以前、何の解決も見られない外交問題・・。
先日の尖閣諸島の事件が起こった後すぐに、中国では暴動が起こり、進出していた日本の大手スーパーが襲われて店舗が壊されたり、品物が持ち去られる事件が起こったそうです。
沢山の人が集まって、大声で騒ぎ、ガラスを割ったりしている映像がニュース報道されていました。
そのスーパーは、日本でも全国展開している大手のスーパーで、中国で地震が起こったときにいち早く日本の店舗で募金を募り、援助金を届けたそうです。
そんなお店を襲って、品物を持ち去るなんて、そんなことが何故できるのでしょうか?
尖閣諸島とスーパーはなんの関連もありませんし、解決にもなりません。
日本の人はこの事件のあと、どうしたでしょうか。
中華街に行って、お店を壊すでしょうか?
50年前なら、そんな事件も起きたかもしれません。
でも、今は違います。
私はこの事件の後、中華料理店に行きました。
少し中国なまりのある日本語を話していた店員さんはじめ、お店の人はほとんどが中国の方のようでした。
純粋に、私は思いました。
外国に来て、お店を持って、人を雇って、飲食店を長く経営していく・・それはずっと日本に暮らしている日本人だって大変な時代です。
「色々大変だけど、がんばってほしいなぁ・・」
・・純粋にそう思いました。
もし日本人の誰かが中国の人を襲っていたなら、一緒になってそれに加担する人がたくさん出るでしょうか?
いいえ。
自分で助けることが出来なかったとしても、警察に連絡するでしょう。
人の物を取ったり壊したりすることは、どんな事情があってもいけないことだと知っています。
映像に映っていた中国の人に会えるのなら、どんな気持ちでそうするのか聞いてみたい。
日本資本だというだけで日本のスーパーを襲うのなら、中国の方のほうがもっともっと人種差別をしていることになりませんか?
人種差別批判を声高に叫びながら、人種差別をするのはおかしくありませんか?
中国で大学に通ったり、海外留学をしたり、知識人の方々はたくさんいると思います。
海外の情勢も勉強しているはずでしょう。
その方たちは、この映像を見てどう思っているのでしょうか。
たまたま見たその映像がとても強烈で、色々なことを考えました。
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