ちょいちょい日記

ちょいちょいくらいが
ちょうどいい。

毎度のことですが都合により会社名は出せません。

2011年09月29日 | Weblog
先日友人に誘われ、以前このブログでも何度か登場した
オラが町ナンバーワンの会社の工場見学に行ってきたわ。
小さなバスで出発よ。


到着。





錫を中心にテーブルウェアなどを作っている会社で、
ここ最近は帰省時、特別な友人へのお土産は絶対ここの商品と決めているの。

まずは工場に入る前に室内で、数年前NHKで特集された会社のVTRを見る。
小学校5.6年生用に製作されたものなので内容がすごくわかりやすい。

それを見終えたら次は社長のお話。

もともとは仏具や茶道具を中心に作っていた会社が、どうやって今のような形に
なったかなど、「あれ?それ喋っちゃっていいの?企業秘密じゃないの?」って
ことまで楽しくお話ししてくれたのだけど、結局自分の会社に自信があり、
尚且つこの町の産業をなんとか復活させたい思いからきてるのよね。

自分たちがいろいろな壁にぶつかりながらも海外進出まで
こぎついたのは、このあとに続く他の会社や若い人たちの轍に
なりたいと思ったからだという社長の思いに感動すら覚えたわよ。

ホント成功している人の話を聞くのはためになるし何より楽しいわ。
深イイ話に出たときのさらに深イイ話など、ここじゃなきゃ聞けないお話も
魅力的でした。

で、社長のお話が終わると工場へと移動よ。

ちょうど工場内では鋳型に錫を流し込む作業が行われているわ。



高周波の電気炉で1000℃になった錫を、



型に流し込む。


その型もただの型じゃないのだけど、説明が難しいので割愛。


次は先ほどの型を冷まして取り出した物を
磨いたり模様をつけたりと加工しているところを拝見。



こんな人や、


こんな人。


こんな人とか、


こんな人たちがもくもくと作業なさっています。

アド街ックっぽく
パティ・オースティンのKISSでも流しながら一人ずつ紹介したいところだけど
皆さん真剣に作業されているから「はいポーズとってー」なんて
勇気がなくて言えなかったわ。

で、一通り見学させてもらったらまた最初の部屋へ入り社長に質問ターイム!

以上で見学終了。

帰りに見学記念にノベルティをもらえるのだけど、今回私達が第一回目の見学で
まだノベルティが完成してなかったの。
なので後日送ってもらえることになりまスタ。

帰りはバスでここのアンテナショップに寄り、全員お茶のサービス。

もちろん商品でもある錫の器でいただきます。




レモンジュース。氷もレモンジュースだったわ。




伝導率がいいからとっても冷たくてウマー。



ちなみにこちらの商品のぐい呑みで日本酒を飲むと
猛烈にまろやかになるんだって。なんか錫の特性でそうなるそうな。
まー私日本酒飲まないので買う予定はありませんが、一度飲んでみたい気もする。
Rちゃん、もし購入した際は一度味見させてください。


今回愛知から参戦の学生君が持ってきてくれたお土産をみんなでいただく。


大口屋の餡麩三喜羅。

君、気が利くね!


ってホントは会社の方たちに食べてほしかったんだろうな。

社長の奥さんが気を利かせて皆さんに分けてくださったけど。

どうでもいいけど彼、法学部の4年生なんだって。

「んじゃ弁護士になるの?」って聞いたら

「最初はそう思ってたのだけど、なんか違うなと」

なんて言うから、

「そうなの?じゃーここで雇ってもらっちゃえば?」

といい加減こと言ったら

「実はそれもちょっと思って・・・」



(´-ω-`)ほう。



来年あたりまた見学ツアーに行ったら彼いたりしてな。

人生なんて何があるかわからないし、案外流れに身を任せたほうが
いいことってあるものよ。

なーんてエラソーに言ってみたりして。
でもこれホント。


その後、解散となり電車で来た彼は愛知へと帰って行ったわ。


元々私達はその日、私の家のインテリアの相談をするために
午後から会う予定だったのだけど、急きょ午前中工場見学に行くことになったの。

なので見学を終え、こちらのカフェでそのままランチしながらの打ち合わせを
しようと目論んでいたのだが、実はこのカフェ、この日は定休日だったのよ。
工場見学者にお茶を飲んでいただくために開けていたってわけ。

