ちび姫さまの夏

【本日の登場人物】

ちび姫さま：水中ダンスが大好きな2歳児。

ひーちゃんさま：いつも仲良くしていただいているちび姫さまのお友達。

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本日はあいにくの曇り空
しかし、そんな事にはお構いなしにちび姫一家は海へ繰り出してまいりました

海とはいっても、そこは我が家から車で30分程の海浜公園でございます
昨年までは、家から車で10分程の市民プールを連日利用していた我が家でございますが、
今年は少しだけ足を延ばしてみることにいたしました。

そちらの海浜公園は、砂浜にプール施設が隣接されておりまして
巨大な流れるプールと、これまた巨大なウォータースライダーが売り物でございます。

海の方は、海水浴場にはなっていないのでございますが、
潮干狩りが楽しめるスポットとして人気の海浜公園なのです


前日の夜に、仲良しのひーちゃん一家とやきとりを食べに行き
「明日は、我が家は海浜公園に繰り出しますが、御一緒にいかがでござりまするか？」
と、お誘い申し上げたところ
「是非是非ごいっしょに」と
快く同行の意を申し出て下さったために、前回のジブリ美術館に続き
ひーちゃん御家族と御一緒することになりました

我が家は初めての海浜公園
市民プールよりも更に大きな流れるプールに大興奮のちび姫さま

そして、母上は巨大なウォータースライダーに大興奮
しかし、ウォータースライダーは身長120cm以下では利用することが出来ないため
ちび姫さま＆ひーちゃんさまを連れていては、母上もひーちゃんママも楽しむことができない

そこで・・・

「じゃあ、ママ達はスライダーを楽しんでまいりま～す」と、
父上達にお子様を託し、そそくさとママ達だけで楽しんできてしまいました

これがも～ぅ、楽しいのなんの

午前中いっぱい、プールではしゃぎまわったおかげで、
ちび姫さま、母上、父上ともに、気が付いてみると
すっかり日焼けして真っ赤っか

今日のお空は曇り空だったにもかかわらず
このありさまでございます

まだまだ夏はこれからが大本番
ちび姫一家はプールが営業しているかぎり、連日、
お外（プールやら海やら）に繰り出すことでございましょう

夏が終わる頃には、どれだけ黒くなっているのか計り知れません

【色が白いは七難隠す】と申すではございませんか。
母上は色白を売りに、34年間生きてきたハズなのに・・・


どうやら、ちび姫さまの母親である以上、母上は今後の人生を
土人（←ドジンて差別用語だったかな？）として
送らねばならぬようでございます



できることなら、おしとやかで美しい姫の母親になりたかった
お着物を、しゃなりしゃなりと着こなしたりしてね。
しかし、現実は
チビクロサンボ＆ドジンの親子・・・

日本に夏があるかぎり、母上の夢は儚く散ってゆくのでございました

ちび姫さまよ眠れ

【本日の登場人物】

ちび姫さま：恐るべし体力を見せつけている2歳児

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ちび姫さまは本日も絶好調でございます

朝からお風呂場で行水（勝手に水風呂に入ってしまわれたのでございます）
その後、さらにプール教室へ

プール教室の後、夕飯のお買い物を済ませて帰宅したのでございますが、
案の定ちび姫さまにお昼寝の気配はございません

「ちび姫さまよ、早くオネンネしてくださいまし」と思いながらも
母上は玄関の汚れが気になっていた（玄関が泥だらけだった）ので、
「お天気のよいうちに済ませてしまおう」と思い立ち、
玄関にお水を撒き、デッキブラシで玄関をゴシゴシこする
という、なかなか根性の必要なお掃除にとりかかってしまいました。

当然、ちび姫さまは、お掃除をしている母上の回りをウロチョロ
そして、ウロチョロしている間に、御近所のあーちゃんが
在宅なことに気が付いてしまわれたのでございます

あーちゃんは、このブログにも頻繁に登場していただいている
ともちゅんの妹さんで、幼稚園の年中さんでございます

ちび姫さまにしてみれば、御近所の憧れのお姉さんなのでございます。


「あーちゃんがいるぅぅぅ」と
猛ダッシュでお外へ飛び出したちび姫さま

そして、あーちゃんにお外で一通り遊んで頂いた後、ちゃっかりしっかり
あーちゃんのお宅へ転がり込んでしまわれました
（いつものコトなのでございますがね）

その時点で、「お昼寝なんて何のコト？！」という状態でございます。

しばらくの後、お掃除を終えてともちゅん宅に
ちび姫さまをお迎えにあがりました。

当然
「もう、何が何でもお昼寝していただきます」
という強い覚悟をもって。

そして、やっとの思いで連れ戻したちび姫さまをお昼寝させるべく
お布団へいざないましたのでございますが・・・
時刻は午後３時・・・寝てほしい・・・
時刻は午後４時・・・寝てちょーだい！！・・・
時刻は午後５時・・・・・・ね、寝ないのかぁぁぁ

