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ちいさい ねこ♪

ひとつでも多くの心揺さぶられる瞬間をとどめておきたいから・・・。

一人で

2009-05-31 18:12:16 | 花・植物
 一人で 咲ける

 どこでも 行ける

 なんだって できる

 そう 思っていたのに・・・

      コッチダヨ

      サァ

      手ヲ 伸バシテ

 その手を 取って いいの?

 一人で がんばらなくて いいの?



 先日「エチカの鏡」というテレビ番組に、漫画家の西原理恵子(サイバラリエコ)さんが出演なさっていました。私は以前からこの人の作品が大好きなんですw きっかけは「恨ミシュラン」だったのですがね。「鳥頭紀行」とか、ほんとにお腹を抱えて、涙流しながら読みました。この方は画は上手ではないですよ。お世辞にも上手いとは言えません。なのに、魅力的なんです。破天荒な西原さんの生き方が漫画にも出てるんじゃないかと思います。

 番組では、幼少時からのいわゆる「不幸」を列挙していました。確かに、人から見れば「不幸」だったかもしれない半生です。けれども、西原さんは「しょうがないよね」っておっしゃる、だってしょうがないもん、と達観なさっておられるんです。辛酸を舐めると言いますが、まさにそういう状況、とんでもない悪夢のような事態に何度も陥って、それでもめげずにたくましく生き抜いて来られた西原さん。最愛の夫・鴨志田穣さんをガンで亡くされましたが、「彼はすごい人でしたよ」「幸せでした」と・・・。

 西原さんには、自分が持っているもの、持たないもの、それをはっきりと自覚している強みがあるんです。どこで勝負すればいいのかがわかっているんですね。土俵選びを間違わない、戦略は本能的に決める、ひたすら打たれ強い、たくましい人ですよ。そういう彼女は、「一人で生きられる人」なのでしょう。でも、鴨志田さんと出会い、結婚し、2児をもうけて、悲喜交々ありつつも、看取って、弔って、今に至る、その過程では、「かけがえのない人」と鴨志田さんを大切に思っていた、愛していた、というのがよくわかりました。

 人間は皆、基本は「一人」です。生まれてくる時も、死ぬ時も。けれども、生きている間には、何人もの人と関わって、助けたり助けられたり、迷惑かけたりかけられたり、があるんですよね。その関わりあいを「絆」と呼び、ふれあう気持ちを「情」と名付けて、長いようで短い一生を全うするんですね。

 一人で生きられる、でも、他者との関わりが必要なことだってあるんです。誰とも、何の「絆」ももたずに生きることは、ある意味気楽かもしれません。が、それはきっと、とても寂しい生き方。肩肘張って、つっぱって、「一人で平気よ」などと強がって・・・・それはたぶん、とても寂しい人生ですよ。

 西原さんが鴨志田さんと出会い、二人のお子さんに恵まれたことは、本当にとても幸せなことだったと思います。彼女の作品には言葉で語りつくすことができないさまざまな感情や人生の機微がぎゅうっと詰まっています。笑いながら、なぜか泣いてしまう、そういう不思議な作品、西原さんの人生そのものが、そこにはあるからなのでしょうね。
 

Light

2009-05-23 06:33:00 | 花・植物

 皆様にご心配いただいている るり のその後です。

 昨日は一日中吐かずに薄暗いところにひたすら横たわって、自力で治そうとしていたるり。夜中にほんの少しだけ水を口にしました。でも、ひさしぶりの水に胃が驚いたみたいです。文字通り飛び上がっていました。それから今朝まで、脱衣所のラタンチェストの下に入りこみ、じーっとしていました。

 今朝、6時半にニャァ~ンニャァ~ンと2回、いつもの声で鳴いて、寝室へ入ってきました。それから黙って布団に上がり、お気に入りの毛布を前足でもみもみして、寝そべっています。落ち着いている様子ですが、まだちょっと胸やけがするのか、時々口をモグモグさせ、うっとえづくような動きを見せます。

 このまま回復して、水も餌もちょっとずつ量を増やしていけば、以前のように元気になってくれるかと思います。ひとまず峠は越した模様。ただ、私に対しての信頼は今回のことで瓦解したみたいです。すっかり寄りつかなくなりました。なでても嫌がります。他の家族に世話を頼んでいますけど、拒絶されるとさびしいですね・・・。

