きらり!(^^)!

子どもたちの限りない可能性を求めて!

神秘&ロマン

2019-05-14 22:00:04 | 歴史
「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産へ 地元堺市は歓喜

5/14(火) 19:28配信 ・日刊スポーツ

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関は13日、日本最大の前方後円墳「仁徳天皇陵古墳」(大山古墳、堺市)を含む大阪府南部の「百舌鳥・古市古墳群」を世界文化遺産に登録するよう勧告した。

全49基の古墳が対象。文化庁が14日未明、発表した。来月の世界遺産委員会で正式に決定される見通しで、天皇や皇族が葬られた「陵墓」が世界遺産になるのは初めて。令和に入り最初の世界遺産となる。一夜明けた14日、地元の堺市などは喜びにわいた。

   ◇   ◇   ◇

悲願の世界遺産の“内定”に地元・堺市などが祝賀ムードに包まれた。14日朝から大山古墳周辺では市民らが登録勧告されたことを知らせるイベントを開催した。古代の衣装に身を包んだ市民ら約150人が参加した。堺市の広報キャラクター・ハニワ課長は「土器だけにドキドキして待っていた。1600年で一番(気持ちが)頂点にいます」と喜んだ。

道程は長く、険しかった。10年にユネスコの暫定リスト入りしたが、国の文化審議会からユネスコへの登録推薦は原則として年1件の「狭き門」。13、15、16年と推薦書案が3度見送られた。大阪府関係者は「“国内予選突破”のほうが難しい」と嘆いた。

堺市内でTシャツなど古墳グッズ約600種類を扱う土産店「もず庵(あん)」を運営する立花孔一さん(46)は「やっとスタートラインに立てた」と感慨深げに語った。同店では手書きの「祝 世界文化遺産」とともに、古墳の形をした16年から販売する「古墳こんにゃく」を振る舞った。週末になると、「聖地」には多くの「古墳女子」が訪れるといい、立花さんは「世界的に古墳女子が増えるかも」と期待した。

仁徳陵近くの食事処「花茶碗(ちゃわん)」では08年に売り出した「古墳カレー」をバージョンアップした。前方後円墳の形に盛ったご飯の周りをお堀のようにルーが囲む。この日、店主の中屋麗子さんは新作「古墳カップルカレー」を完成させた。古墳を大切にしてきた堺市民の心をイメージして目玉焼きはハート形にした。地元の宝が、もうすぐ「世界の宝」になる。





縄文人ゲノムを高精度解析=「酒に強い」特徴も-国立科博など

5/13(月) 17:43配信 ・時事通信

 国立科学博物館などの研究チームは13日、北海道・礼文島の船泊遺跡から発掘された約3500~3800年前の縄文時代後期の女性人骨から全遺伝子情報(ゲノム)を高精度に解析したと発表した。論文は近く、日本人類学会の英文誌に掲載される。

縄文人ゲノムを高精度解析

 国立科博の神沢秀明研究員、国立遺伝学研究所の斎藤成也教授らのチームは船泊遺跡で見つかった女性人骨の大臼歯からDNAを採取。保存状態がよく、現代人とほぼ同じ精度でゲノムを解析することができた。

 解析の結果、縄文人の祖先は約1万8000~3万8000年前に、中国大陸に住む現在の漢民族との共通祖先から分岐したと推定。ロシア極東部から朝鮮半島、台湾の先住民など東アジアの沿岸部の集団と遺伝的に近く、比較的少ない人口集団で狩猟採集生活を続けていたことも分かった。 

 また、この女性の瞳(虹彩)が茶色く、髪の毛が細いなどの外見的特徴や、アルコールへの耐性が強いことなども判明。高脂肪食に適応した遺伝的特徴も持っており、このことは遺跡からアシカなどの骨が多数出土している状況とも一致した。

 研究チームにはこのほか、札幌医科大、金沢大、山梨大などの研究者が参加している。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