真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『タイに渡った鑑識捜査官―妻がくれた第二の人生』 (戸島 国雄さん 2011年)がすごい

2011-10-25 | 読書-エッセイ/小説etc
タイに渡った鑑識捜査官―妻がくれた第二の人生
戸島 国雄【著】
並木書房 (2011/09/20 出版)

【著者に聞きたい】戸島国雄さん『タイに渡った鑑識捜査官』

「アタマの引き出し」は生きるチカラだ!
挿入された写真にはボカシが入れてあるが、文章にはボカシはいっさいない。心臓の弱い人は読まない方がいいかもしれないと付け加えておこう

陸上自衛隊の第一空挺団から警視庁に転じた柔道の猛者である鑑識のベテラン捜査官。

タイ語を身につけて、どんどん現場に出たのが前任者との違いらしい。
会議室で日本の捜査の様子を紹介したビデオを見せて解説するだけの手法(*)では全く駄目だと、着任早々に理解した著者は、とにかく現場へ…。
*前任者からは、それでいいんだと聞いていたような?

若手捜査員らとかけあいのようなジョークを交わす溶け込みぶり。
映画やドラマ化したら面白かろうと思う件。

「64歳は余計だろ、こら」なんていうやり取りは、笑いを取れるしね。
凄惨な場面が多すぎるし、言葉の問題もあるし、ま、なかなか難しいだろうな・・・と挑発してみたり。

でもね、法医学関係やら鑑識班(Crime Scene Investigation)のドラマがあるんだから、舞台がタイでもいいじゃないか!
とさらにけしかける。
ナマハゲ呼んでくる?

え?JICAの派遣専門家は、赴任の際はファーストクラスなの?
もうとっくに仕分けた?

鑑識関連過去エントリ。法医学はまた別ねw

セレブなおばあちゃまが~「カゲのヒーロー・鑑識」
似顔絵専門官の話、出てこなかったっけ?
もしかする?

米国の鑑識専門家の本は賛否両論のようだが・・

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