ちび姫さまを寝かしつけるべく、母上は最大限の努力を致しました。

やさしくお歌を歌ってさしあげました。
寝たふりもしてみました。
「寝なさい！！」と、怒鳴りつけもしました。

結果、惨敗でございます
その間もちび姫さまは家中を走り回っておいでだったのでございます

お昼寝をなさらなくても、普通に消灯時間まで過ごしてくださるのなら
母上だって、ここまで必死にはなりますまい。

しかし、お昼寝をなさらない場合、ちび姫さまは夕方から就寝まで
すこぶるご機嫌が悪くなってしまわれるのでございます。


そうなると母上は夕飯の支度すら出来なくなります。
本日の夕飯はロールキャベツの予定なのになぁ



そして結局、ちび姫さまはお昼寝を致しませんでした。
いや、少しだけ寝たのかもしれない。ほんのすこ～し。20分程。
母上が夕飯の支度をしている間に、おとなしくなった時間がございましたので。

しかし、その後はすこぶるご機嫌の悪いまま
つい先ほどまで起きていらっしゃったのでございます。


ちび姫さまの本日の起床は、朝７時半
（↑それほど遅い訳ではないでしょう？）

ちび姫さまの本日のお昼寝時間は20分
（↑どう考えても少なすぎるでしょう？）

ちび姫さまの本日の消灯時間は12時半
（↑父上より遥かに遅い。午前様だ・・・）

プールにも行ったし、お外遊びも致しました。
これ以上、どうやって体力を消耗させたら良いのでございましょう

機嫌が悪くなる程お疲れならば、さっさと寝て頂きたい。
しかし、ちび姫さまは眠らない



ちび姫さまのお飲みになる牛乳に
「アルコールを入れてみたい」と本気で思う、今日この頃の母上でございます

ちび姫さまの訴え

【本日の登場人物】

ちび姫さま：実は繊細な感情の持ち主だと思われる2歳児。

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巷でもよくよく耳にするお言葉の中に
「どこでそんな言葉覚えたの」などという台詞がございます。

おそらく、育児経験のある方ならば、誰もが経験する驚きでございましょう。

例に漏れず、ちび姫さまの母親である母上も毎日驚きの連続でございます。

ちび姫さまのおしゃべりっぷりに関しましては、
今までも何度か記しておりましたとおりでございますが、
そのお言葉だけではなく、話の内容の変化たるや実にビックリなのでございます。

まず、子供が言葉を話せるようになって
一番最初に発音するのは、殆どの場合は単語のみでございます。
「ママ」とか「パパ」とか。
そして、二語文を話せるようになると、お子様のコミュニケーション能力は
一段と飛躍いたします。平均的には1歳半くらいでございましょうか。
「ママだっこ」「ワンワンきた」など。

以前にも記しましたが、ちび姫さまは、言葉を話せるようになる以前から
ベビーサインを使ってコミュニケーションしていた為、お話しを始めたのも
平均よりは少しだけ早かった気がいたします

今では母上とは普通に会話が成立しているので、
「あとは発音さえ上達すれば、言葉の成長としては終了段階かな・・・」
なーんて思っておりました。

ちなみに、ちび姫さまは、とってもおしゃべりでいらっしゃいますが、
致命的な欠陥として、発音が未だに未熟なのでございます

ですから、父上相手にお話ししているときですら
母上の通訳が必要になったりするのです。
（母上にもちび姫さまが何をおっしゃっているのか判らない時が多々ございます）


しかし、言葉の成長に関しては母上の大きな誤算があることに
最近気づいてしまいました

今まで普通に会話出来ていたというのは、間違いではないのでございますが
実は、ちび姫さまの言葉の殆どが
①欲求（「あれが欲しい」とか「こうしてほしい」とか）
②質問（「これなに？」とか）
③名詞
で成り立っていたのでございます。

