３月下旬から４月中旬の暖かさ。でも油断大敵！ 案の定明日からは、また寒さが戻るそうだ。いつも３月の初め頃にバケ
ツをひっくり返した様な雨が降り、その後また寒くなる。町の中での挨拶は「やっぱりお水取りが済むまで、暖こうならへ
んな」。ＴＶでよく放映される二月堂のお松明の時は、だいたい雪が舞っている。長い間、身体にも刻まれた季節の移り変
わり。指折り数えて春を待つ。
明日近畿は、大量のＰＭ２.５に覆われるらしい。今日は雨で洗濯物を家の中に干した。この状況だと明日も干せそうにな
い。外出も控えるようにとの事。これから良い気候になる所を挫かれたような面持ち。子供の頃、雨に濡れると放射能が
混じっていて、髪の毛が抜けるとか言われた事があった。それは根拠がある事ではなかった。ＰＭ２.５は確実に有害物
質。肺ガンになる確率が高くなる。日本は公害を発生させ、苦しみ、反省し、なくすようにして来たのに・・・いつまで
流れて来るのだろう。・・・植物が育つ土壌も汚染されて行く・・・。
空がすっきりと晴れていないのは、ＰＭ２.５のせい。初めて大阪に注意報が出たと、夕刊で報じられていた。ノロウイル
ス、インフルエンザが落ち着いて少し安心していたが、ＰＭ２.５の事は忘れていた。これから季節風に乗ってやって来る
と思うと憂鬱。外出時のマスクが取れると思っていた矢先。・・・西から東へ、どうしても来る！
神泉苑に遊びに来ていた猫ちゃん。悪ガキ顔の猫君とは別猫。奥にある矢剣大明神の社の下に逃げ込んだ。もういないのか
と思ったのに、覗いていた。好奇心があるようだし、ある程度距離があると、顔を合わせても怖くないようだ。
今日は用事先を自転車で廻った。信号で停車した時、隣に停車した自転車の前籠にダックスフンドが乗っていた。その犬君
と目が合う。可愛いので、ちょっと見つめていた。暫く「なんでそんな見るにゃ」という顔をしていたが、陽射しが暖かく
て眠くなったのか、瞼がくっ付きそうになる。慌てて目を開けるが、また直ぐ閉じる。最後は「まぁいいか」という風に、
籠の中でお休みしてしまった。籠に揺られて、何処に連れて行ってもらうのだろう・・・夢の中・・・。
