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鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

朝から京都国際学園野球部の記事を作成した。

2008-05-16 10:11:04 | 直言!
もうすぐ創立60周年を迎える。学校全盛期もあったので多くの卒業生がいる。しかし中には日本国籍に変えていると民団の機関紙は読まれているのか分からない。
少しでも役に立てばと思って賛助金要請の案内を掲載した。
雑誌記者から転職して在日韓国人の新聞社に転職したのが42歳の時だった。
何も民族的気質は培っていないのに背中から押されるように転職した。
田舎で育った私、田舎の公立学校を卒業して日本企業に務めていた。だんだん民族から離れているのに親は日本人との結婚は絶対に反対だった。
そして同胞でも政治活動をしている人は絶対に反対だった。
双方の民族機関で活動している人も絶対に反対だった。
それで縁があって夫と結婚した。
食卓はもう韓国料理一辺倒なのに民族気質はだんだん薄れていくようだった。
子どもの就職・結婚で日本国籍に変えていった。
しかし私は何かがあったのだろう。
民族気質希薄だったのに在日韓国人の中で新聞記事を書くようになって1世たちの多くの人たちから教わり2世たちの活動、3世たちの活動を通して分断の歴史を学んだ。国の歴史は日本人もそうだが在日コリアンもしらない。日本の学校教育では避けてきた。何も教えなかった。
私は仕事の中で多くを学んだ。こうしたことの積み重ねで私は日本国籍をとることに躊躇した。
帰化をしようとしていた気持はなくなってしまった。
これは言葉ではうまく表現ができない。
先祖が私を在日韓国人の中で仕事をするようにしてくれたと思っている。
このことで夫が心の中で一抹の思いがあるだろう。
夫の兄弟、ほとんどが日本国籍に変えていったのに私はしない。息子がしたときも私はしなかった。
帰化の気持が1歩進んでもまた2歩後退している。これは口ではうまく言えない。
京都の在日同胞史をたくさん教えて下さったのが今は亡き京都韓国学校の元校長だった。足で歩いて記事を書く私を大事にして下さった。
校長室でコーヒーを飲みながら京都の同胞の歴史をよく話して下さった。
教わったことが私を成長させてくれた。

そんな思いがいつも心の中にあるので思わず皆さんの中でこのネットを見ていれば気がついてくれると信じて案内を出した。

ぜひ近畿大会でも好成績をおさめてもらいたい。夏の甲子園、強豪になるのには合宿練習が必要であるとわかった。なるほどこうした積み重ねが強いチームを作っているとわかった。

今日は空が晴れている。初夏である。
ちょっと休憩をしよう。
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