サル娘∞トラ娘∞ネコさま様

☆いつだって出会いの全てがご縁です☆

ちび姫さま オネショ地獄

2006-06-13 01:24:30 | ちび姫さま
【本日の登場人物】

ちび姫さま:おトイレ大好きな2歳児

**************

ちび姫さまが自主的にトイレトレーニングをお初めになられてから
どれくらいの月日が過ぎたことでございましょうか?

今までのちび姫さまの成長段階の殆どが、
ちび姫さまの自主的な行動だった事もあり、
ちび姫さまのオムツ外しについても、
深くは考えていなかった母上でございます。
(単なる能天気とも申します)

母乳を卒業したのも自主的行動でございましたし

母上としては、
「貴重な貴重な子供の乳幼児期。
そんなにあせって成長しないで頂きたい。
あと20年もすれば、イヤでも大人になってしまうのだから。」
という考えが強いのでございますが・・・

そんな母上のノスタルジックな思いを他所に
母上に何の相談もなく日々成長してしまうちび姫さま

トイレトレーニングに関しましても、
自主的に行動し始めただけございまして
初めから失敗は殆どございませんでした

しかし・・・
やっぱり2歳児は2歳児。
梅雨時だというのに、連日のオネショが続いております。

そうです。
ついに、夜間のオムツまでも拒絶するようになってしまわれたのでございます

お布団干すの大変なんだよぉ
乾燥機無いからシーツ干すのも大変なんだよぉ

と、連日悩まされているのは母上ばかりなり


ちび姫さまはさすが
水が大好きなだけございまして、
大量オネショのビショビショお布団であっても
心地よさそうに熟睡していらっしゃる


そして、ちび姫さまとお布団を同じくしていらっしゃる父上さままでも
何故か熟睡していらっしゃる




ちび姫さまがお布団に入る前に
オネショマットを敷いているにも拘わらず、
それらは全て、ちび姫さまによって剥がされてしまうのです

オムツを嫌がるちび姫さまが寝入った後、
そぉぉぉ~っとオムツを履かせたりして、母上は連日努力しております。
しかし、ちび姫さまは、寝ぼけながらもすぐにオムツを外してしまわれるし
万が一、起きてしまえば、大層お怒りになり
夜中に2時間は暴れるハメとなりまする・・・
「わかりましたもうオムツはしません」と
母上は2時間近くちび姫さまに謝り続け、なだめなければなりません


ちび姫さま的には
「夜でも、おちっこしたくなったらおトイレ行くよ
という気構えでいらっしゃるらしい。

でも、きちんと起きられるのは、10回に1度が良いところ。
他の9回はみごとに“オネショ”という失敗に終わってしまいまする

悪い事ではないので、叱るつもりは蒙等ございません。
ただ、ただ、
母上は困り果てているのでございます

だって、今はまだ梅雨の始まりではございませんか

まだまだ幼児でありながらも、大人になりたくて仕方の無いちび姫さま。
どうかゆっくり成長して頂きとうございます



皆様のお宅のオネショ対策はいかがなモノなのでございまするか?

お願い
教えてくださいまし~



ちび姫さまは裸族なり~

2006-06-10 23:07:05 | ちび姫さま
【本日の登場人物】

ちび姫さま:夏が大好きな2歳児。何故なら毎日水遊びが出来るから♪

母上さま:夏が大嫌いな34歳。何故ならデブには暑すぎるから・・・

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梅雨時だというのに、本日も千葉県は晴れ
HOTな夏日でございました。

ちび姫さまは夏が大好きでございますので
本日も熱さにめげず走り回っておいででございました

しかし、夏が大好きであると同時に、ちび姫さまは大の暑がり
5月の半ば頃から、就寝時には丸裸となるようになり、
近頃では一日中、家の中では丸裸

母上が何度洋服をお着せしても、瞬く間にスッポンポンになってしまわれます。

お洋服をドロドロにされたり、ビショビショにされたりして、何度もお着替えしている訳ではないので、
お洗濯物が増える訳ではないのですがね。
いいですけどね・・・別に

でも、やはり、窓を全開とかに出来ない不便さが募ります
日中は窓を開けて風を入れなければ凌げない暑さでございます。
しかし、2歳児とはいえ、丸裸のレディーが家の中にいらっしゃるとなると
外部の視線も気になりますゆえ・・・
(おかしな方の多い世の中でございますしねぇ

