天気予報によると、金曜日の雨の後、今年の秋初めてシベリアから寒気が伴った高気圧が来るらしい。いつもより早くに。前期の冬は平年並みの寒さだったが、今度はまた寒いかも。町家の冬は、底冷えが厳しく堪える。ちょっと早めに冬支度を始めた方がよさそうだ。・・・夏の花ももう終りだな、と淋しく思う。ちょっとずつ、街中の花が少なくなってゆくから。
今朝も、お父さんをお見送りしている少年の声が聞こえて来た。ところが前に、ゴロゴロ聞こえた音がなかった。窓から覗くと自転車には補助輪が付いていない。少年はちょっとふらふらしているが、ちゃんと乗っている。「はよ～乗れるようになったんやなぁ」と感心。私の子供の時は、一台の自転車は弟との共有のものだった。弟は運動神経が良いので、早く補助輪を外したい。私はまだ乗れない・・・必死で練習したものだ。まだ乗れない内に補助輪を外されてしまい、怖いと思いつつ何度も倒れて、無理矢理乗ったような感じだったのを思い出す。
インターネットを利用中、突然に切れた。再起動しても動かない。ずーと調子良く動いていたので、マニュアルを紛失してしまっていた。探してもない！どうしょう・・・と焦りまくり。ＮＴＴに電話をかけた。込み合っていて、こちらもなかなか繋がらない。しばらくは、だめかと諦めた。・・・原因はブロバイダーのパスワードを変えた事だった。パスワードを変えてから随分経っていたので、それが原因だとは思いが及ばなかった。それでＮＴＴのパスワードが必要なのだと思った。電話が繋がり、電話の向こうの女性の指示に従って、ネットのファイルを開ける。そしてブロバイダーの新パスワードを入力して設定し直したら、直ぐに繋がった。後から思うとあっけない程の事だった。
一昨日の朝、金木犀の匂いに包まれていることに気が付く。賑やかで眩い夏がゆき、金木犀の匂いがすると、いつも季節の道が２つに別れるような気がする。ひとつは日常の流れの時間。もうひとつは、深い無意識の中の秋の季節。真っ暗な夜にはならない「たそがれの国」が広がる。いつまでもどこまでもたそがれの時。人類の豊かな実りが蓄えられている深く静かな国。
夜中には、とても強い雨が降っていたが、朝には上がっていた。天気予報で大分脅かされ、今日は昼過ぎまで雨だと思っていた。それで洗濯はしないつもりだったが、乾きそうなので急遽洗濯をした。ところが午前１１時前位に急に強い雨が降って来た。公園から悲鳴のような声がして来た。その声を聞くと、みんな東屋に駆け込んでいる光景が頭に浮かんだ。幸い直ぐに止んだので、また穏やかな歓声に変わった。そらからは、みんな楽しく遊んでいたようだ。洗濯物も軒下に干しておいたので、大丈夫だった。
