
久しぶりに、卒業生から電話があった。卒業生と言っても。かれこれ10年近いので
彼もそれなりの経験者である。
話しの内容は、今の会社を辞めて自身で新たな会社(施工会社)を設立したい。
会社組織にするのに、何かいい~方法は無いのか?
(資本金の事とか、いい税理士はいないのか?などなど…)
設立にあたり、出費をできるだけ少なくしたい。との事だったが…
とにかく、司法書士、行政書士、税理士を探せば。と答えた。
設立の方法はいろいろあるだろ~が、問題はその後の経営だ。
今は会社勤めなので、請け負い金の集金(手形)のことは社長任せだからいい~だろ~が。
今度はそ~はいかない。私の場合は設計の立場だし、工事はほとんど直接請けないから
支払い(集金)に於いては、手形は受け取らないようにしている。
彼の施工会社の場合は利益は少なくても、売り上げ金額は年間には億単位になるだろ~
それが全て手形での集金となると…考えもんだ…
少なくとも、半年ほどの資金繰りが必要かと思われる(ギリギリでも3ヶ月)
私の経験上、このような少人数の施工会社の設立で、成功している会社は見た事が無い。
5年はなんとか大丈夫かもしれないが?10年以上はど~かな?
集金は手形、職人さんへの支払いは現金。利益が無いよ~な仕事でも請けなければ
会社が廻らない。そのうち。不当たりをくらい倒産に追い込まれる。
そして、次世代の同じような施工会社が設立される。
末端の施工会社はそんなものだ。
そ~ならないよ~に頑張れ!とは言ったが、ど~だろ~
「今までに無いような、下請け施工会社の方向性を持たないと無理だと思うがな~」
とは言っておいた、本人も十分理解していたが、ど~だろ~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます