真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

老学生は朗学生~出ると思ったよ、続編

2008-11-02 | 読書-2008
『留学生は64歳』2008年

2006年に出た
『63歳・東京外語大3年 老学生の日記』2006年
が快調だったので、「これは続編が出るでしょう」と睨んでいたら(ギロリ)、やはり出たぁ!

「老学生の日記」はNHKラジオの朗読番組でも取り上げられた由。朗読に耐えるというのは、文章が優れている証左でもあろう。

こういう手のものは「じつは凄いんだぞ!俺」といった‘ドーダ!’モードになってしまうパターンがありそうだが、この著者は見事に自分を突き放して客観的にあがく、じゃない描くことが出来ていて、凡人ではないな、と。
だーいたい、何ヶ国語できるの?このヒト。さりげなく出てくる「中国語が多少は・・・」、「フランス語が少々・・・」、「イタリア語も少しは・・・」。じつはそれだけじゃなかったりして?
でもさ、それが全く自慢たらしくなっていないところが、凡人ではないよね。

もしかしてサラリーマン時代は、一種の「奇人認定」だったのかもしれないが(がちゃがちゃとやかましい!か何か思われていたりして?)、孫ほどの年齢の若い学生たちにも見事に受け入れられているのは、やはり只者ではない、かな。

エスカレートするイメージ:
「パイプのけむり」や「新宿赤マント」のように延々続々と・・・(笑)。
講演の依頼なんかもあったりするのだろうか?

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