夫がだんだんまたわがままになってきた。

また大きい声を出してそれくらいしてほしいといっておこっている。
病気で1週間入院していて退院してきてしばらくしおらしかったのにまた昨日あたりからわがままを言っている。
私は今日、現場に入って仕事をしている。
写真の保存などしていると受信メールが入ったものの開くこともできない。そして削除もできないへんてこな受信メールにイライラしているのにテレビで見ていた阪神対ヤクルト戦、ラジオで聞くことになった。
寝る前に自分でラジオをつければいいのに私につけてという。ラジオは目の前にある。とれる位置にある。
それが私はパソコン作業している。
それぐらいすればいいが最初はしょうがないなとおもいながら黙ってしていたが回が多くなるとパソコンの席から立ったり座ったりしてイライラしてくる。自分でできることである。しまいに私は癇癪が落ちて夫に怒っている。
それぐらいラジオのダイヤルを回したり大きくしたり小さくしたりできるのは自分でもできるのに-----。
こんな我儘の父親の素顔を知らないわが息子にものすごくわけもなく腹が立ってくる。
息子たちの家族には父親の方は受けがいい。息子の前ではいい格好する父親、連れ合いには悪い。うちいりの悪い夫の素顔をしらない。私はありままのを出しているので息子は母親のこといいふうに思っていない。こんなことを考えるとわけもなく腹がたってくる。
私は裏も表もない。そのままの性格である。こんなところでささいなことだが男のずるさを見てしまう。
夫にかぎらずどの男もそうなのかもしれないが------。
頭が痛い。目が痛いということで入院、風のウイルスが神経にはいったという。私が考えるのには風邪より食べ物にあると思う。
クジラの刺身になまこになんか私の食べられないゲテモノばかりを買って来ては食べている。生物は気をつけて食べないと口やかましく言っているのに私の言うことなんか聞かない。
私が韓国に言っているときは何を食べているのかさっぱり分からない。保存食を冷蔵庫に入れていくのに食べていない。自分の好きなもの食べているのだろう。体に悪い物ばかり----と思っている。

夫と私は食べ物も違う。趣味も違う。こんな夫婦が長いこと暮らしている。
昔人間の男性、自分で出来ることもしない。
自分で出来ないことは人生にとって不幸である。奥さんにたよらなくても簡単なことは自分のことは自分でする訓練をつけてもらいたい。結婚してからずっと言い続けているがいっこうにする気がない。昔人間だった1世の夫の母親をついうらんでしまう。自分ですることが自分にとって幸せなことかまだまだ気がつかない。男の沽券なんて何の役にも立たないことに気がついてほしい。
退院して2・3日はおとなしかったのにまたわがままを言い出している夫である。