真似屋南面堂はね~述而不作

まねやなんめんどう。創業(屋号命名)1993年頃。開店2008年。長年のサラリーマン生活に区切り。述べて作らず

『ブリッジマンの技術』(鎌田浩毅2008年) 橋を架ける人・・・

2010-05-17 | 読書-エッセイ/小説etc
富士山噴火:ハザードマップを読み解く~‘お洒落な’カマタ博士の頭の中では何が起きているのか 2009-08-30
(リンク切れあり)

講談社現代新書
『ブリッジマンの技術』
鎌田 浩毅【著】
講談社 (2008/12/20 出版)

少し前、坂本龍馬に云々と口走ってひんしゅくを買った政治家がいたが、ブリッジマンも、原理はじつは同じことを目指している。
本書中でも龍馬に言及。元祖ブリッジマン坂本?

先生の奇抜ないでたちの真意も語られる。

★「翻訳機法」も奇抜で素晴らしい。
相手の発した嫌な言葉・聞きづらい言葉を、それほど悪くない言葉に変換してしまう、という手法。

そんなところが君の弱点だ
  ↓
とても君に期待しているよ

なんでそんなこともわからないんだ
  ↓
君には理解する力があることを知っている

くそじじい
  ↓
おじさん、大好きだよ

あっち行け
 ↓
今日はよい天気ですね

ばか野郎
 ↓
素敵だね

コミュニケーションの名人、それがブリッジマン

『ブリッジマンの技術』京都大学の鎌田浩毅さんからいただきました。

翻訳機法、試してみようかな。

南面堂:こういう案はどうだろうか!
部下:べつに…。
  ↓
よい思い付きですね。早速試されてはいかがでしょう。

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