さかな

魚屋さんの店先のささやかな素話...。

冬が来るというのに。

2005年11月19日 | 店先から
以前、紹介したお父ちゃんのアロエです。
このアロエに花が咲くようです。
義母が言うには、前に咲いたのはちょうど10年前。
その時は、もっとたくさんのつぼみをつけたそうです。
10年前というと、義父が亡くなった次の年くらいだったのですね。
私は育児で忙しかったのか、その時のアロエの花は見ていません。
義母は、
「今度はひとつしか、つぼみをつけなかったけど何かいいことがありそう・・・。」と、嬉しそうでした。

この場所は、冬は温室のように暖かいのです。
夏は地獄のように暑いですけど・・・
ここにいつも段ボールが積んであって、私は段ボールを縛りながらアロエを見ています。
10年ぶりに咲く、お父ちゃんのアロエの花。どんな花が咲くのか楽しみです

そして、もうひとつ。

スイトピーです。
植木鉢に種を蒔いたら出てきました。今は15センチくらい伸びてきました。
まっすぐ上に伸びていく姿がカワイイです

これを見ていつも思い出すのは、「ジャックと豆の木」。
子どもの頃、ジャックを追いかけて巨人が豆のツルを降りてくるところで、
いつもドキドキ、ハラハラしたものです。懐かしい
冬が来るというのに、魚屋さんのココは冬を飛び越え春のよう