スロバキア、タトラ山脈の麓より

スロバキア人の夫と2人の娘と私の生活
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5月1日、桜の木の下で

2019-05-02 | スロバキア2019
この話題を後日書くなんて、私も意地悪ですね。
毎年、前もって書こうと構えているのですが、今年もやっぱり寒くて、雨が降ったり、雪が降ったり、桜の花もなく書けませんでした。

今日の話題はスロバキアの桜にまつわる言い伝えです。

5月1日、桜の花咲く木の下でキスをすると、その二人はより固い愛で結ばれるのだそうです。




スロバキアの桜の開花は日本よりも少し遅く、4月の終わりから5月にかけてです。この辺りでは毎年ちょうどゴールデンウィークの頃に満開の桜が楽しめます。昨年の夏、私の両親とマルツェルの両親と共に記念に植えた庭の枝垂れ桜も咲きました。風は強かったけれど、5月1日、青空を背景に綺麗な写真が撮れました。マルツェルに「せっかくだからうちの庭の木の下でキスする?」と聞いたものの、近所(高校の同級生)に「何やってんの?」と聞かれるのがオチだからイヤだとあっさり断られてしまいました。

残念ながら5月1日のジンクスは期限切れですので、もう一つ、まだ間に合う冬の桜にまつわるジンクスを。

12月4日、未婚の女性は桜の枝を取ってきて、その枝に湧水や川の水を口に含み持ち帰り水をやります(何度も)。そしてクリスマスまでに花を咲かせることができると、その女性は間もなく結婚できるのだそうです。

これならまだ冬まで時間がありますし、できますよね!?

乙女のジンクスは世界中どこに行ってもきっとあるのでしょうね。





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