光の森

~記憶のかなたの故郷~

こぶしの花

2014-03-28 19:38:03 | 移りゆく時~想い

         辛夷は

         白き花ながら

         つくづく見れば影もありけり、

         影と見えつつ

         かうがうしくも寂び明りけり。  (大木 惇夫)

      

こぶしの花を見ると、この詩を思い出す。この詩を知った頃の若い時の想い出が甦る。その時々、一緒に過した友人達の顔も浮かぶ。懐かしさを感じる花。

     

昨日は、「比良の八講荒れじまい」の日だったのだろうか。冷たい強い風が吹いた。今日は一転、晴れの暖かな日。外出している人がとても多い。学校や幼稚園が春休みなので、公園では親子連れで遊びに来ている。昨日京都の桜が、昨年より一日早く開花したと発表されたが、二条中学の桜はまだ3分といったところ。昨年は8分程咲いていた。二条城の西の堀端の桜もまだ咲いていない。楽しみはゆっくり・・・と。

      


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