スマートな私。

二年前、ダメなツヨポン風の店員さんに勧められ買った携帯の
分割払いも今月で終わり、そろそろ新しいのにするかなと思い
携帯屋さんへ。

今回はツヨポン風（ダメな）ではなく
「我が家」の杉山（ガチで）そっくりの店員に対応してもらう。

まー、正直言って携帯なんて、メールとマックのクーポンが
送られてくればそれで充分って感じだったのだが、
店内をぶらり（一人旅）しながら、色々な携帯をいじってみる。

すると、

「i Phoneが今ならほぼタダ！」

「タダ」「お得」「中火」がキライな
主婦がこの世に存在するであろうか？

いや、いないね。

i Phoneかぁ・・・。

すかさず杉山が近づいてきて色々と説明してくれる。

杉山の太い指が、なんとも器用にi Phoneの画面をスクロール
させるのを見て、





なんてスマート・・・




もちろん、杉山がスマートではないということは言うまでもないが、
その、画面を指でスクロールする仕種そのものが
なんとも言えずスマートで、一瞬にして私を虜にしてしまったのだ。

杉山はi Phoneの特徴など説明する一方、
とにかくいままでの携帯とは別物くらいに考えて
おいたほうがいいということも強調する。
パソコンみたいなものだ、とも。

はーいぃ？
杉山さー、あんたアタシはね、
Windows95が出る前からパソコンさわってるのよ？
ポスペなんてβ版から使ってんだからね？

そこいらのおばちゃんと一緒にしないでちょうだい。

大体、i pod mini（古）もいまだ現役なんだからね。

まぁ、アタイもそこでムキになることもせず（大人ですもの）
少しでも質問してあげたほうがいいわねと（大人ですもの）

「あの、ストラップはどこにつけるのかしら？」

杉「ストラップではなくケースをつけてください（微笑）」

と軽く笑われてしまったわ。

っつか、ケースなんかいるか？
（これは数時間後、その必要性を知ることになる）

まーいいや。

よし。決めた。

これにします。いや、これにしまっする。

別に言い換えなくてもいいか。

そんなこんなで、機種変更手続きとi Phoneを使うに当たっての
心意気の再確認をされ、途中自分の名前をサインする
杉山が「杉山」と書かなかったことに一瞬マジで
アレ？と思ったりして（当たり前だが）、おそろしいほどに
情報の少ない説明書をもらい、ウキウキ気分で帰宅。



ジャーン。

さぁ早速、さっき友達から来たメールに返信するわよ。

えっと、メールっと・・・。







難しい・・・難しすぎる・・・





i Phone本体の内容がではなく（まだそこまでいってないし）、
タッチしたりスクロールさせて決定したりするのが
おそろしく難しい。

あんな、杉山の太い指でもスマートに操作していたというのに、
私ときたらさっきから、

「あれー？なんだよっ！！マジで？あー、面倒くさい！」

こんな言葉の繰り返し。

たかだか５行くらいのメール打つのに５分くらい
かかってるし・・・。

電話を購入した後、ヤマダ電機でカバーなんぞ見ていたら
タッチペン付きなのがたくさんあって。

ゲーム機能に必要なのかな？と思っていたら
これは、私みたいな人のためにあったのね。

たしかにタッチペンならすらすら打てちゃうよ。

しかし、指で操作する仕種がスマートなのに
タッチペン使っちゃったらなぁ・・・

何度も自分の意思とは関係ない画面や文字になって
しまうのを繰り返しながら、「出来たー！」
やっとのことでメールを返信すると、

背後にいた１号に

「ママのスマートレベルが１上がった」

とつぶやかれたよ。

その後i PhoneとPCをUSBでつなぐ同期という作業をしたのだが、
こないだ観た「アバター」を思い出したよ。

あー早く私もアバターみたいにi Phoneと即繋がれるように
なりたいなー。

いや、その前にせめてスマートレベル２０くらいになって
中ボスくらいなら倒せるようになりたいです。





何の話？

初夢。

どんなんだった？

毎年、初夢を見るにあたり前の晩かなりの
気合を入れて就寝するのだが、
富士山も鷹もナスビも見たことがありましぇん。

いやいや、別にそれが見たいわけではない。

そもそも気合入れて就寝って何だよ？って感じだが、
気合いというよりも、お願いね、お願い。
誰に願うわけでもないが、それはかなり具体的なものであり、
もう何年も祈りながら寝るにもかかわらず、
一向に見ることが出来ない夢。



