今日はお彼岸の中日で祖父の命日。滋賀県にある西国三十二番札所、観音正寺にお参りに行き、観音さまの前で亡くなった。それで祖父には、春の日のような明るいイメージしかない。お浄土に行ったのだと思っている。
西本願寺で法話を聴き、阿弥陀堂でのお彼岸の法要のお参りをして来た。雅楽が演奏され、僧によって和讃(だと思うがよく知らない)が唱えられる。ひとりひとりの僧の声がハモって、それが虚空を渡るように響いて来る。泣きそうになる位美しい。キリスト教のミサ曲が好きでよく聞くが、その天から降って来るような、その音楽とはまた違う美しさ。
今日は「春の嵐」だったようだ。晴れたと思うとまた雨。そして傘もさせない程の強い風が吹いた。午後2時過ぎ頃には、霰混じりの雨。手が冷たくなった。