370「古文書より妖怪の図・・発見される」

今回のブログはかなり学術的にも奥深くマニアックで、中途半端な興味本位等でお読みいただくことは出来ません。心構えのない場合は、以下の文章はスルーしてくださるようお願いいたします。尚マスコミ関係各社の方々は、取材に対しては古文書の解析が終わるまではご遠慮願います。


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日本大衆文化専門誌「妖怪探索旬報」より抜粋
～「妖怪ちんげちらし」の図、発見される～


このたび、由緒ある寺院に保管されていた古文書より、大昔からその存在を確信されてきた「妖怪ちんげちらし」の図が発見された。（上記図）

数ある妖怪伝説の中で、この妖怪がその存在を認めざるを得ない証拠が、当局にもひっきりなしに寄せられており、その潜在的な出没数からすれば、この日本の国土には北から南までそれこそ数え切れない「妖怪ちんげちらし」が存在するはずである、と専門家は語っている。


この妖怪は、日本家屋の中で所かまわず「おしもの縮れ毛」を散らして歩くことで知られている。

出没季節は特に無く、掃除しても掃除しても翌日にはどこからか現れてひたすら散らして歩き、廊下、居間、寝室、風呂場、はばかり部分はいうに及ばず、玄関、たんすの上、ひどいときは仏壇、そして欄間の上や鴨居の上など、絶対に人間では手が届かない場所にまで被害が及んでいる。

この「妖怪ちんげちらし」をいままで見たことがあると、吉○興業に所属しているお笑い芸人・明石家○んま氏が述べていうるのは有名であるが、今回その図が発見され、姿かたちが明らかになったことで、捕獲への道が大きく開かれたのは言うまでも無く、撮影に成功するマニアが今後増えていくことと思う。今での様に古文書の図から推測するだけではなく、科学的に妖怪と向き合うときがとうとうやってくるのだ。

この古文書は、いつ頃、何の為にかかれたものかは不明であるが、右下にはっきりと「妖怪ちんげちらし」との記載が読み取れる。
作者は不明ではあるが、左足と見られる足先に「ち」の文字のように見える部分があるので、作者はもしかしたら「ち」のつく名前の人物かもしれない・・。

あなたがもし、自宅で落ちているはずの無い毛を発見したとき、この妖怪の存在を確信するであろう。


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この文章はノンフィクションで・・


・・はありません。