それはね・・・・




それはね・・・・




そーれーはーねー・・・・





白いヘビの夢。




知ってる？
白いヘビの夢を見るとお金持ちになれるんだよ？


前日に３億円の夢が１分で消え去った私にとって
宝くじのようにお金もかからず、
己の脳内に映し出せれるそれに、願いをかけてしまうのは
当然の流れである。


しかしこれがまた、全然見ない。
宝くじが当たらないくらい見ない。


おっかしーわねー。


なんでかしらね？


何でも好きな夢見れる機械とかあれば
いいのにね。

そしたら、福山とデートだって出来るのに。

いや、待てよ。相葉君もいいね。

あー、でもニノもいいよねー。

んじゃ、このメンバーで私を取り合うってのはどう？

きゃー、choi困っちゃう～。

なんかだんだん、白いヘビよりこの夢のほうが
見たくなってきた・・・。







ちなみに、今年の初夢は、
建物の外に出たいのに、どうしても出口が
見つからず、あせりながらグルグルと中を走り
続ける夢でスタ・・・・＿|￣|○

明けまし・・・。

いや、その挨拶をするには遅すぎる気がするので
その言葉は来年までとっておくことにするよ


でさ、どうよ？みなさんどうしてたわけ？お正月は。

アタイ？アタイは実家に帰るわけでもなく、
都会へ出掛けるでもなく、ひっそりとここ北陸で
ひざを抱えてすごしておりまスタ。

いや、マジでそのくらい何もしなかった。

スキーも年末行ったし、出掛けるにも連日の雪だし。
３回目の冬だけど、こんなに降ってるの初めて。

雪でハンドルが持っていかれる経験も初めてしたわ。

こんな日は、薪ストーブでシチューでも煮込みながら
家族でトランプやゲームをしたり、読書をしたりするのが
１番よ









まー、薪ストーブなんてないですけど。






そもそもここアパートだし。





大体、子供とトランプとかゲームすると
負けてふてくされるヤツとか（私含む）、
ズルするヤツとか（私含む）出てきて面倒くさいんだよ。



新年早々ダメな母親丸出しの私。



だから、何してたか思い出せないくらい
何もしていなかったよ。



唯一の楽しみは年賀状を見ることだったかも。


こんな遠く離れた私にも、年賀状を送ってくれる友よ。
ありがとう。アタイ、１人じゃないのね！

そんな幸せ気分に浸っていたら、

新年の挨拶とともに、

「久しぶり！家買ったよ！広尾にね」


広尾・・・広尾・・・ヒロオ・・・ポケベル的には１６０？


広尾なんてさ、昔、愛育病院行く道すがら

「こんなところに住む人たちってどんな人だろう・・・」

ってマジで憧れ、住民になった自分を妄想したり
したもんだが、




キッ貴様らかーーーっ！！



羨まスィ・・・。カッチョイイー。


いつから私たちのベクトルは正反対へ向かうように
なったのでしょうか？




・・・元々か。


と、まぁなんか考えちゃったりすることもあるのだけど
それでもやっぱり、年賀状は嬉しいし楽しみ。


そんな楽しみしかなかったけど、
家族全員毎朝１０時起床、深夜就寝なんて
学校の先生に怒られそうな日々も、お正月という
ゆるい雰囲気だっったから有りっつーことで
きっと子供たちもそれなりに楽しかったに違いない。


そうそう、サンタさんにもらった
Ｗｉｉのスーパーマリオで、家族の絆は
少し強まった気がするよ。



こんな残念な私ですが、今年もよろしくね