困った私達。ランチってもこのあたりパッとした店なんてないのよ。
ちょっといい店はいつ行っても繁盛しすぎて入れないし。

この町はすごく一人勝ちが多いのが特徴。
確かに美味いところは美味いが、微妙なのに大繁盛ってのよく見かけるわ。
あとね、ランチが高い。「え?これで1500円もとるの?」ってとても驚いたわ。
吉祥寺だって1500円も出したらもっといいもん出てくるぜってマジで思ったわよ。
まーその辺いまだにしっくりきてないけど、その分日常生活における買い物が
安くて美味くて新鮮だからよしとするか。

と話はそれたが、図々しい私たちはお店の方に何でもいいからランチを作って
もらうことにしたわ。

定休日だからある材料でしか作れないけどそれで良ければということっだのだけど
もちろんOKよ!
こんなワガママを聞いてもらえるのもこのカフェをデザインした友人のおかげよ。



   
無理矢理ランチ。ゴマアイス。

ちなみにこれで700円は納得価格。

その後2時間近く居座る私達。

きっとお店の方は困っておられたでしょうね・・・。

しかしおかげでとても有意義な時間を過ごすことが出来たわ。

私が提案したインテリアを

「古い!!」

とバッサリ切り捨てられたのには笑ったわ。

ホント確かにその通りよ。言われてみれば昔流行ったわねって感じだわ。
こういうのって言われなきゃわからないし、きっと彼女に相談しなければ
そのまま通ってたと思うからハッキリ言ってもらって本当に良かったわ。

たまーにハマトラ(死語か?)っぽいオバサンとか見ると
「あーあの人20代で止まっちゃってるんだなー」って思ったり。
でも本人自覚なし。正にそんな感じだったわ私。危ねーぜ。

この調子で私を正しいインテリアの道へと導いてください。
この場を借りて今一度お願いするわ。

ってまた話がそれたけど、

何が言いたいかと言うと、いや、別に何が言いたいわけじゃないけど
充実した一日だったってことよ。


で、次はこっちのほうの工場見学に



行きたいと本気で思っておりますが、どなたかご一緒いただけません?






天使とモーニング。

2011年09月28日 | Weblog
三連休が終わったと思ったらもうすぐ10月ねぇ。早いわぁ。

三連休が短い期間で二回ありましたがみなさんいかがお過ごしだったかしら?
私は後半の3連休、以前ブログでもちょこっと触れた義弟Y君の結婚式に出席してきたわよ。

花嫁さんの出身地である福井県での挙式だったので、
choi家御一行様はバスで向かったわ。

子供たちはいとことプチ旅行気分でテンション高いし、
大人たちもこれから始まる祝い事にみんな幸せそう。

天気もよく無事時間前に神社へ到着よ。

バスから着物やら何やらと荷物を降ろしているとジジが、




「おい、ワシのモーニングはどこだ?」




(。-ω-。)?




一瞬止まった私、義母、義姉。




次の瞬間一斉に、




「エェェェェェーーーッ?」




「パパ、自分のモーニングいれんかったの??」



「知らん。どこにあった?」



「和室の鴨居にひっかけといたやないかー」



「ハッ!そうなんか?ワシはてっきり積んでもらってあると・・・」



「アンタ、あの状況(朝の慌ただしい)で自分のことくらい
自分でせなぁ!!せっかく一式用意していたのに・・・ハァァ」_| ̄|○ ガク

義父より落ち込む義母。



と、到着2分後にはこんなことになっていたのだが、

「お義母さん、とりあえずレンタルあるか聞きましょう!!」

と式場の方に聞くと衣装屋さんに連絡を取ってくれ、無事モーニングを借りることが出来まスタ。

にしてももったいない。モーニングなんて一生のうちそうそう着るものでもないし、
おそらくすごくいいものだっただろうに。



落ち込む義父に、


「お義父さん、幻のモーニングになっちゃいましたね・・・」

と塩を塗りこむ私。


「くーーーっ!」

と悔しそうな義父。


それを見て爆笑する親戚。



いやいや、いかにもこのファミリーらしくていいよ!


