やっとこ体調も戻った。
食事もお菓子も以前のように美味しく頂けるようになった。
さて、
発熱で多少記憶も薄らいだだろうが、古民家見学の旅を振り返ろう。
縁あって、ある店舗の改装の計画話に関わっているのだが、
そこの売店とレストランを古材を使って改装しようという話になったらしい。
そこで、その会社のN専務さんから、福島へ古民家を見に行くので、ついて来てくれとの依頼を受けた。
旅費かれこれは出して頂けると言うのだから、古民家に興味のある私としてはまたとない機会、非常にありがたいことである。
ただ、役所の完了検査と重なるかもしれず、返答しないままでいたのだが、検査は次の週だろうとなって、返答したのが2日前。
先方に同行の意思を伝えると、
「現時点では話がどう進むかは分からないので、友〇さんひとり来て頂ければ結構ですよ」という事だった。
えっ、この旅に不慣れな方向音痴に一人で来いと言われるのか?
そして、待ち合わせの指定場所と時間は
「新潟空港に午前11時50分着で行きます。あちら(福島)からお迎えが来ていただけるので、それまでに到着してください」と。
慌ててネットで便を検索し予約をした。空席が2・3席だった。セーフ。
3月25日(金) 長崎空港午前08時00分発 大阪伊丹(着09時05分 発09時40分)経由 新潟着10時40分
「早い便が取れたのでお待ちしています」と途中で専務さんからメールが入った。
到着すると、N専務さん(福岡から)とY社長(北海道)が待っておられた。
そして、K社長が自ら運転で、お迎えに来ておられた。
どうやらK社長とY社長はお知り合いの様だ。
「まずはどこから?」 「まずは、~へ行きましょうか」と御二人で2日間の予定をお話しされている。
どうやら今日の古民家見学は一か所の様だ。
「さぁ、これから本州を横断していわき市勿来(なこそ)まで行きますよ。250kmぐらいかな」だって。
途中、サービスエリアで昼食を取り、ひたすら移動。
到着したのは、K社長が移築をお世話なさった古民家だった。
こちらにはH会長なる方が住んでいらっしゃった。
こちらは母屋
そしてこちらが離れ。
右が母屋、左が離れ。
母屋は移築前は雨漏りもあり、傷んでいた部分も多かったそうであるが、
骨組みはしっかりしていたそうである。
母屋の小屋組み。
囲炉裏。
でかいスピーカーと真空管アンプが置いてあり、
これで、島津亜矢さんの歌を聞いていると涙が出るそうである。アハハ。
「一曲聴くか?」と 『帰らんちゃよか』を掛けてくれた。
離れの小屋組み。
こちらは天井を外したら、こんな立派な小屋組みが出てきたんだそうである。
和室。
こちらの離れは、あえて、洋のインテリアを合わせているそうだ。
H会長さん曰く、
「建てている時が楽しいなぁ。また、建てたいなぁ」との事。
お金持ちに違いない。
1時間ほど寄せて頂き、あとにした。
つづく。
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