真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『東京骨灰紀行』 (小沢 信男さん 2009年)

2011-05-23 | 読書-エッセイ/小説etc
東京骨灰紀行
小沢 信男【著】
筑摩書房
(2009/09/10 出版)

これはもう、ゼッタイ、小沢さんじゃなければ書けない、小沢さんだからこそおもしろい題材の一冊だ

早稲田大学(映像文化論・文化社会学)・長谷正人の書評ブログ

■洒脱な語り口で死者の歴史を掘り起こした異色作

横網町公園といえば、昔、近所のビルで行われたセミナー(なんの話だったか・・)に行った際、「へえ!」と思ったことを思い出す。
この公園は「横網町公園」という名のほか「被服廠跡」「東京都慰霊堂」「東京都復興記念館」とも呼ばれていますが、そのいずれもが、この公園の歴史を物語っています

公的臭ぷんぷん。
国際ファッションセンター株式会社・墨田区

せんだこれやの由来の話は知っていたが、軍隊が虐殺に組織的に関与していたのか。

千田 是也(せんだ これなり、1904年7月15日 - 1994年12月21日)は、日本の演出家、俳優。東京都出身。是也はこれなりと読むのが正しいが、通称としてこれやが定着してしまっている

関東大震災での朝鮮人・日本人虐殺への騎兵隊の関与

なんか、この本の独特の語り口が移ってしまう… 標準語というより東京弁?? あっさりな感嘆調というか。慣れると癖になる感じw

聖路加病院とサリン事件の話に関連して、関連過去エントリ。
『サリンとおはぎ―扉は開くまで叩き続けろ』

ちょっと山本夏彦さんを思い出したりして。

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