なんのフォローにもならないけど。


しょっぱなからこんな感じで始まった結婚式。
式は神社で粛々と執り行われたわ。



三々九度の間、絶対1号心の中で
「何回やるんだよっ!」って突っ込んでるなーと思ってあとで聞いたら
やっぱりそうだったわ。

式が終わると、今度は花嫁と花婿がお菓子をまきます。



バームクーヘンとかどら焼きとかスナック菓子とか。

建前みたい。

これ楽しかったなー。




それらが終わると披露宴よ。


友人にさぞかしゴージャス(松野)なんじゃない?と言われていたが、
決してそんなこたぁーございません。



今回挙式したパパの弟。

私とパパが付き合いだした頃家族の話になり、

「弟君ってどんな感じ?やっぱり似てるの?」

と聞くと、

「そうだなー、一言でいうと天使みたい」






( ´゜д゜)ハイ?「天使??」




「そう。性格もすごく優しくてなんてーかホント天使みたいなんだよ」



そう堂々と言い切る彼に正直ドン引いたものよ・・・。


まぁそれからしばらくして彼の実家へ行ったりお姉さんに会ったりして
みんなが口を揃えて言うのは


「Y君は我が家の天使だから」





ガク((( ;゜Д゜)))ブル



なんちゅう気持ち悪い家族だ・・・





正直ずっとそう思っていたわ。
「そうは言うても、所詮若い男子っすよ?天使でばかりじゃぁいられません!
家族の知らない悪魔のY君だって必ず存在するんですっ!!」ってな。


Y君は大学も遠かったし卒業後はまた違う院に行ってしまったので
ホントなかなか会うことがなかったのだけど、それでもやっと初めてお会いしたとき
私は思ったわ。










「あれ?ここに天使がいるよ?」









もう完全に思いました。



何がどうなの?って聞かれたら上手く言えないのだけど、彼はホントに天使のような人なのだ。
じゃー天使ってどんなんだよ?って聞かれてもそんなもん見たことないからわからん!なのだが。
おそらく彼が「神さまみたい」ではなく「天使みたい」だと言われるのは兄、姉とも年が離れ
家の中では一番小さな存在だったからであり、また、強烈な個性と思想を持つその他の家族とは
明らかに人種が違うからってのもあるね。


そしてそんな天使Y君が見つけたのは白衣の天使だったわ。


で話は戻るが、そんな天使な二人の結婚式はとてもアットホームで和やかな
雰囲気だったわ。決して派手でもゴージャス(松野)でもございません。
むしろ私が今まで出席させてもらった結婚式の中では一番地味だったかも。


きっと二人力を合わせたのね・・・。素敵。


あーでもお料理は素晴らしかったわよ。
もっとワインを厳選していただきたかったくらい。

フォアグラ食べたの久しぶりだったなー。

って話を昨日一緒だった友人にしたら、

「そうですよねー。こっちじゃフォアグラ売ってませんよねー」と。

「いや、フォアグラ家じゃ食べないでしょ」と言うと

「そうですかー?ガンガン食べてましたよー!だって成城石井とかでも普通に
売ってるじゃないですかー!調理も簡単だしー」

私、家でフォアグラなんてお土産の缶詰しか食べたことないわ。

Rちゃん、そろそろ成城石井とか紀ノ国屋のことは忘れよう・・・切なくなるから。


おっと話がそれたわね。

で、結婚式もお色直しやケーキ入刀で盛り上がったあといきなり
私達夫婦にオッタマゲーなサプライズが。

義弟のプライベートをここまでさらけ出しておきながら
自分たちのこととなるとその内容は秘密なのだけど

もうね、






こんな感じ。





こんな素敵な花束までいただいて、

オマイらどんだけ天使なんじゃーーーっ!!!



