがんばれるところで頑張ればいいという。
昔はある会社のカウンセラーもしておられて----。
いろいろと世間話をしながら、これからの生き方、夫婦のありかたを話して下さる。
私は誰にも話すことができなかったが、雑誌記者時代に遭遇したことをやっとこの人に話すことができた。またこれまでに乗越えてきた諸々も少し話をした。
転職してからのほほんとここまできたように思っておられたようだ。
「あんたもいろいろあったんやんねんな」といわれる。
ありましたね----。けれど１つのことだけ話しただけです。

私の若い時、ペングループを創設してあれこれと女同士の修羅場を越えてきたこと、全部、私のことを知っておられる。けれど転職してからはそう苦労していないと思っておられたようだ。残念ながらいろんなことがあったがそれも私の人生だった。

私はパソコン工房が１時に来られるので１２時に店を出た。
森ちふくさんは「今日は私は何もないからここでゆっくりして帰ります」と、いっていた。久しぶりにお会いしたがまた私は違う刺激をもらった。
外の風と同じように心も心地よい風が吹いていた。