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真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『1949年の大東亜共栄圏―自主防衛への終わらざる戦い』 (有馬 哲夫さん 2014年)

2016-05-07 | 読書-歴史
新潮新書
1949年の大東亜共栄圏―自主防衛への終わらざる戦い
有馬 哲夫【著】
価格 \842(本体\780)
新潮社(2014/06発売)

プロローグ──四枚の絵
第一章 敗れざる者たち──一枚目の絵
敗戦から四年たってなお中国で日本兵たちは戦っていた。
いち早く帰国した指揮官は、更に大きな作戦に着手する。
第二章 国民党の参謀となった大本営参謀──二枚目の絵
アジアから極秘帰国した元陸軍大佐・辻政信。
石原莞爾の理想を実現すべく、再び彼は工作に乗り出した。
第三章 国防再建と秘密機関──三枚目の絵
祖国を共産主義者から守るためには軍隊が必要だ。
総理大臣を目指す宇垣一成の下に大本営参謀たちが集結する。
第四章 国粋主義者たちの祖国再建──四枚目の絵
数々の秘密工作に関与してきた児玉誉士夫。
自らの潤沢な資金を背景に天皇制保持のための戦いを開始した。
第五章 「国際義勇軍」と警察予備隊──大きな絵
山西残留軍救出のために台湾の国民党を支援せよ。
その動きは壮大な反共のための参謀団、義勇軍へとつながっていく。
第六章 宇垣派を分裂させた朝鮮戦争──分かれていく絵
マッカーサーの命令で警察予備隊が発足。
再軍備が現実化する一方で、吉田茂は旧軍人たちの力を殺いでいった。
第七章 遠ざかっていく自立自衛──絵にならなかった絵
日本が完全な独立国となるには強大な国防軍が必要だ。
大本営参謀たちのこの構想をアメリカは認めなかった。
第八章 しのびよる戦後──フェードアウトする絵
秘密機関が解体される中、児玉は孤独な戦いを続ける。
しかし、政治家たちの思惑はもはや別のところにあった。
エピローグ──未完の自立自衛

あとがき

注釈/参考・引用文献

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