 ご心配くださった皆様、ありがとうございます。お見舞いの言葉に励まされました。るりが回復しつつあるのも、皆様の祈りが届いたのだと、心から感謝しています。

街の花たち

2009-05-15 19:32:34 | 花・植物
 街中に花が咲く季節、今日はカメラをさげてお散歩していました。とあるお家の前に見事に咲いた花々を見つけ、カメラを構えていた、そのときです。

「お嬢さん、いい被写体はありますか?」

 ふりむくと、にこにこ笑顔の男性が。見知らぬ女性に「お嬢さん」と声をかける人はみ○もんたさんだけじゃないんだなぁと内心思いつつ、その方との会話startですw

 その方は、Nikonの銀塩で写真も撮っていらっしゃるダンディな紳士でした。朝靄に霞む山々を寒さに耐えながら撮る、そういう撮影もなさったとか。陶芸や社交ダンスもなさるとか。写真の話だけにとどまらず、立ち話ではもったいないほどの楽しいおしゃべりが数十分続きました。残念ながら私に他の用事があったものですから、その紳士とのお話は終えねばなりませんでしたが、私はこのサイトのURLを印刷した名刺をお渡ししました。紳士は実名と肩書と会社名との入ったちゃんとした名刺を私にくださって、

 「それでは、また。ご縁があれば。」

と、素敵な笑顔で去って行かれました。私も笑顔で会釈を返し、急いで用を済ませに向かったのですが、写真がつなぐご縁というものをとても強く感じました。先日は薔薇園で。昨日は棚田の撮影地で。今日は街角で。さまざまな方が、私のカメラに、あるいは撮影している私に、興味をもってくださって、気さくにお声をかけてくださる、嬉しいことですよね。

 写真を撮ることもblogも私の趣味ですが、この趣味のおかげで実にいろんな出会いに恵まれ、素敵な瞬間を体験できています。そして、この体験が、私を成長させてくれているんだと思います。撮った画を見ていただく喜び以外にも、さまざまな楽しいことが起こる嬉しさ。すべての出会いに感謝して、明日からも写真を撮りたいと思います。



出会い

2009-05-08 21:09:40 | 花・植物

 先日「相原バラ園」で薔薇を撮影していたときのことです。不意に背後から声をかけられました。「いいカメラですねぇ。」声のする方へ振り向くと、笑顔の女性が・・・。

 お二人連れのご婦人がたは薔薇を愛でるためにいらしたようでした。写真も撮っていらっしゃるそうで、私がデジイチで撮っていたものですから、興味をもたれたのでしょう。最近キスデジをレンズキットで購入なさったのだそうです。私のカメラとレンズについていろいろと聞かれました。

 そのとき私は40DにTAMRONのB003をつけていました。バッグの中にはA09も入れてありました。レンズを買うならどういうものがいいだろうと相談されましたので、私のレンズをお二人にお見せして、重さや性能、使い方などをお話しさせていただきました。その方々は花がお好きだとかで、写真も花を綺麗に撮りたいと思っておられるのでした。

 私は乏しい知識と経験を総動員して、できる限り丁寧にご質問に答えたつもりなのですが、さて、私ごときのお答えで何かのお役に立てるかどうか、怪しいなぁと冷や汗ものでしたよ。けれども、そのお二人はにこにこ微笑みながらお話ししてくださり、blogのことなども話題にのぼったので、私は自分のサイト「ちいさい ねこ♪」をご案内しておきましたw さて、薔薇の写真を見てくださったでしょうか?

 お二人がおっしゃっていたこと、「親切丁寧に初歩から写真を教えてくださる教室があればいいのに」というお話に、私も心から賛同いたしました。実際、独学で2007年7月から写真を撮り始めた私ですが、雑誌や指南書、友達からの情報などだけではやはり十分とは言えない気がしています。どこかで基礎をしっかり教わった方がいいんじゃないかと、常々そう思っていました。同じようにお考えの方がおられるんだなぁと、いっそう意を強くした次第です。

 どうすればもっと上手く撮れるか、何をどう直せば思うような画になるのか、お二人とお話しさせていただきながら、私自身がもっともっと勉強しなければいけないことを強く感じました。私のレベルでは、人にお教えすることなどできませんから。どこか通いやすい場所と時間の写真教室を探して、通ってみるつもりです。松山市内でいい教室をご存知の方がもしおられましたら、お教えください。よろしくお願いいたします。

やさしさだけではダメだなんて

2009-05-07 22:39:38 | 花・植物

 やさしさだけでは ダメだなんて

 だれが いいはじめたの?

