鄭容順の直言!

日頃気が付いたこと徒然に。

このテレビはサバンナ八木の家族と相方です。

2008-08-09 15:45:29 | 直言!
昨日は3時に神戸元町に着かないといけない。神戸は思っているより遠い。2時間半の所用を考えて外出の身支度をしないといけない。
そして昨日は郵便局によって振り込む作業をしないといけない。
それに銀行にも寄らないといけない。8日の夜から11日朝まで銀行のキャッシュコーナーも使えない。それに国民保険の支払いもしないといけない。気がせいた。10時にバソコンを閉じて残っている味噌汁にありあわせの具を入れて卵丼を作って早い昼食をした。テレビをつけた。
サバンナ八木・高橋がテレビの画面に出てきた。
そしてなんと実家に行くと言う。
京都府の井手町である。
画面を見ていると「おかんがいる」「おとんがいる」と話す。
これはちょっと見ようと思って画面をそのままにして見ていた。
本当に画面に出てきた。
昔、お母さんが幼稚園の先生をしておられて子息の長男ができたばかり、産休をとっておられたときにお祝いを持っていった記憶がある。そのときの家はこんなに大きくなかった。あれからの長い年月、家を建て替えられたらしい。
大きい家である。前に畑もある。
お母さんの八木先生は定年退職をして悠々自適の生活をしていると同僚だった先生から聞いている。はつらつとして悠々自適の様子である。
おとうさんの八木君、高校時代の同級生である。八木君もJRを定年退職してこの人も悠々自適の生活のようである。
年月は経て17・18歳の八木君は人生を大分生きてやはり年相応になっていた。テレビを通しての初めての再会である。同じ年だから還暦も過ぎていてそれなりの年になって当たり前である。
しかし笑った顔はあどけない高校時代の顔だった。
やはり子息のサバンナ八木さん。顔の中はお父さん、骨格はお母さんだった。私の思っていた通りだった。
そして子息が言う。
「おとん。おしゃれやで」と言う。
昨日は目立たない格好しておられたので息子は気を使ったのだろうか。
私も同調して言ってあげる。
「おしゃれやった」と。
可愛い顔におしゃれで目だっていた。
可愛いのに八木君の好きなタイプはおませで時代の先端を行く女子生徒だった。
付き合っている人がいた。私の同じクラスの人だったが普通の高校生、どちらかというと暗いほうだった。それがまた同じクラスで時代の先端をいっていた彼女に心がむいた。これを知ったまた同じクラスの女の子は八木君と待ち伏せをして「どうして○○をふって○○にいくのか。○○がいいよってきたから」と言う。
そのときの八木君は純情だった。
しかし男だった。何も言わず黙っていた。
私はたまたま金魚の糞みたいな一緒に行ってその光景を側で見ていた。
八木君は時計を見て「ジーゼルの時間だから」と言って一目散に木津駅に駆けて行った。私の青春の1コマとして残っている。
おしゃれだった
あのころのおしゃれは学生ズボンの裾を広げたラッパズボンだった。もちろん校則違反だった。その下から見える靴下、八木君は緑や赤色の靴下を少し見えたのがおしゃれだった。もちろんこれも校則違反だった。
せいぜい校則違反と言ってもこれくらいだった。
学生鞄を横脇に抱えて歩くのがおしゃれの1つだった。
八木君もそんな風にして鞄を持っていた。

校舎の窓から女子生徒は八木君の姿を追いかけたものだった。
そして同じクラスの○○も普通に年を重ねた。今は町で福祉ではなくてはならない人になっている。
時代の先端をいっていた○○は10年早く生まれというのかまだまだ彼女の生きかたに反発のある時代に結婚して子どもも産んだ。
波乱に富んだ人生になった。
最近彼女と会うことが何度かあった。
八木君の子息の話しをしたときに「あんたら私に責めていたけどあれは八木君から『好き』と言ってきたのやで」と話す。
純情で無垢だった私たちのあの頃、恋ごっこの駆け引きなんて分からなかった。
そんなことだったのかとまた知ることになった。
そして八木君が何も言わないで黙っていた姿は男らしかった。恋をするとこういうことだったのかとまた年を重ねて気がつくことになった。

先日、八木君のクラスメイとに会って子息の話をすると知らなかったようだった。八木君はJRを定年退職して畑を作って気楽な生活をしていると話していた。みんな年を重ねている。
おかあさんの八木先生も同じ年である。
私の息子が市立小学校附属幼稚園に通うとき年長組の担任だった。
人生めぐりめぐってこうしてまたテレビで再会している。
懐かしい。思わずテレビの画面を写真に撮った。
1960年4月から1963年3月まで過ごした高校時代、懐かしい。物もなかったが夢と希望があった。明日がいつもあった。
今は八木君、年を重ねて年相応になっていたが高校時代のあどけない笑顔を思い出していた。
さて○○子、昨日はテレビをみていただろうか。
高校時代の八木君を知っている人は画面を見ていると懐かしく見ていただろう。
ごめん。サバンナ八木さん。お父さんばかり見ていました。
それにしてもすき焼きも畑の西瓜もおいしそうだった。どちらも八木君が作ったものです。

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