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鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

寒くなってきた。疲れていた体はぐっと寝てしまった。

2006-11-17 16:06:16 | 直言!
12月の始めに紙面の特集があるのでその対応をしなければならないのにぼんやりしている。テレビも久しぶりにワイドショーを見た。芸能人とお笑いタレントの結婚ニュース、その相手に親しい人がコメントを述べていたが話し方が下手だった。別にいい言葉とかいい発想でしゃべるのを求めていない。口の中でもぞもぞとした言い方は聞き苦しい。著名な方だろう。化粧もきれいにしているがもっとはっきりした言葉で話してほしい。
後で男性コメンテーターが補足したので状況が理解できた。
どうしてこんな方をだしたのだろうかと首を傾げていた。人選を間違っている。
久しぶりにテレビを見るとまた私は余計なこと言っている。
私は書くのは好きだが人前で話すことは苦手である。だから講演活動は私に向いていないと判断してひたすら書くことだけにしている。
そんな私が余計なことをまた言ってしまった。

昨日の夜から寒くなった。とうとう電気ストーブを出した。これは夜パソコン入力するときエアコンの暖房だけでは寒いのと夫が寝るときはタイマーにして休む。それでも私は隣の部屋でパソコン入力をしなければならないのでストーブを出した。いよいよ冬到来で年賀状のハガキも気になってきた。
今まで郵便局に予約していたが今年はしていない。予約しなくても買える。そんなことで郵便局に行って購入をする準備もしなければならない。
印刷も格安のところを見つけた。
これまでしていたところより半額、名刺の印刷も半額なので印刷するところをかえることにした。雑誌記者時代からずっとお世話になっていたが半額の差があると仕方がない。

寒いので空気が澄んできた。
高円山の原始林も緑鮮やかに見える。その間に紅葉した木々も見える。
そういえば昨日の御堂筋の銀杏並木も黄金色に染まっていた。
「御堂筋のたそがれに----」と歌があった。
結婚したころに流行った歌だった。
いろんな思いと断ち切って夫と見合い結婚をした。まだまだ私の心の中がふっきれていなかったのか、この歌を聞くと涙がでた。
そしてまたふと思い出した。
昔の記憶はすでに私の中から消えているのに近鉄難波の駅で私を見ている人がいた。私は気持ち悪いなと思って一気にエレベーターを駆け上がった。まだ当時は携帯電話をもつていなかったので公衆電話から電話をすると私の後ろについていた。
驚きびっくりして地下鉄御堂筋線を乗るのをやめて一気に走っていって地上にあがりタクシーに乗った。
この後、ある領事に会うが男性に見られてしばらく私の後ろについていた。私は「もしかしたら『北』のスパイかもしれへん」と本気とも冗談ともつかなく話したらその領事は「そんなことはない。鄭さんを誰かと人違いしているでしょう」と言った。
その領事が帰国されて大方9年になる。それより少し前だったので10年ほど前の秋にさしかかるころだった。1枚仕立ての長袖のジャケットを着ていたから。
そして自宅に戻って3・4日過ぎて気がついた。
若いとき少し付き合った人だった。あの人だった。
やっと思い出した。
そして私は彼が見ているときに彼とわからなくてよかった。
これでよかった。と思った。
お金は何もないがそれなりの家庭を作ってきたのでわからなくてよかった。
心底そう思った。見えない先人がそうしてくれたと思っている。
そんなことを御堂筋の黄金色の銀杏並木を見て10年前のことを思い出していた。
この御堂筋から心斎橋に向ってタクシーに乗ったことを思い出した。
カメラを持っているのでとろうかなと思ったがカメラ専門家のKさんに見られたら恥ずかしいと思ってやめた。照れくさい。カメラは得意でないので恥ずかしい。

