クロムの備忘録的ダイアリー

定年後の日々の楽しみや関心事、具体的には写真、カメラ、観る将あるいは投資の話題などを綴っていきます。

ケアシノスリ撮影

2022年01月21日 15時43分59秒 | 野鳥
1/3にコミミズクの様子見にポイントに行ってみると珍しい猛禽がいるということで詳しそうな人に聞いてみるとケアシノスリということでした。
その日は様子見ということで野鳥用機材を持参していなかったので翌日以降何回か撮影に出掛けてみました。

初めて見るケアシノスリは全体に白さの目立つ美しい猛禽でした。
ノスリに似ていますが尾の横縞が特徴だそうです。


ケアシノスリは日本では主に冬鳥として北日本や日本海側を中心に飛来するが、個体数は少ないそうです。


ケアシノスリはよくホバリングしながら野ネズミなどを探しているようでした。
ホバリング中は名前の由来になった足の羽毛がよく見えるシーンがありました。



枝の上に止まって周囲を見渡していました。


ときにはカラスにモビングされることもあります。

ノスリ、ケアシノスリ、トビがニアミスしました。
関東まで来ることは稀だそうですので、一日でも長く滞在してほしいものです。

石垣島旅行その6

2022年01月20日 08時18分12秒 | 旅行
竹富島から石垣島に高速船で戻りました。
昼食後、雨が激しくなってきたので車で石垣島鍾乳洞に行きました。

入り口は竜宮城のような作りです。


内部は暖かく湿度が高いのでレンズが曇ってしまいました。


内部は思ったよりも広かったです。


日本唯一という鍾乳洞内でイルミネーションがあります。


出口近くにあるトトロ鍾乳石。確かに似ています。



鍾乳洞見学後、日本最南端のお寺である桃林寺(とうりんじ)に行きました。
桃林寺は臨済宗妙心寺派の禅寺です。


南国風の山門。内部には素朴な仁王像が安置されています。



桃林寺の隣には権現堂があり、熊野権現が祀られています。


ウサギが彫られています。


最後にバンナ公園に行きました。最上部にはエメラルドの海を見る展望台があります。


あいにくの天気だったので、きれいな海は見られませんでしたが、眺めは良く、竹富島が見渡せました。
こうしてみると小さな島だと感じます。

バンナ公園は広大で南国の植物も茂っていました。

これで石垣島方面旅行の旅行記は終わりです。
機会があればまた別の島に行ってみたいと思いました。

石垣島旅行その5(竹富島レンタサイクル)

2022年01月19日 13時00分47秒 | 旅行
観光3日目は竹富島を再訪しました。
今回はレンタサイクルで島の主要部を巡ることにしました。

石垣島8:30発の高速船で竹富島まで15分程度で到着しました。
船着き場近くには水牛車やレンタサイクル業者のバスが並んでいるので、希望の業者に申し込み出発地まで運んでもらいます。この日はレンタサイクル竹富という個人業者に申込みました。

集落南側にあるレンタサイクル店までマイクロバスで移動し、そこから自転車で北にある集落中心部を中心に見学。その後島の西側の西桟橋、コンドイ浜というルートで回ることにしました。

北方向に移動し最初に見掛けた民家。空き家のようでした。



仲筋井戸と水道記念碑。
1976年に石垣島から海底送水が引かれるまでは飲料水として使われていました。


関係者以外立ち入り禁止の札が書かれた鳥居のある仲筋御嶽(サージオン)。
帰宅して調べると御嶽(オン)とは沖縄本島ではウタキまたはオタケといい、精神的、宗教的に神聖な場所です。竹富島には28箇所あるそうです。
仲筋御嶽には仲筋村の氏神・新志花重成(アラシバナカサナリ)と渡来先の沖縄島から招かれた神がまつられています。アラシバナカサナリの飼い犬が干ばつにも関わらず尻尾を濡らしていたことから前述の仲筋井戸が発見されたとされています。


