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日本バスケ界に新たな1ページが加わった(^_^)v

2019-12-16 20:36:25 | バスケットボール
八村塁VS渡辺雄太、NBAで史上初日本人対決…歴史的69秒「思い描いていなかった」

12/16(月) 5:30配信 ・スポーツ報知

◆NBA グリズリーズ128―111ウィザーズ(14日・メンフィス)

 世界最高峰の舞台で史上初の日本人対決が実現した。ウィザーズの八村塁(21)と、グリズリーズの渡辺雄太(25)がテネシー州メンフィスで対戦。第2クオーター(Q)に1分9秒間、競演した。先発した八村は約29分間のプレーで10得点、4リバウンド、途中出場の渡辺は約7分間で無得点3リバウンドだった。128―111でグリズリーズが勝利。日本バスケ界にまた一つ新たな歴史が刻まれた。

 第2Q残り7分42秒、ついに歴史的瞬間が訪れた。第1Q終盤にベンチに下がっていた八村がコートに戻ると、渡辺と対峙(たいじ)。東京五輪での活躍が期待される日本代表の主力がNBAで顔を合わせた。第2Q残り6分43秒には、ボールを受けた八村を渡辺がマーク。八村は3点シュートラインからドライブしジャンプシュートを放ったが、渡辺が厳しくチェックしたため失敗した。1分9秒の競演。八村が「歴史になる大きなことなので良かった」と言えば、渡辺は「不思議な感じ。日本人が相手として、いることは一切思い描いていなかった」と喜びをかみしめた。

 この試合はホームのグリズリーズが日本人ファンに向けた販売促進の一環として、カタカナのチーム名が入った帽子の付いたチケットが販売された。プログラムの表紙は渡辺と八村。試合前から日本人対決は注目を浴びていた。試合後はお互いのユニホームを交換。がっちり握手を交わし、笑顔で健闘をたたえ合った。

 8~9月はW杯(中国)で日本代表として世界と戦った仲間。約1か月間をともにし、八村は「シュート練習や1対1でも(渡辺と)基本、競い合っていた」とNBAプレーヤー同士、切磋琢磨(せっさたくま)した。下部のGリーグでプレーしながら一定期間はNBAに昇格できるツーウェー契約を結ぶ渡辺はW杯後、「ウィザーズと対戦するときに、僕もNBAのコートに立てていたら」と誓った。この日、渡辺の目標は八村とのシーズン初対戦で現実となった。

 NBAで戦う2人の立場は大きく異なる。八村はルーキーながら開幕から全24試合先発出場するチームの中核。この日も10得点と8試合連続となる2ケタ得点を挙げた。試合には敗れ、「相手にやりたい放題やられてしまった」と反省。生き残りをかけ必死のアピールが続く渡辺は無得点に終わり「一切満足していない」と悔しさをにじませた。

 次回は来年2月9日にウィザーズの本拠地で対戦する。八村は「次に当たるときは倒したい」と闘志を燃やし、渡辺は「彼はスターターとして試合に出続けると思うので、あとは僕がどれだけ成長してコートに立てるか」と見据えた。