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ちいさい ねこ♪

ひとつでも多くの心揺さぶられる瞬間をとどめておきたいから・・・。

伊予市で向日葵

2009-07-15 06:40:19 | 花・植物

 伊予市でひまわりがたくさん咲いているという情報を得て、出かけてみました。画像の向日葵は愛媛県立伊予農業高等学校の生徒さんたちが育てておられる花です。いよっこらのすぐ隣にある休耕田を利用して栽培されています。



 向日葵ってお日様に向かって咲くのだと思っていましたが、このときはなんとなくお日様の方へ向いてるかなぁ????という程度。それぞれの花が好きな方を向いているようにも思えました。そういえば、授業中の高校生たちが全員黒板or先生を見ているとは限りませんよねw なんとなく自分の高校生当時をも思い出してしまいましたよ。



 今年は梅雨の前半ほんとに雨が降らなくて、松山市ではあわや時間給水?というところまでダムの貯水率が減っていたんですよね。植物の生育状況は降雨量や日照量に大きく影響されます。少雨のせいなのでしょうか?向日葵たちは背丈が低く、十分に生育していない印象を受けました。

 先日、松前のひょこたん池にも出かけてみました。去年は大きな花がずらりと並んで壮観でしたのに、今年はつぼみがようやくできたところ、でした。背丈も去年の半分、せいぜい1mくらいでしたね。このままで花が咲いても、あまり迫力はないなぁ・・・・と、すごすご帰ってきたというわけです。あと2週間くらい待てば、大きな花がずらりと咲くのでしょうか?向日葵って伸びきってから花が咲くのでしょう?ということはつぼみができてからさらに背丈が伸びたりはしない???

 どこか近場で向日葵がずら~っと咲いてる場所はないものでしょうか?大洲の五郎へ行けば向日葵がいっぱい!ですかね?でも、ちょーっと遠い・・・。

 私は自分専用の車を持たないので、どこか撮影のために遠出するとなると、電車やバスや徒歩で移動、です。あるいは家族とか友人とかに頼んで乗せていってもらうか。そうすると早朝や夜間などの撮影に適した時間帯には、撮影に行くことそのものが無理。この時期は真昼間の撮影なんて自殺行為ですよね。熱中症になりかねません。ホントにネタ切れしそうですよ。困ったなぁ・・・。

Canon EOS 40D + TAMRON B003

新宮の紫陽花をもう少し

2009-07-03 07:15:16 | 花・植物

 新宮で撮った画をまとめてupしておきます。↑【1】タイトルつけるなら「新旧交代」かな?w



↓【2】街灯に映り込んでいた「あじさいの里」の風景。魚眼レンズっぽい?w




↓【3】バッタなどの昆虫も元気でした。




↓【4】ピンク系の紫陽花。色鮮やか。




↓【5】紫陽花の向こうに民家の屋根と田。のどかな景色です。




↓【6】Photoshop Elements 7「フィルタ」の「ぼかし(放射状)」で加工してあります。




↓【7】アザミも可愛く咲いてましたよ。




↓【8】茶畑。無農薬の美味しいお茶が生産されています。



Canon EOS 40D + TAMRON B003

新宮 あじさいの里

2009-07-01 08:01:52 | 花・植物

 先週ですが、四国中央市の新宮町上山中野地区にある「あじさいの里」へ行ってきました。ここは地元の方々が協力して山の斜面に紫陽花を植えて、観光客を呼ぼうとなさっている場所です。約2万株の紫陽花が咲いているということです。1枚目の画で全体像はおわかりいただけるかと。



 展望スペースへ上るには車で行くという手もありますが、私は期間限定のモノレールで上がってみました。しかし、これ、片道500円なのですけど、ものすごい急こう配のところがあって怖かったですw モノレール降りてからもうちょっと歩くと展望スペースに到着。このもうちょっとが意外とキツイ。



 ↑鯉のぼりが泳いでいる展望スペースのすぐ下から撮った画です。紫陽花まつりが6月21日~28日で、この期間は地元の皆さんが特産品などを売っていらっしゃるようでした。私が行った日はものすごく蒸し暑かったんですよ。展望スペースでいただいたシャーベットが美味しかった~♪



 紫陽花の種類はそれほど多くないのですが、水や土がいいのでしょうね、色がとても綺麗です。



 アマチュアカメラマンさんたちが大挙して撮影にやってきていました。皆さん傑作は撮れたでしょうか?このときの写真は、紫陽花以外にもいろいろ撮りましたので追々出していこうかと思っています。お昼ごはんも明日ご紹介しますw

Canon EOS 40D + TAMRON B003

呼応

2009-06-16 08:06:53 | 花・植物
 呼び合っている

 と

 思った

 手を伸ばせば

 届きそうな

 距離

 もう少しで





 東温市の惣河内神社へ行きました。blog友のあた子さんと、みっちゃん さんが、それぞれにとても素晴らしい写真・記事をupなさっていたので、花が終わらないうちに行って、珍しい種類の紫陽花を撮ろう、と思っていました。念願かなって昨日ようやく行くことができました。