集落の中心部にあるなごみの塔からの風景。
なごみの塔は老朽化のため、最上部には登れませんでした。


なごみの塔のすぐ隣りにあるあかやま展望台はコロナの影響か、休館でした。
そのため残念ながら高所から家並みを撮ることは出来ませんでした。


集落内の建物は石垣(グック)で囲まれており赤瓦の屋根にはシーサー、建物の正面にはマイヤシが立っています。


マイヤシとは目隠しの石積みのこと。


シーサーは中国由来の魔除けで普通はオス一匹か雌雄のペアである。
シーサーは屋根裏の熱気を抜く換気孔の雨除けの働きもしている。

観光客用の白いシーサー。



集落内の道は白砂が敷き詰められています。



石垣とブーゲンビリアはよく似合う。


時々、観光客を乗せた水牛車と出会います。





旧与那国家住宅。
竹富島伝統的建造物群保存地区の中心的建物で国内最西端の重要文化財。
建物の礎石にサンゴが使用されていました。


竹富島・西桟橋
復帰以前は松をくり抜いた船や帆船で西表島まで渡り稲作をしました。
稲作の間は由布島で寝泊まりしました。
竹富島はサンゴ礁の隆起で出来た島のため稲作には不向きですが、江戸時代は年貢米を納める必要があり、上記の通り西表島で米を作り納めました。
近年は漁のための船着き場としての利用。




最後にコンドイ浜に行きました。
広々としたエメラルドグリーンの海と白い砂浜が広がり開放感に溢れとても美しかったです。







2時間半ばかりのレンタサイクルによる竹富島のプチ探検でしたが、どこかなつかしい南国の美しい景色が堪能できて良い思い出ができました。

石垣島旅行その4

2022年01月18日 09時15分05秒 | 旅行
ヤエヤマヤシ群落見学後、日本百景の川平湾(かびらわん)に向かいました。
川平湾はエメラルドグリーンの海と白い砂浜でよく知られています。



ここではグラスボートに乗りました。
水の透明度はスタート地点のの汽水域では少し濁っていますが、沖合の海水域では高くなります。


サンゴ礁と熱帯魚の群れが観察でき、ちょっと感動しました。
写真はレタッチで青みを除いています。


川平湾の後は御神崎(おがんざき)にも寄ってみました。


高台の灯台の前に紺碧の海が広がり、回りはアダンとクサトベラの群落に囲まれていました。

アダンの実。中心部は食べられるそうですが、甘みは少ないそう。


熱帯、亜熱帯の海岸で自生するクサトベラが茂っていました。



名蔵湾は野鳥の宝庫ということなので寄ってみたのですが、ヒルギが生い茂る中にダイサギがいるのが見えた程度でした。


あとは橋の手すりの上にツバメがいました。



最後に唐人墓に寄りました。
ここは1852年に起きた悲惨なロバート・バウン号事件の犠牲者の慰霊のために建立されました。


痛ましい事件を鎮めるかのような前面には穏やかな海が広がっていました。

石垣島旅行その3

2022年01月17日 05時59分33秒 | 旅行
観光2日目は石垣島をぐるりと一回りドライブしました。
コースは石垣島を反時計回りに玉取崎展望台→平久保崎灯台→吹通川のヒルギ群落→米原ヤエヤマヤシ群落→川平湾→御神崎→名蔵湾→唐人墓です。


最初に向かった玉取崎展望台は駐車場から歩いて2、3分で赤瓦屋根のある展望台に着きます。



左手には平久保半島と碧い海が広がっています。

駐車場へ帰る途中にジョウビタキを見かけました。

石垣島の北端にあるのが平久保灯台です。三方をエメラルドグリーンの海に囲まれており、眺望は最高です。
灯台の目の前に小島があり、白波が左右に別れていいアクセントになっていました。


灯台の右側には碧い海と浜辺が続いていました。



短時間ですが吹通川(ふきどうがわ)のヒルギ群落に寄ってみました。
駐車道から簡単にマングローブ群落に降りていくことができます。
ガイドに付いてカヌーツアーに出かける親子も見掛けました。



国天然記念物のヤエヤマヤシが自生しているのが米原ヤエヤマヤシ群落です。
入り口の駐車場から10分ほどで着きますが、途中は熱帯のジャングルのような風景が広がっています。



ヤエヤマヤシは石垣島と西表島のみで自生する1属1種の固有種です。
樹高15~20m、直径30cmに達します。