それでも、ちび姫さまも一応の羞恥心をお持ちでいらっしゃるので
お外に外出なさる時には、きちんとお洋服を着て下さるのがせめてもの救いなのですが、
この羞恥心が仇となる場合も多々ございます。

それが「ピンポーン」とインターホンの鳴った瞬間。
宅急便とかがやってきた場合が多いのでございますが、

我が家は以外とお客様をお迎えする事が多いので
『インターホンが鳴る=お客様』
と思い込んでいらっしゃるちび姫さま。

インターホンが鳴った瞬間、パニックに陥ってしまわれるのでございます。
「ママちゃんお洋服よ!!!早くよ~ハダカはじゅかちぃよぉぉぉ

・・・って
そんなにお恥ずかしいのなら、最初から、おパンツだけでも履いていて下さればよろしいのに

それでも、そんなに恥ずかしがっていた直後であっても
人がいなくなってしまえば、またすぐにスッポンポンの丸裸に逆戻り。

どこまでもヌードな生活にこだわるちび姫さまでございます。


ちび姫さまは、いったいどこまで野生児を極めるおつもりなでございましょう

ちび姫さまの安眠

2006-06-05 23:26:58 | ちび姫さま
【本日の登場人物】

ちび姫さま:お昼寝嫌いな2歳児

母上さま:お昼寝大好き34歳

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本日は月曜日
ちび姫号の納車後、初めてのプールレッスンの日でございます。

で、ちび姫号にてプールまで。
いざ出陣

実は、母上は一人っきりでの運転は今日が初めて。
教習所時代は当然、お隣(助手席)に教官がいらっしゃいますし、
教習所卒業後は、父上がいらっしゃる時にのみ運転しておりました。

でも今日からは、ちび姫さまと二人きりの旅立ちでございます
ドキドキワクワク

でも、何故か緊張感は全く無いままにプール教室に到着。
地下駐車場での駐車もバッチリ一発OK
すごいぞ!!母上←自画自賛

でも、やはり母上は初心者。
運転時には細心の注意を払わなければなりません。
そんな訳で、ちび姫号の後姿はこんな事になっておりまする↓・・・


ははははは
「これでもか」と言わんばかりのステッカーの数々・・・

「赤ちゃんが乗っています」=ちび姫さまは既に赤ちゃんではございませんが、
              “赤ちゃん”の方が周囲が気を付けて下さりそう
              な気がいたしましたので。

「ゆっくりでごめんなさい」=母上は究極の安全運転でございますゆえ。

「初心者につき近づかないで」=ちび姫号の後ろは車間距離空けてください

「免許取立て・お先にどうぞ」=追い抜きして下さって結構ですわよ

・・・・ということでございます。

通常のドライバーさんであれば、このようなステッカーだらけの車は運転したくないとお思いのはず
(現に父上はとてもイヤがっていらっしゃいます)
母上だって、万が一若いうちに免許を取得していたならば、
このようなステッカーは恥ずかしくて使用しなかったことでございましょう。
しかし、今はこのステッカーが、一種のお守りの様に思えます。
大切なちび姫さまのお命を守るためには、安全運転はもちろんのこと、
周囲への注意喚起も必要です。
母上がどんなに慎重に運転していても、後方から追突されてはたまりませんからね。
ちび姫さまの命を守るためなら、羞恥心などなんのその!!でございます

で、プール教室でのレッスンも終了し、お買い物も済ませて
安全運転のちび姫号に再び乗り込み、家路についた母上&ちび姫さま

帰路でのちび姫号の乗車時間は10分程。あっと言う間にお家でございます。

ところが、この短い時間に、ちび姫さまは、ちび姫号の中で熟睡されてしまいました

今まで自転車でプールに通っている場合には、帰宅しても尚、
なかなかお昼寝をして下さらなくて、母上を困らせてばかりだったのに。

お車大好きのちび姫さまバンザーイ!!
自宅に到着し、車から降ろしても全く起きる気配はなく、
そのまま夕方までお昼寝してくださいました


ちび姫さまは、ガタガタと揺れる車の振動がだ~いすきでいらっしゃいます
ですので、父上の運転している“大きくて安定感のある車”よりも
ちび姫号のようにガタガタ揺れる軽自動車の方が、眠りに落ちやすいらしいのです。
(安上がりな体質で嬉しく思う母上です)
やっぱり軽自動車にしてよかった