もちろん、その他にも、ごあいさつ等も出来るけれど
それは大方の場合、母上の指示が必要だったのでございます。
知り合いの方にお会いした場合に
「ちゃんと“こんにちわ”しなさい」・・・と言う風に。

その他、母上が特にこだわって指示していた言葉が
「ありがとう」と「ごめんなさい」というお言葉です。

この2つのお言葉を素直に言えるだけで、
今後の世渡りがどれほど楽になることか、母上には判っておりますゆえ
【ありがとう＆ごめんなさい】に関しては
口うるさく指示を出しておりました
（大人になっても、この言葉が上手に使えない人は沢山いらっしゃるでしょう？
とても大切な言葉なのにね）

しかし、母上の指示の出し方がいたらなかったのか
感謝の気持ちを表す「ありがとう」
謝罪の言葉をあらわす「ごめんなさい」
これの2つをちび姫さまが、母上の指示なしに口にすることは
今まで無かったのでございます
（「ちゃんと“ありがとう”って言いなさい！」と指示すれば言えるのですがね）

ところが、最近ついに！！ちび姫さまが御自分の意思で
この2つの言葉を表現できるようになってまいりました

「牛乳が飲みたい」とおっしゃるちび姫さまに
牛乳を入れたコップを手渡すと
「ママちゃん。ありゃっと」と
お返事が返ってくるのです

そうして、ありがとう＆ごめんなさい
が言えるようになったと同時に
言葉による感情の表現が出来る様になったのでございます。

無論、今までも簡単な表現は致しておりました。
「すき」とか「きらい」とか。

しかし、それ以上の繊細な表現に関しては言葉で伝えることが出来ず、
特に怒りとか悲しみに関しては、
泣いて暴れることしか出来なかったのでございます

ところが、今日は・・・

相変わらず悪戯をなさっておいでのちび姫さまを
「いいかげんにしなさい」と母上が怒鳴りつけると・・・

ちび姫さまは、お目目に涙を一杯ためてウルウルしながら
「ママちゃんおこりゃないで
ママちゃんがおこりゅとちびひめはかなちぃの。
エンエンってないちゃうの
ママちゃんは、ちびひめがなくのきらいね。
ごめんね
ごめんね」
などとおっしゃるではございませんか
(今までは怒られたら泣くだけだったのに）

・・・そんなこと言われたら、怒るに怒れやしない

今までも、ちび姫さまによる憎らしい発言は多々ございましたが
ここまで言われてしまうと、さすがの母上も絶句。
怒鳴りつけてしまったコトに対して反省までしてしまうありさまでございます


ちび姫さまが、こうやって御自分の感情を言葉に出来るようになってからというもの、
“2歳の悪魔”と呼ばれた反抗期の終焉を迎えたような気がいたします。
（相変わらず沢山悪戯してくれるけど）
これが【反抗期の後の成長】ってモノだったのでございますね


「こうやって、子供も親も、共に成長してゆくのだな・・・」と
深く考えさせられた　ちび姫さまの御発言でございました

でも、これからもっともっとお言葉を覚えて
反抗的な発言や屁理屈も出てくるのでございましょうね
やれやれ

ちび姫さま ネコバスの旅

【本日の登場人物】

ちび姫さま：相変わらずとなりのトトロが好きな2歳児

ひーちゃんさま：とってもおしとやかな2歳児。ちび姫さまのお友達

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今朝は北朝鮮からミサイルがドンドコ飛ばされておりまして、
世間様はなにやら不穏な空気でございます

しかもお外は雨模様

それでも呑気なちび姫一家。朝から張り切ってお出かけしてしまいました

本日の行き先は、三鷹にございます『ジブリ美術館』

ちび姫さまの「ネコのバスにのりたいの」という
願いを耳にした父上さま。
母上が口を挟む間もなく、用意周到にこの日は計画されたおりました
ちび姫さまの願いを叶えるため、父上はいつの間にやらチケットを取得。
会社にも休暇の届けを出し、準備は万端ととのっていたのでございます

