銀閣寺を後にして哲学の道沿いに南に下りました。季節柄、所々には梅が咲いています。
最初に法然院を見学しました。その名の通り、浄土宗宗祖法然が弟子と営んだ草庵が元となっている小さな寺院でした。
入り口の門をくぐると白砂壇と呼ばれる砂の間を通り境内に入ります。この砂壇は水を表し心身を清める意味があるそうです。
建物には雅楽か何かを舞う男が描かれた衝立が置かれていました。
次に大豊神社に寄りました。この神社は宇多天皇の病気平癒を願って建てられたものです。
特に末社の大国社の狛鼠、日吉社の狛猿、愛宕社の狛鳶がそれぞれの神のお使いとして有名です。
次の熊野若王子神社は後白河法皇が熊野権現を勧進して建立された神社です。
去年熊野古道を歩きましたが、後白河法皇は熊野詣を34回もしているので、一際信仰が篤かったのでしょう。
境内には鯛を抱えた恵比寿様が祀られていました。
次に永観堂(禅林寺)を見学しました。永観堂は浄土宗西山禅林寺派の総本山です。
みかえり阿弥陀と呼ばれる、首を左に向けて微笑みを称える珍しい仏像で有名です。
今回の旅行で是非見たかった仏像ですが、厨子に納められた小さな像でした。
永観堂はみかえり阿弥陀のみを目当てに行ったのですが、庭園や堂宇や門、それに多宝塔もあり見所の多い大きな寺院でした。
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