真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『中国台頭の終焉』 (津上 俊哉さん 2013年)

2014-06-24 | 読書-現代社会
日経プレミアシリーズ
中国台頭の終焉
津上 俊哉【著】
価格 \961(本体\890)
日本経済新聞出版社(2013/01発売)

第1章 中国は5年前には中成長モードに入っていた
第2章「4兆元投資」の後遺症(短期問題)
第3章 中期的な経済成長を阻むもの
第4章 新政権の課題(1)
第5章 新政権の課題(2)
第6章 民営経済の退潮
第7章 新政権の課題(3)
第8章 少子高齢化(長期問題)
第9章 中国がGDPで米国を抜く日は来ない
第10章 東アジアの不透明な将来

kany blogさん

第10章 東アジアの不透明な未来
中国人は中国の主権や領土を侵した帝国主義国を憎んでいるが、それ以上に憎んでいるのは、外敵の手先となった同胞 (漢奸ハイジィエン=売国奴)である。
・・・・
この伝統あるがゆえに、中国人は「領土 ・領海、主権、歴史」を巡る「ナショナリズムの空気」 に逆らって、外国寄りの宥和的な発言でもしようものなら、「漢奸!」と非難、糾弾されるのではないかと怖れる心理状態に置かれる。周囲からの「漢奸」糾弾を恐れて、心ならずも対外強硬論に和してしまう――中国人が抱えるそんな内面問題を指す言葉が「漢奸タブー」だ。

退官後に中国における企業経営のリアリティを熟知しているだけに説得力はきわめて高い

池田信夫さんは経済産業研究所のときの同僚

津上俊哉著”中国台頭の終焉” - Dailymotion動画

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