 平日にも関わらず、境内には紫陽花を観にやってきた人が大勢いらっしゃいました。少雨のせいか、たしかに紫陽花の花はやや小ぶりに思えました。それでも精一杯に咲いた花々が可愛らしく、名札をきちんとつけられて、訪れる人たちを迎えてくれていました。

 最初は私も、境内の様子と紫陽花と観に来た人々、それらをうまく1枚におさめて画にしようとがんばりました。たくさんの種類があるため、名札を撮っては花を撮り・・・と繰り返して。でも、そのうちに・・・・・・

 花が、「私をこう撮って」「こんな風に撮って」そう語っている気がしたんです。どの花も異なる趣、それぞれに違う貌を見せています。花が私を呼んでくれた、そのときの表情を撮って帰りたい。できるならば、花の声が聞こえてきそうな写真を撮りたい。そう思いながら、真剣に耳を澄ませ、シャッターを切りました。

 上手く撮れたかどうか、わかりませんが、花の声が聞こえてくる画になっていたら嬉しいです。





あた子さんのblog「あた子の柿畑日記」2009.6.10「惣河内神社のあじさい」

みっちゃん さんのblog「みっちゃんの散歩道」2009.6.14「紫陽花(惣河内神社)」

東温市公式HP 観光案内「惣河内神社」




Canon EOS 40D + TAMRON B003

1枚目:桂の地球(かつらのちきゅう)
2枚目:紅がく(べにがく)?トカラ?はっきりわかりません。ごめんなさい。
3枚目:隅田の花火(すみだのはなび)
4枚目:石墨山(いしずみさん)

PhotoShop Elements 7.0 で遊ぶ

2009-06-12 08:02:54 | 花・植物
 アガパンサス(ムラサキクンシラン)のつぼみを見つけたので撮ってみました。この花、咲くと華やかなんですけど、つぼみだけではやや寂しい。そこでPSE 7(PhotoShop Elements 7.0)で画像合成w


↑これが背景画像です。


↑これを新規レイヤーにコピペし、通常モード・50%で画像統合します。すると1枚目の画像になります。


↑「フィルタ」の「表現手法」から「エッジの光彩」を選択し、ちょっといじるとこんな画にもなります。

 まだまだ全然使いこなせないPSE7、遊びながらスキルを身につけられたらいいなぁと思ってます。マニュアル本見て勉強しなくては。便利な使い方とか、楽しい画像加工とか、ご存知の方は是非教えてください。


追記
 新規レイヤーに画像をコピペするのができない、やり方がわからない、という方がいらっしゃるので、以下操作中の画像付きで説明してみます。ただ、フォトショップはバージョンによって操作画面が違うため、PSE 7.0 以外をお使いの方にはこれでもまだわかりづらいかも・・・


↑背景になる画像を開いたところです。操作画面右側にはまだ背景画像以外のレイヤーがない状態です。


↑重ねる画像を開きました。操作画面の下の方を見てください。開いているファイルが2枚表示されていますね?水色の縁取りがある画像が今大きく見えている画です。


↑重ねたい画像をコピペするために「選択範囲」から「すべてを選択」をクリックします。すると、大きく開いてある画像の周囲が点線で囲まれます。「ファイル」→「コピー」をクリック。これで重ねたい画像がコピーできる状態になりました。


↑新規レイヤーを開きます。操作画面下側の2枚のファイルのうち左、つまり「背景」にしたい画像の方を表示させます。左の画をダブルクリックしてください。水色の線で囲まれましたか?確認してから「レイヤー」→「新規」→「レイヤー」をクリックします。


↑こういう小さな確認画面が出てきます。今回は「通常」モードで合成するので、「OK」をクリックします。


↑操作画面右側にレイヤー1という表示が見えるでしょうか?これはまだ何も画像がのっていないレイヤーなので、白っぽい市松模様になっています。ここに重ねたい画をペーストします。



↑レイヤーを表示させます。「背景」は一時見えなくしておきましょう。操作画面右側の「目」のアイコンをクリックすると、「背景」が見えなくなって、新規レイヤーの白っぽい市松模様が画面上に大きく表示されます。


↑この画面で、コピーした画像をペーストします。「編集」→「ペースト」をクリック。


↑新規レイヤーに重ねたい画像をコピペすることができました。「背景」画像を表示させます。さっきクリックした「目」アイコンをもう一度クリックしてください。一時的に見えなくなっていた「背景」が見えるようになります。


↑2枚の画像を両方が透けて見えるように重ねてやります。「不透明度」のつまみをドラッグして「50%」にしましょう。


↑2枚が重なり、このように表示されます。これはまだ出来上がっていない状態です。ここからさらに↓へ。


↑「レイヤー」から「画像を統合」を選んでクリックします。ようやく合成が完成しました。1枚目の画が出来上がり画像です。

浄瑠璃寺の蓮

2009-06-10 08:14:36 | 花・植物

 先日、ひさしぶりに浄瑠璃寺へ行ってみました。弁天池の蓮はどんな様子だろうかと思いまして。まだちらほらとつぼみが見えるくらい。咲いているものもありましたが、なんだか弱弱しい花でした。



 どれもアリマキ(アブラムシ)がびっしりと。雨が降らないからでしょうか?