明日からも、ちび姫号に揺られて、
ちび姫さまが安らかにお眠りになることを願う母上でございました

ちび姫さまの貯金箱

2006-06-04 23:20:54 | ちび姫さま

【本日の登場人物】

ちび姫さま:となりのトトロに登場する「メイちゃん」は自分がモデルだと勝手に
       思い込んでいる2歳児。


***************

冒頭のお写真は、皆様御存知『となりのトトロ』でございます。

お写真に写っているトトロさまは、実は貯金箱になっています。
そして、トトロさまのお足元にいるのは、マックロクロスケさま。
このマックロクロスケさまは、実はとある方の手作りのお品
ちび姫さまがトトロファンであるということを小耳にはさみ
わざわざ造ってくださったのでございます
(御本人の了承を得ていないために、お名前は記しませんが、本当にありがとうございました

この素敵な手作りプレゼントにちび姫さまは大喜び


して、マックロクロスケを手にして喜んでいるちび姫さまのお姿を拝見し
何やら閃いてしまったお方が一人
それは父上さま

「マックロクロスケの人形でこれほど喜ぶのならば、ちび姫さまの更にお喜びになる物を手に入れてさしあげよう」と、お思いになったらしい・・・
よーするに、父上さまはかなりの親バカなのでございます
ちび姫さまのお喜びになるお姿を見たくて、仕方ない訳でございますね

しかし、ちび姫さまは、トトロさまのぬいぐるみを既にお持ちなので、同じモノでは意味が無い。
で、考えた結果。
現金大好きのちび姫さまには、貯金箱がぴったり
という考えに行きついたらしく・・・

今朝はトトロの貯金箱を購入するために、朝から船橋のららぽーとまで足を伸ばし、貯金箱をGETした次第でございます。

この「貯金箱購入計画」を父上に打ち明けられた時、母上の脳裏をよぎった考えは「すぐさま壊れるに違いない」という現実的な物でございました。
だって、現金大好きのちび姫さまでございますもの
大好きなトトロの置物、しかもジャラジャラとお金の音がする
となったならば、何処へでも持ち歩こうとするのは確実でございます

で・・・

案の定やってしまいました

ららぽーとから帰宅後、母上の運転する『ちび姫号』を、じぃじ&ばぁばに紹介するために、午後から父上の実家に遊びに行きました。
その際、ちび姫さまは「じぃじ・ばぁばにみせゆの」とおっしゃり、貯金箱をしっかりと胸に抱き、ちび姫号に乗り込もうとなさったのでございます。
・・・・で、車に乗る瞬間に・・・ガシャリ

見事路上に落下されたトトロさま

冒頭のお写真では、判りにくいかとは思われますが、
本日購入されたばかりのトトロさまの貯金箱は、実は既に瀕死の状態にございます。
トトロ様の後頭部から下腹部にかけて、かなり大きなヒビが入り
一部分は欠けて無くなってしまいました

生まれて初めての自分の貯金箱を、購入後数時間で破壊してしまうなんて・・・

ちび姫さまは、どうやら貯蓄の出来ない体質のようでございます

ちび姫さまの愛車

2006-06-03 22:42:44 | ちび姫さま
【本日の登場人物?】

ちび姫さま:車大好き2歳児

ちび姫号:我が家に新しくやってきた軽自動車くん

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本日、母上のお待ちかねのモノがやってまいりました

父上のお知り合いの方にお願いしていた、軽自動車くん
我が家の予算と「即納!!」という条件に匹敵した中古車は
マツダの“AZワゴン・ターボ”という車種でございました

どう考えても、母上の運転に“ターボ”は必要ございませんが
母上が運転できるお車がやってきて下さったことに大満足でございます。

そして、母上同様、新しいお車を大層御喜びになっているちび姫さま

ちび姫さまは、元々お車が大好き
一人でお車のドアを開けてはチャイルドシートに座り
「しゅっぱーちゅ」等とやっておいででございます。

お車の中のカー商品も、近頃ちび姫さまのお気に入りの
『おしゃれキャット マリー』というディズニーのキャラクターで
揃えて差し上げたために、母上の愛車はいつの間にか
「ちび姫のくゆま」等と命名されてしまいました


