今治のおんまくへ行ってきました。なんと20万人がやってきたという花火大会!松山を午後3時過ぎに出て、行きは2時間かかりましたよ(滝汗 もう、車がとにかく多くて、大渋滞もいいところでした。花火大会終了は午後8時50分。それから車を停めてあった今治駅近くの駐車場へ歩いて移動。車に乗ってからはひたすらのろのろのろのろ・・・・微妙に進んで今治市内を抜け、大西町へ入ったのが午後11時過ぎ。菊間町でまた渋滞し、抜けたのが11時半過ぎ。自宅にたどりついたらとっくに深夜12時をまわっておりました。3時間半近くかかってます。
みんなが花火を一目見ようと押し寄せるおんまく。今年のテーマは「海道」だったそうです。毎年テーマに添って花火をプロデュースなさってるみたいなんですけど、私は撮影に必死だったせいか、そのテーマに花火が合ってるかどうかがよくわかりませんでした。やっぱり真正面から、間近で見ないとダメだったのかしら?
珍しい色の花火や凝った打ち上げ方が多かったというのは印象に残ってます。まっすぐ上に上がるんじゃなくて、斜めだったり放射状だったりするんです。↓は花火がup-downするのですごく面白いなぁと感じました。カメラを上下させてるんじゃないんですよ、これ。
1時間足らずで9000発を打ち上げてしまうだけあって、フィナーレはもう戦争じゃないかと思うくらいの明るさw 花火が白飛びしまくってました。なんといっても初めてのおんまく花火撮影。撮影ポイントを現地に到着してから決めたので、思わぬ誤算もありました。
↑の写真をよく見ていただくとおわかりいただけるかと思いますが・・・来島海峡大橋、写ってますよね?これを背景に花火を・・・と目論んでいたんです。ところが、花火開始の直前にフェリーが入ってきまして。なんと花火と橋を隠す位置に停泊してしまいました(涙 万事休す、今更場所移動はできません。仕方なくその場所で撮らざるをえなかった私。うーん、これは非常に残念でした。
ただ、良いこともありましたよ。その場所には後から数人のカメラマンさんたちがグループでいらっしゃいまして、私の右隣に陣取った老婦人が、見たことのないSLIKの使い込まれた三脚を立てておられたのです。カメラは明らかに銀塩。サブ機はEOS 30D。これは相当なベテランの方とお見受けし、ちょっとお声をかけさせていただきました。とある写真クラブに在籍なさっておられるお仲間とごいっしょにいらっしゃったその老婦人、先だって某フォトコンで愛媛県1の賞を受けた方でした。サギと雀を絶妙なタイミングで撮影なさって、審査員の先生方に絶賛されたというお話を5回通りくらい(?)うかがいましたよ。
この老婦人と同じグループの初老の男性は、私がチャレンジしているピントリングぐるぐる~の撮影方法の達人で、どうやって撮ればいいのかをご教授くださいました。教わったからといってすぐさま撮れたりはしない難しい撮影法なのだと、よぉ~くわかりましたよ。さすがに大ベテランのこの男性、きっちり素晴らしい画をものになさって、周囲にいらしたお仲間の皆さんからも拍手喝采、きっとどこかのフォトコンで、この作品は入賞するでしょうね。実に幻想的な写真でした。
往復の大混雑で疲労困憊したとはいえ、行って良かったおんまく、でした。写真は222枚撮りましたので、また1枚1枚よく見返して、upできそうな画があったら出そうかなと思います。ご期待くださった皆様、私の写真の出来はたいしたことないため申し訳ないのですけど、その場の雰囲気だけでも感じていただけると嬉しいです。
Canon EOS 40D +
TAMRON B003