しかし、我が家から三鷹までは遠い。
しかも、ジブリ美術館には駐車場が無いので電車で行くとのこと。



ちび姫さまを連れて、電車での長時間の移動はかなりの覚悟が必要でございまする。
皆様のご想像通り、ちび姫さまは電車の車内を縦横無尽に走り回りますので

それでも、どーしてもお車で行けないのならば仕方ございません

母上は覚悟を決めて、この日を迎えるつもりでおりました。
実はかなり気が重かったのでございますがね。


しかーし

そんな母上に救世主出現

なんと、ひーちゃんママさまに事前に相談したところ
「私達も行きたいなぁ」と、お申し出下さったのでございます

ひーちゃんは、ちび姫さまのお友達でいてくださるのが不思議なくらい
とーってもおしとやかな女の子なのでございます。

ひーちゃんと一緒にいる時のちび姫さまは、ひーちゃんのおしとやかさにつられ、
少しばかりおしとやかになられるのでございます

そんなひーちゃんが同行して下さるなんて

と、いうことで
『ちび姫＆ひーちゃんのネコバスの旅』と相成りましたでございます。


そして・・・

美術館の最上階。ネコバスの元へやっとのことでたどり着いたお二人。
そこはまさしくトトロの世界　　
も～ぅ大ハシャギのこんこんちき
ウッキウキーのピョンピョンごろ～ん・・・でございました。
（↑ちび姫さまの暴れっぷりは、御想像におまかせします。）

とにもかくにも、ちび姫＆ひーちゃんは
楽しい旅をして下さったようでございます。
よかったよかった


母上の感想は・・・
一言で申し上げるならば「混み過ぎ」です。

夏休み前の平日。
雨。
空にはミサイル

なのに、ど－してあんなに込んでるのでございましょう

まあ　それだけ日本は平和ということでございましょう。
ついでに、本日の我が家も平和なりけり。

ちび姫さまの親孝行

【本日の登場人物】

ちび姫さま：家事が得意な2歳児。しかし、散らかすのはもっと得意。

父上さま：ちび姫さまを溺愛している43歳。

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近頃のちび姫さまは、父上にとてもお優しくていらっしゃいます

父上がお仕事からお帰りになられると

「おとーたん、ちゅかれてる」等と問いかけ

父上が
「うん。おとーさんはお仕事を頑張ったから疲れてるよ」等と
返答したりすれば、すかさず肩たたき等をして差し上げていらっしゃる

それだけではございません。

父上のご帰宅はいつも午後7時。
父上の帰宅時間に合わせて、母上は夕方6時頃からお夕飯の支度を致します。
すると、ちび姫さまは、お米とぎ等、簡単に母上のお手伝いをしてくださった後、
キッチンを出て、ダイニングでご自分のおままごとセットをスタンバイし、
父上のお食事を作り始めるのでございます

その結果、父上が御帰宅された折には
父上のお席にはちび姫さまの用意した（おままごとの）お食事が
こじんまりと並んでいたりするのでございます

そうして
「おとーしゃん、おかえりなちゃいごはんできまちたよ。どうぞ」
なーんてやっていらっしゃる

これには父上さまも大感激

実に親孝行なちび姫さまでございます

そんなちび姫さまが、先日、父上さまに新たなるおねだりを仕掛けました。
そして、まんまと手に入れたのが、このお品↓


そうです、ちび姫さまが欲しがっていらっしゃったのは
ちび姫さま専用キッチン

「ちび姫はキッチンが欲しいの～おとーしゃんにごはんつくるのね」
等と言われてしまっては、ちび姫さまにメロメロの父上が買わないハズはない

そして、父上のボーナスと共に、我が家には
ちび姫さま専用キッチンが登場してしまった次第でございます。

これが実に場所をとる代物
母上にとっては、邪魔なコトこのうえございません。


しかも、母上は真実を知っている

実は、いつも遊びにいっているあーちゃんのお家にも
先日遊びに行ったひーちゃんのお家にも
おもちゃのキッチンがあるのです。
ちび姫さまは、本当は“父上にお食事を作ってさしあげる為”というよりも
“みんなが持っているから欲しい”という
単純な見栄っ張りな物欲だったのでございます


ちび姫さまは、既に、おもちゃの「お掃除セット」もお持ちでございます。
これは、ホワイトディに、ともちゅんが下さったすごい代物で、
箒やチリ取りの他、本物そっくりの掃除機までセットされているのです。
（ともちゅんさま。本当にありがとう未だに大活躍してるよ）


朝からおもちゃのお掃除セットを駆使して、せっせとお掃除をなさり、
食事時にはおもちゃのキッチンで夕飯をつくるちび姫さま。

我が家には、もう、おもちゃを置くスペースは残されていない


どうせなら、おもちゃではなく、全て本物を使いこなして頂き、
ちび姫さまに家事全般をお任せしたいと思う母上でございます

それこそが本当の親孝行だと、早く気づいて頂きたい