諸々の手続きに追われていたのだが、
その中でも一番面倒な手続きを今、進めている最中だ。
生前、父が所有していた不動産だ。
これが本当に大変で、、、(涙)
ここ2ヶ月、法務局に出向いたりして大忙し。
以前にも書いたが、父は7軒もの家を購入した。
今年4月より、
故人の名義のままにしていると、
罰せられることに法律がなったらしい。
現在、今年4月以前に亡くなられた故人の遺族が
次々に国から罰金を請求されてるようだ。
要するに、国は所有者を故人ではなく、
明らかにしておきたいのが目的だそうで。
肝心の司法書士さんも手が回らないみたいだ。
そのような理由から、名義変更が相次いでいるらしく、
全国のどこの法務局でも予約が一杯で、
なかなか申し込めない状況だったが、
どうにか地方の法務局で、
2ヶ月待ちではあるがギリギリ申し込めた。
父が亡くなった時、兄&私は相続放棄を強く希望した。
というのも、
相続税、登記登録税、また今後の固定資産税等々、
多額の出費が私達の上に振りかかってくるからだ。
恥ずかしい話だが、父のような経済力はない。
家っていうのは、住民票をおいてる自宅以外、
2軒目以降は贅沢として見なされ、
通常の固定資産税に加算されてしまう。
現在、住んでる大阪の自宅だけでも、
固定資産税は年間数十万円なのに(兄が払ってくれているが)、
その上、他の物件も!となれば想像を越える額になり、
もう税金の支払いの為だけに仕事をしているようなものだろう。
正直、今の私にそのような経済的余裕は一切ない。
兄も開業?等で将来を見据えてお金を貯めなきゃならないし、、、
そもそも、私達兄妹が望んで所有している不動産でもない。
ただ、縁あって父の元に生まれてきただけだ。
それだけでお金を払わされるのは、、、と思った。
で、法律家に相談させて頂いた。
そしたら、
「亡くなった人に負債がある場合のみ、
相続人は放棄の手続きが可能!」と知らされ、
我が家のケースでは、父に負債は1円も無かったので、
相続放棄は不可能!だと教えられた。
てな訳で、強制的に相続することになったのだ。
一般的には、母(故人の配偶者)も相続人になるのだが、
そうした場合、配偶者に万が一の時に、
また今回と同額の税金を請求される!と説明され、
話し合った結果、兄&私が相続人となった。
兄が遺産分割協議書みたいな文書を作成し、
兄、母、私の実印を押した。
今年の春頃だったかな?
兄がいる前で父に私から質問した。
所謂、遺言?みたいな、、、
「ねぇDAD、今後の不動産のこと、
どうしたいと思ってるの?」
「DADは死んだら何も分からないから、
後のことは君達に任せる。
君達の好きにすれば良いよ!」
父が言い終えるなり私は瞬時に反論した。
「DAD!!それって無責任過ぎない?」
続いて、兄も、、、
「親父、ふざけないで!真面目に聞いてるんだから」と。
でも、それ以上を父は答えることはなかった。
今思うと、父は本気でそのように考えてたのかもしれない。
(俺が敷いたレールはここまで!
あとは子供たち各々が敷いて進め!)って。
ということで只今、不動産の手続きの申請中。
(奈良県、岐阜県、和歌山県、高知県、大阪府、、、)
土地だけの不動産もあるし、
土地&家屋の両方の不動産もあるから、
なかなか面倒な手続きになってる感じ。
一括払いを指示されたから大変だよ!
金欠なのに、、、(涙)