実は昨日、露天風呂へ行く途中で、友人Fが完璧な姿の蛇殻を見つけたの。どこも破れてなくて、頭から尻尾まで、まだ適度に水分が残ってるようなやつ。あまりに見事なお姿なので、帰りにそっと部屋に持って帰ったの。
ところがレストランで夕食を終えて部屋に戻ってみると、布団は敷かれていて、蛇殻は無くなってる。「ごみ箱の上に置いといたからかなぁ…」と彼女は言うけど、ごみ箱のごみは捨ててないからヘンだ。「それとも縁起が良いから、取られちゃったのかなぁ…」と別の友人。
そこで、チェックアウトの時にフロントに聞いたら、お部屋係が布団を敷いたとき、その蛇殻が布団の間から突然飛び出てきたように見えたとの事。そこで、「客室に蛇がいる」となると大問題なので、そっと持ち帰って支配人に預けたのだそうだ。事情がわかり、蛇殻は無事に友人の手に戻った。メデタシ、メデタシ。
温泉のバスで町まで送ってもらって、午後は車で宇奈月温泉へ。ここでは足湯につかってみたが、かなり熱めのガマン大会。数分で足が真っ赤になる。ここの源泉は90度以上なので、冷たい水も一緒に流しいれているのだが、まだまだ熱いのダ。
夜は町に戻って、町中のすし屋へ。ノドグロの塩焼きは絶叫すべき旨さだった。
やっぱ、田舎はいいなぁ…。