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危機感を持ちたい!~ゲーム障害~

2019-05-13 21:49:08 | 健康
ゲーム依存、進む低年齢化 治療難しく「予防が大切」

朝日新聞記事より
 スマートフォンなどのゲームにのめり込み、日常生活に支障をきたす症状が、「ゲーム障害」として、世界的に「病気」として認められ、5月の世界保健機関(WHO)総会で正式決定される。ゲーム障害は低年齢化が指摘されるが、幼稚園児まで調査対象を広げている鹿児島の例を追い、傾向と対策を考える。

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 ゲーム障害(gaming disorder)は、国内ではゲーム依存と呼ばれることが多い。WHOの改訂版国際疾病分類(ICD―11)の最終案に精神疾患の一種として明記された。▽ゲームの開始や終了、頻度、期間、熱中度などを自ら制御できない▽日常の関心事や日々の活動よりゲームを優先▽ゲームによって問題が起きているのにゲームを続ける▽個人や家族、仕事などに重大な問題を引き起こしている▽こうした状態が12カ月続く(重症ならより短期間)の全てを満たした場合に、ゲーム依存と診断される。

 ゲーム依存の人の脳は、理性をつかさどる前頭前野の働きが大きく低下するなど、薬物など他の依存とよく似た状態になる。ゲームを続けるのは本人の意志が弱いからではなく、治療が必要な病気にかかっていると理解する必要がある。

 またICD―11では、LINEやツイッターなどのSNSによるネット依存は、ゲーム依存とは別に「その他の嗜癖(しへき)(熱中しすぎるとやめられなくなる)行動による障害」に分類することが可能になった。

 ICD―11にゲーム依存を盛り込むことに尽力した国立病院機構・久里浜医療センターの樋口進院長は「やっと正式な疾病として認められた。対策が大きく進むことを期待する」と話し、3月にICD―11に基づいた初めての実態調査を始める予定だ。




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