さかな

魚屋さんの店先のささやかな素話...。

タマゴと先生。

2007年01月20日 | 私ごと
先日のタマゴですが・・・、

最後は『ちーずタマゴ』(笑)。


わたくし、タマゴにはちょっと思い出があります。
タマゴを見るたびにいつも思うことなのですが、ちょっと書いてみますね。
って言っても、つまらないことなのですが^^;。

わたしが小学6年生のときのこと。
当時の私は、まだまだかわいい女の子でした。
今のようにデカくなかったです(笑)。

理科の授業で、タマゴの勉強をしていました。
タマゴを割ると、黄身に白いクニュッとしたのついていますね。
先生は、「これをみんなの家では何て呼んでる?」と、聞きました。
教科書には『カラザ』と書いてありました。

ひとりの子が教科書を見て、「はい、カラザです。」と答えました。
先生は、ひとりひとりに聞いていきました。
みんな教科書に書いてあるので、『カラザ』と答えました。
私もみんなと同じに答えました。
すると、先生はだんだんイライラしてきて、プルプルと震えてきて・・・
「カラザは、本当のこたえ。でも、みんなのお家では何て呼んでるのかって聞いてるのっ。」
と、とうとう怒り出してしまいました。

先生はたぶん、この授業をするにあたり、
いろいろと考えてきたのだと思いました。
白いカラザを『ブニュブニュ』だとか『クニョクニョ』だとか
『ニュるニュる』だとか・・・
きっと、こんな答えでクラスがドッと笑い、
楽しくこの『カラザ』の授業をしたかったんだなと、6年の私はこのとき思いました。
そして、怒り出してしまった先生がとても可哀想だと思いました。

先生は大変です。

タマゴを割ると、かならずと言っていいほど6年のときのI先生を思い出します。
厳しい先生だったけど、いい先生だったな。


内緒ですが、私は中学の教育実習にいった事があります。
教科は英語でした。
最後の日は研究授業があり、どんな授業をしようかと考えて、
ヘタだけど、手描きの絵のカードを作ろう!
みんなと過ごした2週間を絵にして英語の授業に使おうと。
しかし、疲れて寝てしまい、当日は寝坊。
絵も出来上がっていなかったので、
仮病を使って、午後の研究授業から登校したのでしたっ^^;。

先生はとっても大変と思いましたです、はい。