276「ホテル時代の出来事・・前編」

もう時効だと思いますので、当時、扱いのあった事件をかきます

※かなりな内容なので、気になさる方は読まないで下さい・・



「事件ファイル①・・ご年配のお客様事件」

かなりご高齢の女性が、娘につれられてホテルにやってきた。。
70代～80代くらいだろか・・。

突然母が訪ねてきたのだが、家で母親を泊めることができないので、ホテルにて宿泊したいとのことだった。

見た感じは特に異常はなかったのだが、娘の話から、もしかして痴呆が少しあるのでは・・・という印象を持った。しかし、他のお客様と区別することはしないで、ちょっと気を配るようにしてフロントでもそれとなく警戒していた。（それとなく娘さんの連絡先も聞いておいた）

数日後、チェックアウトの日、本人がフロントに現れない。チェックアウトの時間がすぎていたので、もしかしたら、ぐっすり寝込んでいるのか?
電話を何回かかけてみて、部屋をノックしてみても反応がない。
出かけているのか？

時間がちょっとすぎているだけで、いきなり部屋のカギをあけるようなことは出来ない。
娘さんに連絡して連泊扱いにすることにした。ご高齢なので健康面の心配もあり、、部屋の様子を確認いただいたほうが良いのでは?と、申し上げて電話を切ったがそのすぐ後に、こちらから部屋にかけた電話がつながった！

「腰が痛くて・・・ベットのそばに立ったまま座ることも動くことも出来なかった・・・今も、電話口まで来るのが精いっぱいで、ドアまでいかれない」・・との話。

フロントには合鍵はあるが、ドアまで行かれないということはドアチェーンが外れない・・ということになる。


ソレは一大事である！場合によっては救急車の要請も必要である。

すぐ同じフロントにいた男性の方と、ドアチェーンを切るお化けみたいに大きなペンチをもって部屋に駆けつけた。

チェーンを破壊すると実費請求である事を口頭で簡単に説明して破壊、すぐ部屋に入ろうと・・・ん？ん？すごいニオイだ・・。

女性のお客様なので、どんな状況かわからない為、男性の方は部屋に入れない。
とりあえず、私1人で入った。

ス・ス・すると！！！

どひゃぁ～～～～～！！！！

・・・つづく

・・ココまでは、まだそれほどの話でもないか・・（ｗ）