ちーろぐ

今日の出逢いに感謝を込めて

「さすまた」のある風景

2006-09-13 19:24:43 | エルピス
大阪教育大付属池田小学校を襲った忌まわしい事件
幼い命が無残に奪われた事件を景気に、連続して
学校を襲う事件が続きました。

私達業者もそれまでは、全くのノーチェックで学校へ
出入りさせていただいていました。
しかし、最近では必ず玄関で記帳し番号札をつけてお邪魔すること
になっています。

学校には『さすまた』が各出入り口や職員室に整備され、
不審者や暴漢の進入に備えています。
もちろん、これは学校の「安全対策」として必要とされたものであり
私も多数販売させていただきました。

しかし、このような商品を販売させていただく度に、
私は何ともいえない複雑な心境になります。
子ども達の将来を築く教育の場で、危機管理の形が
明らかに変わっている事を痛感しています。

「安全・安心」商品はさすまただけではなく
防犯たて、ポケットベル、ぶざーつりつり・・・多様です。

治安がいい国。。。
こんなことはもはや幻想でしかないのでしょうか?

繰り返される飲酒事故、近親間における殺害
特定の犯罪者が事件を起こすのではなく、ほんの今まで
普通の生活を営んでいた「あの人」が重大事件の犯人と
なっているのは、なぜなのでしょうか?

人間は、今この一瞬の判断の積み重ねで生きています。
その判断を促すのは、間違いなく自分自身の価値観と思考力
それに想像力です。
私は、あまりにもその基準が低くなっている現状があるのでは
ないだろうかと思っています。
私自身誤った判断のために、大きなしっぺ返しを食らうことも
しばしばです。

自分に降りかかる災難ならば自分で受ければいいのです。
しかし、他者に禍をもたらすようなことになっては、
いくら自己弁護をしても、大いなるものからの許しは得られないと
思います。

青年塾 上甲塾長は
 「天が見ている」このように仰います。

その瞬間の判断「天」に思いを委ねたならば、
思いとどまることも出来ると強く思っています。

さすまたのある風景を、あまりにも自然に受け入れたくない。
「天」を仰ぐ大人となりたいと思います。



泉大津市 2005年の教室始まりました!

2006-08-08 17:30:52 | エルピス
2005年の教室??とお思いかもしれませんが、
これは内閣府に設けられた『IT戦略室』が構想した
IT教育の進化形のことを言っています。

この度泉大津市では、その政府方針にのっとり
パソコン教室の充実を図られました。
さらに、パソコン教室でではなく、普通教室で
ITを使った授業を行うことにより、子ども達の
「へー・ほー・なるほど!」を引き出し
「感動と発見と臨場感」のある授業を行っていただくために
『電子黒板』の導入を行われました。
まさしく、2005年の教室スターットです。

政府構想にはうたわれていても、財政難などの理由から
導入を見送られる自治体が多い中、南大阪では唯一の導入に
踏み切られたことは、大変素晴らしいと思います。

本日、この度の新規導入に伴いソフトメーカーやLAN構築の
メーカーそしてエルピスを含めて、導入説明会を開催させて頂きました。


左がウチダ インタラクティブユニット
右が中村  アクティブボード

今回お届けする2種類の電子黒板をご説明しました。

「電子黒板でできること」を中心に授業シーンを
先生方にイメージしていただきました。
「なんだかとっても楽しそうね」そんな風に仰っておられました。


電子黒板が最大の効力を発揮するのは、
★「えっ???何でなの?どうなってるの?」
 の子ども達の疑問や興味にダイレクトに応える事が出来ること
だと思います。

地元泉大津市で、生き生きとした授業を先生方も子ども達も
体感していただけるように、先生方の所にこれから研修に参ります。
何卒よろしくお願い申し上げます。

ちーログをご覧頂く先生方で興味がおありの方は、
どうぞ研修会にお越し下さい。ご案内申し上げます

2005年の教室!いよいよ実現!

2006-07-31 11:14:54 | エルピス
文科省が打ち出した『2005年の教室構想』では
ITを教える授業からITで授業をする、ことを実現させるための
設備構想がうたわれていました。

しかし、近年の地方自治の財政難から地方交付税交付金として
交付された教育予算が、思うように執行されずに各地で
『2005年』のはずが気がつけば、2006年になってしまいました。

それがようやく、私が日ごろお世話になっている泉大津市で
実現化されることになりました。
パソコン教室の充実
普通教室においてのパソコン整備
プロジェクターの整備
学校内LANの整備
様々学校内のインフラ整備が整い
この度、『インタラクティブユニット』
    『アクティブボード』    が
『電子黒板』として導入されます。

その納入のご用命を弊社エルピスが、賜ることになりました。
心から感謝です。

・わかりやすくて
・たのしくて
・そして、何より子ども達の心に残る授業
この先生方のご要望にお応えできる商品をお届けできることを
嬉しく思っています。

昨日、先生方にご使用説明をさせていただく為の
講習会を内田洋行さんが開催してくださいました。

(インタラクティブユニット)

(いつもお世話になる前田さん、分かりやすく説明してくださいます)

来週から怒涛の講習会を開催いたします。
未熟ですが、何卒よろしくお願いいたします



教育産業に関わる誇りと使命感

2006-07-27 17:47:04 | エルピス
本日、お世話になっている仕入先さまが一年に一度の
商品説明会と懇親宴を開催してくださいました。

こちらの仕入先様とエルピスは大変お付き合いが長く、
かれこれ30年になります。
その中で、京都にある会社の社長様の御挨拶は大変心に
響くお言葉でした。

【戦後教育は、本当に正しかったのだろうか。
 マッカーサー司令官は、日本を占領下に置く戦略の中で
 日本人がいかに優秀であるかを、熟知していた。
 だからこそ、日本人の精神の根を断ち切る作戦を立てなければ
 と考えていたのだろう。