今日と明日は自宅で仕事、日曜日はまた現場がある。京都も行楽シーズン、人でいっぱいである。
そうそう奈良の正倉院展は11月12日で終わった。
およそ毎日市内循環バスにのるのでバス会社の人とは大方顔見知りである。
その中の1人の人が言っていた。
「正倉院展が終わった。ほっとしている。あんなもん1年中続くと死んでしまうわ」と言っていた。それほど現在バスに乗車される近郊からこられる観光客のマナーが悪くなってさらに奈良市民に迷惑をかけている。

けれど奈良市民の若者ももっと悪い。
昨日、12時過ぎに近鉄奈良駅から難波行き急行にのった。
大和西大寺からのってきた20歳前後の女性が大きい鏡を出して私の斜め向かいで化粧をし出した。マスカラを何回も重ね塗りをしている。
しかも髪の毛をクリップで上げている。もう自分の部屋で化粧しているそのもの。アホ丸出しである。
私は生駒に着くころに注意をした。
「マスカラの匂いが電車の社内でこもるからやめて」と言ったら最初は「フン」といったがやめそうにないのでもう1度注意をすると「このマスカラ上等だから匂いなんかしない」と屁理屈を言った。
「それは屁理屈」と注意するとまた文句を言ってくってかかった。
私の隣に座っていた年配の男性が彼女に聞こえよがしに「あんなもん、いくら言うてもいうこときけへんわ」と言ったので私はだまった。周りの視線が彼女にそそがれているのに布施でおりるまで化粧していた。この間携帯がなった。優先座席に近いところなのに平気で電話をしていた。
後ろにいた車掌がみるに見かねて注意をしようとして車掌室から出てくると電話を切った。目先のことししか見えていない。要領だけいいのである。マナーが知らなくても要領だけいい社会の風潮をこの何年もの間に作ってしまった。
その彼女を見ていた隣の年輩の婦人は私に「西大寺からずっと化粧していて携帯でも話している。あれは家庭教育がなっていませんわ」と鶴橋駅になってから私に話した。
これまで私も家庭教育と思っていたが学校教育にも問題があると思った。大学入試センターのためだけ授業を行なってきたことが社会問題になっている。
国の学校教育、偏差値の導入、有名校の大学進学に追いやってきた。
教師の運動も多くあった。これがよかったのか悪かったのか私は懸念をする。
人間教育、真っ白な無垢な子どもたちを受験戦争においやった社会の責任と学校現場の責任が問われる。教師の量より質が問われる。
教師も偏差値導入の中で進学をしてきた。この責任は大きい
偏差値は自己中心性の人間性を作ってしまった。
私さえよければという気質をつくり一般社会の常識を欠如させて屁理屈を言う。弁解をさせる学校現場になり家庭になった。
民主主義は言論の自由は教えた。それがはき違えて屁理屈、弁解しかできない大人、子ども、教師の間もそういう風潮、さらに社会もそうしてきた。
昨日、平気で化粧して布施駅で下車した不細工な最低な女にそう思った。
自分では人前ですることは格好いいと思っているからできるのだろうがあの格好、まわりは軽蔑の眼で見ている。段取り、準備の出来ない算数の引き算ができないアホ丸出しをさらけ出しているのである。

そんなことで昨日1日のいろんなことに遭遇した。
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チンシムロカムサハムニダ! (ヨボセヨのヨ)
2006-11-17 21:55:58
1530字に及ぶ「1000字文」民団新聞記事拝見しました。
羅駐日大使・鄭民団中本団長が参席のワッソ記事のほうが
カラーでトップ記事とばかり思っていたら、なんとチョンさんの
執念がワッソより3倍もでっかい記事、そして一面トップ題字
「今週の読みどころ」にも。東京編集室の韓日文化草の根
友情交流に光をあててくださり心より厚く御礼申し上げます。
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Unknown (鄭容順)
2006-11-18 07:31:24
私でなくてめ編集局のスタッフのお陰です。いろいろ都合があるのに文化面になりました。美しい千字文の写真はカラーの法がいいと判断されたそうです。
この記事を見て「千字文」の緞帳にチャレンジして百済門の緞帳に寄贈して下さる方がおられることを念じています。百済門だから千字文の緞帳が生きましたから。
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