チビ録。

2005年から日記を書いています。
女の一生with猫と酒と飯。

若手営業マン。

2020-06-03 22:08:00 | ひとり暮らしの家庭の事情



とっても美味しいアイスなのに、なんでこんなに美味しくなさそうに撮れたんだか謎ですが、
今日は不動産屋さんの営業マンの話をしようと思います。

日曜日に見に行った新築一戸建てにすっかり恋に落ちてまして、
家族親戚友人知人に物件情報をLINEした挙句、何か悪口を言ってと頼んでる始末です。
とりあえず、今日は不動産屋さんの営業マンの話をしようと思います。

前にちょっとグチったけど、いい年して女ひとりで住む家を探すのは、けっこういやな思いをすることがあります。
必要なのは分かるけど、家族構成・転居先の同居の家族の人数・勤務先・勤続年数・年収・年齢・今後の暮らしかたの希望など。
普通は初対面の人に話さないことを探られる。
その日見に行った物件に決まらなくても、次の物件を紹介しようという思惑があるんだろうし、そういう仕事だと分かってるし、
そういう仕事だからこそ、専門知識を活かして客観的に見てもらって、自分が思うよりよい方向性を提案してもらいたいとこっちも思ってる。
だから聞かれれば答えるけど、やっぱりあまり気分はよくない。

これまで話をした不動産屋さんの営業マンは、たぶん10人前後。全員男性。
その中で、今、前のめりに検討中の新築一戸建て物件の営業マンは、飛び抜けて若い。新卒かよ、くらいの勢い。
ちなみに前回猫様問題でわたしの怒りを買った営業マンは、おそらく最年長。

その若手営業マンと会って驚いたのは、彼がまったくわたしの個人情報を聞かなかったこと。
聞いたのは最後に連絡先だけで、どのあたりの地域で探してるのか、予算はどれくらいなのか、みたいなごく基本的な情報も聞かなかった。
このくせ、わたしが聞いたことに関して、なぜそれを聞くのかを確認して、理由を聞き出した上で答えた。
窓のサイズを聞いたことから、猫を飼っていること聞き出したのは、実に滑らかだった。
よく営業マンは、「調べておきます」って言うんだけど、本当に調べてその日のうちにメールしてきたのは彼だけ。

この感覚って、若い世代独特のものだと思う。
わたしは仕事で若手を育成する機会が多いんだけど、気がつかないうちに世代差による考え方の差って本当に出来てて、
仕事上のことで言うとコミュニケーションと馴れ合いは違うとか、私生活あっての仕事だとかっていう考え方とか。
プライベートのことなら余計なお世話を焼かなくていいとか、自分に被害がなくて法に触れないことをとやかく言わないとか、
なんかこう、情に薄いように一見見えて、実は個人を尊重する感じ。踏み込み具合の絶妙さ。
こういう感覚を身につけたくて、Twitterは猫以外にもいろいろフォローしてる。すごく勉強になる。
少なくとも、わたしが物件を検討する際に、この営業マンは影響しない。いや、するんだけど、しない。

最初に電話したとき、話し方があまりに幼くてぎょっとしたけど、案外当たりだったかもしれないと思ってる。
わたしはたぶん、春たんよりマロから買うタイプ。

さて、あと3日検討して、日曜日に決めよう。


※その後いろいろあって、家は買いましたが営業担当は替えてもらいました。
よかったのは最初だけで、いろいろひどかった。
あのバカをこんなに誉めてる自分が恥ずかしくて記事を削除しようかと思ったけど、記念に残しておきます。
本当にいろいろひどかったアイツ。
家に恋してた自分は営業マンにも恋してたのかもしれないと今では思う…。
コメント
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