 勤勉でまじめな日本人は、その巧みな戦略にしっかりとはまって
 しまったのではないだろうか。
 それに深く関わった学校教育の、今見つめるべき課題は大きい。
 教育に関わる品物をお届けする身として、この認識を十分に
 持ち、日本の精神を育てる一助を担う仕事を、天職として存分に
 活躍しなければならない。
 
 そして、自らが職業を通して日本を支えているという使命感を忘れて
 自己の利益をむさぼるような、日本人であってはならない。
 自分の仕事を卑下してはならない。
 自らが卑下するような仕事に、人を喜ばせるような働きなどできよう
 はずもない。
 
 教育に貢献し、携わる誇りを持とうではないか。】

この社長様のお話は、私も日ごろわが身に問い続けていることです。

『言ってもどうしようもないことを、嘆くな』
 青年塾 上甲塾長の言葉と共に、与えられた環境で
 いかに生きているか。を問い続けて生きたいと思います。

尊いお言葉感謝でした。


「心配かけたらあかん」

2006-07-04 15:49:50 | エルピス
「相手に心配かけるような仕事はしたらあかん」

これもまた上甲塾長から頂いた言葉です。
つい自分の都合を優先させてしまい。
自分勝手に必ず実行するんだから、と自分のペースに
相手を合わせてしまっていることがあることに気づかされます。

必ず実行するなら、それを相手が心配しないでいいように
配慮しておくこともまた必要であります。

これをするかしないかで、お届けするときの心の響きそのものが
変わってしまうこともあるのですから。。。

心配させるような仕事の仕方
を含めて、自らの仕事を振り帰らなければなりません。


教育予算

2006-06-22 13:19:13 | エルピス
先日、陰山先生は
「日本は教育立国だと思いますか」
と問いかけられました。

もちろん、そうです!
と日本人は考えています。
しかし、実際には教育にかける国家予算の割合は
先進国中最下位なのです。

なのになぜ、私達はそれをあまり感じないのでしょうか・・・

私が考えますのは、
そもそも日本人は学問的勉学のみを教育と
考えるのではなく、子どもを取り巻く全ての環境を
教育と考えている。従って、子どもには教育が必要だ
と考えている大人が多いから、教育熱心なのだ。
すなわち教育先進国である。
へんてこりんな言い回しですが、そんなことを感じます。

確かにその通りだと思います。
しかし、現状はこのような理想とは少々離れていることも
事実ではないでしょうか?

私は、教材販売を生業としておりますため、
教育予算はすなわち備品予算としてのみ(売り上げになるもの)
として見ていると思われがちです。(事実の部分もあります・・)
しかし、日本人が持っている「子どもを取り巻く全ての環境が教育」
という本来の教育観点に立ち返れば、本質に近づけるのではないかと
感じました。

品物をお届けすることに汲々とするのではなく、
そこに携わらせて頂くことの、深い思いを築かなければと
思います。

長文失礼しました。


統廃合・・・

2006-06-21 13:21:25 | エルピス
弊社エルピスは泉大津市・忠岡町を拠点として
日々活動させて頂いています。
昨年、泉大津市の小学校が統廃合となり
ひとつの小学校がその姿を消しました。

これはその記念碑です。

年齢を重ねれば重ねるほど、自分の原風景に
思いを馳せることが多くなると聞きました。
それは人によって様々ですが、小学校の学び舎を
原風景に思い描く人も多いのではないでしょうか。

子ども達の歓声と思いでは、新校舎になっても
色あせることなく残ることを思いました。

子ども時代の全ての思い出の中に、残れるものを
商品を通してお届けしたいと願います。



ホスピタリティ産業を目指して

2006-06-20 14:03:57 | エルピス
私の会社は主に教育材料全般のお取り扱いを
させていただいております。

教育・・・と一口に申し上げても
その場面は様々です。

保育・小学校・中学校・高等教育など
その中で、私どもが材料をご提供するに
とどまるならば、
「教材販売やさん」です。

様々な方々のお話を伺う中で、
自分の仕事は本当に社会に必要なのか?
また、私の仕事は皆様に必要とされているのか?

今のところ答えは全てNOです。

だからこそ必要とされるために、
今日一日を真剣に生き、活動することが
許されているんだと思いました。

私一人で私を存在させることは出来ません。
出逢う皆様とのお関わりを通して、
私を存在させていけたらと願います。

皆様に喜んでいただく。。
そして心を暖めていただけるような仕事ができれば
と思っています。

自己紹介

2006-06-08 18:47:49 | エルピス
『ちーろぐ』をご覧頂きありがとうございます。
ここで、改めて自己紹介をさせて頂きます。

神野(かみの)と申します。
株式会社 エルピスにて働いています。
 『エルピス』って・・・
 ギリシャ語で「希望」を意味します。
 
お届けする品々が、子ども達の希望につながれば
これ程嬉しいことはないと、つけられた社名です。

保育用品・学校教材をご販売させていただいています。

いつも、お忙しいところ
「ちょっとよろしいでしょうか?」
のお声をかけさせていただき、
先生方のおそばにお邪魔しています。

このブログを通して、
日々の感謝を少しでもお伝えできれば
大変幸せに思います。

皆様に愛される「ちーろぐ」になりますよう
努力しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

まだまだひよっこ!
お育て下さいませ