母上が運転するお車はこれで4車種目。

・一般教習車
・教習所の特別教習で運転したBMW
・父上の代理で運転したお車
・ちび姫号

おほほほほ

後はこまめにちび姫号を乗り回し、運転を体になじませるのみ
しかし、母上の愛車を「自分の車」と認識してしまっているちび姫さま。
真っ白なボディーに、そのうち、ちび姫さまの大好きな
お魚ちゃんの落書きをされてしまいそうな気がする


ちび姫さまの旅立ち

2006-06-02 23:47:18 | ちび姫さま
【本日の登場人物】

ちび姫さま:自由をこよなく愛する2歳児

母上さま:ぐうたら生活を愛してやまない34歳

たぁちゃんさま:ちび姫さまの愛するイケメンボーイフレンド

みーたんさま:きれいなお姉さん系2歳児

まりりんさま:さまざまなコトに研究熱心な2歳児

ひーちゃんさま:とびきりの美少女2歳児

*************

本日のちび姫さまは、珍しくプール教室を自主的に休校
(とはいっても母上が決めた事なのでございますがね

なぜかといえば、みーたんの新居にお邪魔させて頂いていたから。
プール教室で仲良くして頂いている、御近所にお住まいのお友達がみーたんのお宅に大集合

みーたんのお宅は、それはそれは素敵な新築マンションでございます
あぁ・・・羨ましい

しかし、素敵なお宅も、2歳児が5人も揃えば、
瞬く間におもちゃだらけの託児室へと変身してしまいます
(みーたんママさま、ごめんなさいましね

その中でも、ちび姫さまのなさりようったら・・・

ひろーい玄関で、何故かほうきを振り回していたり、
窓の外に乗り出して、一人で脱出しようとなさったり(お部屋は7階です

挙句の果てには、素敵なお部屋のドアを蹴破ってしまったり・・・
相変わらずの暴れん坊ぶりを発揮しておいででございました


そして楽しい集いが終了し、午後には帰宅
時刻はちょうどちび姫さまのお昼寝タイム。

「シメシメ。今日は沢山遊んできたし、このままぐっすりお昼寝してくださることでございましょう
と目論んでいた母上でございます

しかし、帰宅直後、母上がお手洗いを済ませておりますと、
耳に届いたのは、玄関に響くちび姫さまのお声。
「いってまーちゅ

↑これは、ちび姫さまの「行ってきます」のごあいさつ。まさか

大慌てでお手洗いから飛び出し、玄関に目をやると
玄関のドアから一人でお外に出て行こうとなさっているちび姫さまの後姿

「ちび姫さま、どちらへ
母上が慌ててお声を掛けると
くるっと振り向かれたちび姫さまは自信満々にお答えになりました。
「みーたんのおうち、いってくゆね


なんと、たった今帰ったばかりだというのに、
またもやみーたんのお宅に押掛けるおつもりらしい。

実はちび姫さまは、地理が異常に得意でいらっしゃるらしく
一度通った道は、すぐさま記憶されてしまうのでございます。

方向音痴の母上とは大違い
母上の方向音痴はそれはそれはすごいものでございまして、
母上の幼き頃、御近所さまでは
『パトカーで帰って来る女の子』として有名でございました。
自分で遊びに出ておりながら、帰り道が判らなくなり、
交番に駆け込むことが当たり前だったからです。
「お家に帰れなくなりました。」とおまわりさんに告げ、
自宅の住所を教えて、パトカーで送って頂いていたのです。
交番やおまわりさんが見当たらなければ、
目に付いたラーメンやさんやパン屋さんに入り
「おまわりさん呼んでください」なんてやっていた。
まるでタクシーのようにパトカーを使用していた幼き母上

しかし、さすが!!!ちび姫さまは違います(←褒めている場合ではございませんが)
どこへでも一人で行こうとなさる。(←素晴らしき自立心

母上は出来る限りの防御策として、玄関や窓の鍵を増やしたりしておりますが、
日々脱出計画を練っているちび姫さまといたちごっこです

仕方が無いので、最後の防御策として、御近所さまへの
御挨拶を欠かさないようにもしております。
隣近所はもちろん、御近所の各商店、お散歩でよく出会うおじいちゃん、
などなど・・・
御近所の皆様の目が
万が一、フラフラと一人歩きをしていた場合に、ちび姫さまを
捕獲するための最後の砦だと思っているからです