 今月末か、来月初旬には、たくさん咲いている蓮を観られると思いますよ。



 今朝は、松山にも雨が降っています。しとしとと降っていたのが、今、少し勢いを増しました。乾ききっていた大地も潤いを取り戻し、木々が深呼吸し始めています。

 12日金曜日の午後11時から、夜間断水が始まるようです。朝の6時まで、水道の蛇口をひねっちゃいけません。水洗トイレは止水栓をしめて、タンクに直接汲み置きの水を補充しながら使うようになります。炊事用の水を入れておくポリタンクを買いにいかなければ。不便ですけど、仕方がないですね。せめて今日・明日降るはずの雨が多いことを祈っています。

雨を待つ

2009-06-07 07:18:46 | 花・植物

 あぁ、困ったな、と思うことのひとつに、降るべき時になっても降らない雨、というのがある。松山市は慢性的水不足に悩まされている都市だ。ただでさえ少雨の瀬戸内、今年はまた、異常な少雨。このままいくと、12日には夜間断水に踏み切らざるを得ないらしい。困る、とても困る。ホームセンターへ行って汲み置きする水の容器を買ってこなくては、などと考えることさえ億劫に感じてしまう。

 松山市に長年居住する人々は、1994年に大渇水を経験している。当時のことに話が及ぶと、誰もが口をそろえて「あの時は本当に難儀をした」と言う。私はたまたま水郷・大洲に住んでいて、その頃の松山市民がどれほど苦しい思いをしていたかは、話を聞くにとどまっているものの、もう二度と御免だ、という気持ちはよくわかる。

 蛇口をひねれば当たり前のように出てくる綺麗な水。本当はちっとも当たり前なんかじゃない。なのに普段はそれを忘れて、ついつい水を無駄にしていることも・・・。一人一人がもっと気をつければ、時間給水に突入する時期を遅らせることもできるだろうに。自然に恵まれているせいで、私たちはついそのありがたみを忘れてしまうのだ。

 蛍を撮影に行った時、川の水が異常に少ないことに気づいていた。見れば紫陽花も青息吐息。せっかく花を咲かせたのに、恵みの雨はいつ降るのやら。畑の作物もこのままでは生育に支障が出る。いや、もう既に、か?10日水曜日からはお天気情報に傘のマーク。十分に降ってくれるだろうか?私たち人間は天に祈るしかない。


escape

2009-06-05 07:06:46 | 花・植物

 一度だけ、学校から抜け出して、家に帰ってしまったことがあった。

 授業が嫌だったのではない。むしろ勉強は好きだった。それ以外に、自分が認めてもらえる場所がなかったせいもある。たくさん勉強して、うんと偉くなって、いつか小さな集落から出ていく、その日を夢見ていた、幼かった私。けれど、現実は厳しい。短気で、意固地で、お世辞が言えなくて、笑うことも下手だった私は、教室の中で浮いていたと思う。遊び友達としては近所の子供とも行き来があった。でも、その当時の私に、心を許せる友人など、ただの一人もいなかった。

 初めてのescape。何がきっかけだったのかはもう忘れてしまった。小走りで急いだ帰り道、人目につかないように、とだけは気を使った。当時の私にとって、学校を抜け出すなどとんでもない「悪いこと」。誰かに見咎められたら、必ず叱責される、それが怖かった。それでも、学校に居ることの苦痛に耐えられず、文字通り逃げ出したのだ。家に帰って、部屋の隅で小さくなって、ひたすら「見つかりませんように」「叱られませんように」と願っていた。

 毎日毎日仕事に忙しかった両親は、私が学校を抜け出して家に帰っていることなど気づきもしなかった。一番最初に気づいたのは祖母で、「ありゃ、もう帰ったんかい?」と声をかけてくれたけれども、私の様子がおかしいことにすぐに気づき、「どうした?」と聞いた。

 どうしたのか、何が嫌だったのか、私には上手く説明できなかった。ただ小さくなって、膝を抱えて、首を横に振るばかりで、祖母を困らせた。その後、学校から電話があり、親と先生とでなにかしら話し合いがあったようだった。結局、体調不良で早退したことにしてくれたらしかった。翌日からも普通の顔で登校した私を咎める者は誰もいなかった。それがかえって、後ろめたさを私の胸に焼きつけた。

 逃げ出したいと思ったことは何度もある。実際に抜け出して安全な場所へ逃げたことは、このときの1回と、社会人になってから1回。たくましく生き抜いていくとか、しぶとく生き残るとか、どうも苦手。今でこそ初対面の人とでも気さくに話すけれど、小学生の頃はまったくそういうことができなかった。ちょっとしたことに傷ついて、内にこもって・・・・。今の私から見ると、考えられないくらい。

 広い世界を知って、escapeの必要性を感じなくなったことが、大人になって一番嬉しかったことだ。狭い世界で、自分の周囲、それこそ半径3mくらいしか見えていなくて、苦しんでいたのが嘘のように。あの閉塞感や、圧迫感、いったい何だったのだろう?過ぎてしまえば、笑い話。