子供たちにはプレゼントをいただき、


むらがる子供たち。


酔っぱらったお義父さんのスピーチはとても面白く、

「私は仕事でたくさんのエライ人たちに会い気を使っているが、
やはり一番気を使っているのは奥さんです」

はいつ聞いても名言で、


最後に感謝の言葉を述べるY君を見て、義家族がパパと義弟とでは接し方や対応が
まるで違うことに妙に納得しちゃったりして、素晴らしい披露宴は無事終わったわ。




花嫁さんのお父様が古伊万里を趣味とされていて今度コレクションを見せてもらいがてらの
レクチャーをお願い&約束し、あちらのご家族ともお別れよ。

私のガン黒色留姿も、お義父さんのモーニング事件のおかげで突っ込まれることもなく
あー良かった。

お義父さんお義母さんはこれで子供たち全員結婚したということもあり
ホッとされただろうし、アットホームな心温まるお式に感慨深いものが
あっただろうねぇ・・・。

そして、そんな夢の余韻を楽しむかのように幸せな気持ちで家へ帰った義父母を
一気に現実に戻したのは鴨居にかかったモーニング君だったことは言うもでもない。






































まぁ思い出したところで北陸ですが。

2011年09月17日 | Weblog
来週は義弟の結婚式もあるのでその前に美容室に行ってきたわ。
以前も書いたかもしれないけど、ホントいい店なのよ。

choi家御用達よ。



外観は普通の美容室ですが、






あたりは田んぼに囲まれているわ。




おらが町ににも美容室はたくさんあるから
わざわざこんな山の中まで車で来る必要などないのだけど、
技術力から今のとこここ以外考えられないわ。




オーナーと担当者さん二人でやっている小さいお店なのだけど、
置いてる雑誌とか全然オシャレじゃないのだけど、
BGMはJ-POPだけど、
農協帰りのおばちゃんたちが並んで頭にロット巻いてたりするけど、
小さい子用のビデオが大音量でかけられたりするけど、
野球部の男子が固まってDSやってたりするけど、
仕事が丁寧で、どんなにお客さんが待っていようと決して急いだりしないけど、
なぜか猛烈に居心地がいいのよ。

髪を切って帰るころには、すごく高いエステに行った気分になるから不思議。


パパの年々寂しくなっていく頭もうまいことカットしてくれるし、
子供たちもおまかせでOK牧場よ。


美容室ってなかなか相性が合うところってないじゃない?
担当の人が辞めちゃったりすると、美容室ジプシーになっちゃうし。


そんなジプシーの皆さんを絶対満足させてくれるのがここよ。
断言してもいいわ。

農協のおばちゃん、キャバ嬢風のギャル、野球部の少年、赤子、オシャレマダム
ハゲ、彼女たちならどんなお客さんも満足させてくれるであろう。





都合により店名は出せませんが。





でももしジプシーに疲れたら、この店のことを思い出してね。














Tofu in miso soup.

2011年09月14日 | Weblog
主婦歴10年超えの私ですが、
一人暮らしを入れると自炊歴20年超えの私ですが、
いまだにコレが上手く出来ません。



味噌汁調理時における豆腐の投入。




んもー、どーしても、どーーしても、




ビチャッ!!




ってなって、コンロの火が一瞬消えそうになるわ。



何度やってもそうなのよ。



よくお玉にのせてから入れるとか、まな板からそっととか言うじゃない?


それじゃぁダメなのよ。


だって豆腐って手の上で切るでしょ?
もう手の上で切った時点で今にも落ちそうにプルプルしてる豆腐君。

端っこのほうから徐々に体制を崩していっていくつか滑り落ちてしまったことも
一度や二度じゃないわ。

そんな危険をはらんだ手のひら豆腐君を無駄にしないためにも一刻も早く鍋に投入せねば!

と投入するもそーっとやったところで確実に熱いだし汁は跳ね返ってくるわ。
一回滑らせれば熱っ!二回目も熱っ熱っ!!三回目も熱っ!と必ずなるの。
確実にね。

なので、そんなチマチマ熱い思いするのがいやで
体は完全に逃げる体制をとりながらの豆腐一気投入。



で、結果毎回



ビチャッ!ジュッ!



なわけよ・・・。





これだけ料理してれば、千切りだって上手くなるし(モコミチには負けるが)
揚げ物だって毎回上達するっちゅーもんよ(モコミチと同じくらいには)。




でも、でも豆腐君投入だけは上手くならないのよーーーーー!








自分、不器用ですから・・・



ってそんな問題じゃないわ。
どなたか安全確実に豆腐を投入する方法教えてください。