ですので、このブログをご覧の御近所の皆様にもお願い申し上げまする
特に、ちび姫さまが一度でもお邪魔したことのあるお宅はかなり危険です。
ちび姫さまが、突然一人で
「こんにちわ
と、やってくる可能性がございますので、
その際は直ちに捕獲していただきとうございます

ちなみに、我が家のお向かいさまの
ともちゅん宅などは、自分のお家のように勝手に上がりこんでいたりするちび姫さま
(ともちゅんママさま、御迷惑おかけしております



これ以上どうやってちび姫さまの旅立ちを阻止するべきか、
何か良い案がございましたら、是非とも母上に伝授してくださいませ

ちび姫さまの成敗

2006-06-01 15:18:18 | ちび姫さま

【本日の登場人物】

ちび姫さま:虫が大嫌いな2歳児

母上さま:虫が怖い34歳

***************

 

唐突でございますが、これは我が家のバルコニーでございます。

我が家の中には個室のない母上・・・

(父上もちび姫さまもお部屋を持っているというのに

そんな母上がかろうじて自分のテリトリーを主張できるのは、キッチンとこのバルコニーのみでございます

よって、バルコニーには母上好みのお花が沢山

しかし、このガーデニングが仇となる事件が本日発生してしまいました

 

本日も晴天で、かなりの高温となりましたゆえに、日中、お部屋の風通しをするために

ちび姫さまの寝室の窓を開け放ち、網戸のみとしておりました。

実はこのバルコニーはちび姫さまの寝室に面しているのでございまするが・・・

本日の午後、ちび姫さまのお昼寝タイムとなり、母上とちび姫さまは手に手をとって寝室へ

 

そして、ちび姫さまの寝室に入室。

直後、母上の目に入ってきた光景とは・・・

 

あり・アリ・蟻・ARI・・・・・

アリさんの大群

今までは決してこのようなコトは無かったのに、何故かバルコニーでアリさんが大発生

小さなアリさんは、網戸の網目をかいくぐり、ちび姫さまのお部屋にまで侵食していらっしゃったのでございます。

ひょえぇぇぇぇぇぇ

 

しばし、呆然とする母上の横で

「わーいアリさんがいっぱいいるぅ」とはしゃぎ出すちび姫さま

その様子は一見、虫を愛している子供のようでございますが、このはしゃぎようには実は裏がある

本当はちび姫さまは虫が大の苦手。ダンゴムシにすら怯えて生活している毎日なのです。

そんなちび姫さまが、唯一、手を触れることの出来る虫。それが小さめのアリさん。

(大きなアリになると怖くて触れないのですがね)

手を触れる事が出来るといっても、決して可愛がったりする訳ではございません。

全ての虫を嫌い、憎しみに近い感情すらお持ちのちび姫さまにとって

小さめのアリさんは、全て、成敗の対象なのです

他の虫は退治したくても怖くて出来ない。

だから、アリを発見するたびに全ての虫の替わりに徹底的に退治する

なんだか無茶苦茶な論理です

命の尊さを何と心得る

 

お外でアリさんを見つけるたびに、一心不乱にアリさんを踏み潰すちび姫さまに向かい、

今まで、母上は何度となく「命の大切さ」を懇々と言い聞かせてまいりました。

 

しかし、それは生活に害の無い範囲でのこと。

家の中にまでアリさんに侵入されたとなっては、退治しない訳にはまいりませぬ

 

ちび姫さまの目の前でアリさん退治を行うべきか否か、母上が躊躇している間に

既にちび姫さまはアリさん退治に突入していらっしゃいました。

素手でアリさんを次々と潰してね・・・

 

ちび姫さまのその行いは、実は母上にとって大変有難いことでございました。

だって、おかげで瞬く間にアリさんの退治が終了したのでございますから。

でも、そこでちび姫さまに感謝の念を述べるべきなのかどうか・・・う~む

アリさんの大量虐殺をしてしまったちび姫さまを褒めるのは、なんだか気がとがめるし・・・

 

こんな、アリさんとの攻防はいつまで続くのでございましょうか

命の尊さを伝えるのは本当に難しい