seiji honda's blog

制作雑記帳云々

『帷子耀習作抄』

2024-04-05 16:24:30 | 展覧会のお知らせ

 

 

昨年末に詩集の表紙と帯の絵を描いてほしいと頼まれまして

別々に描くのも面白くないので重ねたりずらしたりしながら描きました

勿論、裏面にも描いてますし、△に切った紙のパーツを重ねて模様を作ったり

最後にはその▽にも絵を描いたりしております!

(▽は帷子さんが形象化されたイメージの一つとして使用しました)

 

内容は5年ほど前に出版された「帷子耀習作集成」から金石稔さんが抜粋されたものを編纂、

若い方にも手に取って貰いたいということで文庫本サイズになっております

 

実際に見ていただくと文庫本とは思えない程美しく素敵な文庫本に仕上がっております♪

〖しかも艶消しと艶有の2パターンあるんですよ!〗

 

そして入手方法なのですが北見にある発行所の「阿吽塾」に

直接問い合わせていただくか下記の書店で入手可能です!

(入手可能な書店は今後増える予定です)

 

『阿吽塾』 電話&FAX:0157-32-9120 携帯電話:090-1526-6811 e-mail:kyuya@ksf.biglobe.ne.jp

「古書ソウダ水」、「七月堂」、「葉ね文庫」、「書肆吉成」、「コーチャンフォー北見店」

《価格は税抜き¥800-です(送料は別途ですね)》 

 

 

※札幌ではト・オン・カフェとギャラリー犬養に一冊ずつありますので

近くの方はまずご覧になってください

(扱ってもらうかどうかは改めてお知らせします)   

 

最後になりますが今回表紙と帯の絵を依頼していただいた北見の金石稔さんと

それを素晴らしい本に仕上げていただいた帷子耀さんご本人に心の底から感謝申し上げます!

 

 

*

 

【次回予定】

 

本田征爾展 ‐むらら(夢覼羅)‐

『透明水彩、アクリル、ガッシュ、油彩、オブジェ』

2024年5月8日(水)‐ 5月19日(日) 

12:00-19:00 ※月曜、火曜定休(最終日17:00迄)

ギャラリー犬養2F

 

☆『覼(ら)』という文字は、じっと見る、見つめる、といったような意味があるようです

私の名にある「爾」は自分自身をあらわす文字ですが、自身を見つめるといったところでしょうか

夢の籠の中に自身を見つけるように、今の私をじっと見つめながら制作した作品を観ていただければ幸いです

 

*

 

《雪とけて現れいずる山肌や緑も知らぬ薄紅色雨》

 

*

 

 

天国は近くて遠き夜座鵜

 

 

 

 

コメント
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