 やさしさがなくては いきてゆけないでしょう?

      しがらみや とまどい まよいさえも

      よりそっていれば わすれていられる

      そんな ひとときこそ たいせつではない?

癒す

2009-05-05 22:33:00 | 花・植物
 花ばかり 探し歩いて

 夢中で 撮って 撮って 撮って

 けれど

 どれほど たくさん 撮っても

 まだまだ 足りない そんな 気がして・・・



 なぜ そんなにも 花を?

 真っ白な 薔薇を 見たとき

 不意に 気付かされた



 とても 疲れていた 私には

 花が 必要だったのだ と

 その 優しさや 美しさで

 心身ともに 癒されたい

 切実に そう 欲していたのだ と

バロンの居る薔薇園

2009-05-04 20:41:14 | 花・植物

 昨年もお邪魔して撮影させていただきました「相原バラ園」に行ってみました。雨上がりで、空は残念ながらダークグレー。でも、いろいろなバラが芳香とともに迎えてくれました。1枚目は今日撮影した中でも一番のお気に入りです。 



 ↑がバロン。かっこいい黒猫さんです。とてもおとなしいんですよ。



 ↑黄色のバラですけど、淡くて優しい色でした。



 ↑これは1枚目と同じ画像ですが、現像をちょっと変えてあります。どちらがお好みですか?

 たくさん撮りましたので、あと1~2回はupするつもりです。5月は薔薇月。各所で満開のバラが見られますね。

★☆★ 相原バラ園 の 詳細情報 ★☆★

 住所:松山市竹原町2-11-13
 電話番号:089-931-0567
 開園時間:a.m.9:00~p.m.5:00
 開園期間:4月25日(土)~5月31日(日)
      ただし5月12日(火)~17日(日)「萬翠荘(ばんすいそう)バラ展」のため閉園
 HPは→ http://www.i-rose.net/

※入園無料ですが、ご訪問の際には、バラを傷めないよう、作業中の皆さんの邪魔にならないよう、ご配慮ください。また育苗中の温室内など立ち入り禁止、撮影禁止のところがあります。ご注意を。

困ってます

2009-05-02 10:57:59 | 花・植物

 すんごい困ってます。新しいPCはOSがVistaなんですけど、セキュリティがめちゃ厳しいみたいで、ダウンロードしてきた体験版フォトショップを使えなかったりします。せっかく写真の現像や加工がサクサクできると喜んでいたのに。インストールしたはずのファイルが起動しないんですから、もうどうしようもなくて、一からやり直そうと削除したりしていました。時間ばかりかかってちっとも思うようになりません。

 SILKYPIXもフォトショップも古いPCで使っていたソフトは新しいPCに入れられません。1つのソフトは1つのPCにしかインストールできないようにされているんですね。もしSILKYPIXを引き続き新しいPCでも使いたければ、シリアルナンバーを別に購入しなければなりません。だから仕方なく古いPCで画像取り込んで、現像をして、外付けHDDに移してから、新しいPCにつないで必要な画像を取り込んで、という非常に効率の悪いやり方を余儀なくされています。

 今日は昨日撮影した写真をupしたかったのに、間に合いません。今日は今日で予定がつまってますので、全然時間が足りないんです。やらねばならないことが山ほどあります。しかたなく以前撮ってあったストック写真から出してくることに・・・。

 さしあたっては新しいPCに40DのRAW画像を直接取り込めるようにしたいです。必要なソフトを調べて、インストールしなければ。あぁ、その時間がないです。知識も。気力も。体力も。古いPCにインストールしたのはどっからもってきたソフトだったか、記憶がもはやおぼろげで、思い出せないのですよ、情けない。

 この際フォトショップのver.7を購入しようか、とも考えています。高いけど(汗 そうするとどこで買うかが問題で、Amazonなら安いかな、とかいろいろそれも考えたり。なんかPC関連のことだけでもものすごいエネルギー消耗してますねぇ。ふだんからちゃんと勉強しておけば、こんなにイライラさせられなくても済んだかしら。今日・明日はサイト訪問する時間がとれるかどうか怪しいです。もし行けなかったらごめんなさい、皆様。がんばりますけど・・・。