「TOKYO物語」の音取りも順調に進んでご同慶の至りです!
先日練習した「お祭りマンボ」。テンポが速くてなかなか難敵でしたね。この曲は、美空ひばりさんの楽曲で、作詞作曲が原六朗さんです。
原さんは日本橋ご出身で明治大学卒業。在学中から服部良一さんの内弟子となり、モダンなイメージの曲を作りました。ご自身でもアルトサックスを演奏されたそうです。
原さんご出身の日本橋(神田界隈)とその当時流行したマンボ(キューバのダンス音楽だそうです)が見事に融合した「お祭りマンボ」は、昭和26年、美空ひばりが14歳のときに、本邦初の女性歌手による歌舞伎座公演で演奏されました。
「美空ひばりの会」と題されたこの公演は「伝統ある歌舞伎座の舞台に女の流行歌手が乗るなんて言語道断」「もし舞台に上がるならそのあと削りなおせ」という守旧派の大反対がある中で実施され、結果的には大成功をおさめたそうです。

公演は三部構成で、第1部はミュージカル「マッチ売りの少女」、第2部が「橋弁慶」(牛若役:ひばり、弁慶役:市川段四郎)、第3部が歌謡ショーだったとのことで、お祭りマンボはたぶんこの第3部で歌われたのでしょうね。
歌舞伎座は空襲で焼失しましたので、ひばりの会が行われたのは前年にこけら落としが済んだばかりの新装なった歌舞伎座でした。新しい建物に、新しい風を吹き入れたとも言えますね。
こちらはひばりさんが出演された歌舞伎座の後継建屋、さらに新しい歌舞伎座です。うしろがビルになっています。

(無料提供画像です。)
なんといってもこの曲は歌詞が楽しいですね。途中「火事は近いぞスリバンだ」という文言が出てきますが、これは火見櫓に設置された半鐘が、カンカンカンカンと連打されている状況=すごく近くで火事!=スリバン(摺り半鐘)、ということを意味しているそうです。現場の遠近によって打ち鳴らすリズムやテンポが決められていたようです。
それにしても、ひばりさんはスゴイですね・・・。14歳で歌舞伎座公演座長! 本邦初!
ちなみにこの曲は東京メトロ神田駅の駅メロです。
先日練習した「お祭りマンボ」。テンポが速くてなかなか難敵でしたね。この曲は、美空ひばりさんの楽曲で、作詞作曲が原六朗さんです。
原さんは日本橋ご出身で明治大学卒業。在学中から服部良一さんの内弟子となり、モダンなイメージの曲を作りました。ご自身でもアルトサックスを演奏されたそうです。
原さんご出身の日本橋(神田界隈)とその当時流行したマンボ(キューバのダンス音楽だそうです)が見事に融合した「お祭りマンボ」は、昭和26年、美空ひばりが14歳のときに、本邦初の女性歌手による歌舞伎座公演で演奏されました。
「美空ひばりの会」と題されたこの公演は「伝統ある歌舞伎座の舞台に女の流行歌手が乗るなんて言語道断」「もし舞台に上がるならそのあと削りなおせ」という守旧派の大反対がある中で実施され、結果的には大成功をおさめたそうです。

公演は三部構成で、第1部はミュージカル「マッチ売りの少女」、第2部が「橋弁慶」(牛若役:ひばり、弁慶役:市川段四郎)、第3部が歌謡ショーだったとのことで、お祭りマンボはたぶんこの第3部で歌われたのでしょうね。
歌舞伎座は空襲で焼失しましたので、ひばりの会が行われたのは前年にこけら落としが済んだばかりの新装なった歌舞伎座でした。新しい建物に、新しい風を吹き入れたとも言えますね。
こちらはひばりさんが出演された歌舞伎座の後継建屋、さらに新しい歌舞伎座です。うしろがビルになっています。

(無料提供画像です。)
なんといってもこの曲は歌詞が楽しいですね。途中「火事は近いぞスリバンだ」という文言が出てきますが、これは火見櫓に設置された半鐘が、カンカンカンカンと連打されている状況=すごく近くで火事!=スリバン(摺り半鐘)、ということを意味しているそうです。現場の遠近によって打ち鳴らすリズムやテンポが決められていたようです。
それにしても、ひばりさんはスゴイですね・・・。14歳で歌舞伎座公演座長! 本邦初!
ちなみにこの曲は東京メトロ神田駅の駅メロです。