サル娘∞トラ娘∞ネコさま様

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ちび姫さまのお留守番

2006-06-14 02:24:18 | ちび姫さま
【本日の登場人物】

ちび姫さま:実は淋しがりやの2歳児。

**************

ちび姫さまの朝は1杯のコーヒーから始まったり致します

朝、母上が「ちび姫さま、何かお飲みになりますか?」
と、伺うと
「コーチーいれてよ」等と申されるからです。

ちび姫さまは喘息持ちでございますので、
母上は、ちび姫さまが1歳半の頃から、
時折コーヒーを飲ませておりました。

「喘息の発作は程度の軽いモノであれば、コーヒーを飲むと緩和する」
というのをアメリカ映画で見て、実際に母上が試してみたら事実だったので。
(何故なのかは良くわかりませんもしカフェインが効くのだとしたら、
コーヒーよりもカフェインの含有量の多い緑茶の方効くのかもしれません)

そのような訳で、コーヒーの味を覚えてしまっているちび姫さま。
いつの間にやら、父上の朝のコーヒーの習慣をマネなさるようになり
モーニングコーヒーを要求なさるようになっておりました

しかし、日中は基本的にちび姫さまの水分補給は
牛乳、又は麦茶が主流でございます。

一日に1ℓもの牛乳を消費なさるちび姫さま。
母上が、うっかり牛乳を買い忘れていたりしたならば
ちび姫さまはオイオイと泣きながら、
自分はどんなに牛乳が飲みたいか切々と訴え続けるのでございます

ですから、我が家の冷蔵庫には牛乳は必需品。

しかし、今朝、気が付けば
冷蔵庫の中の牛乳残量はコップ半分ほど・・・

「やばい

時刻は9時半。まだ御近所のスーパーは開店前。
しかし、今にも雨の落ちて来そうな雲行き

そこで、雨になる前に、急遽ご近所のコンビニさまへ
お買い物へ伺う意向を固めた母上でございました

「ちび姫さま、早くお洋服を着てくださいまし!牛乳を買いにまいりましょうぞ」

母上は相変わらず裸族なちび姫さまを急き立てました
しかし、ちび姫さまは御召し物を着てくださる気は全く無いご様子
それどころか
「ちび姫はおるしゅばんちてるよママちゃんいってらちゃい
等と申しております・・・

急がなければ雨が降り出してしまうので面倒です。
しかし、丸裸のちび姫さまを連れてお買い物には出られない

御近所のコンビニさままでは、自転車を飛ばせば片道3分。
買い物時間を入れても、10分ほどで帰宅出来るハズ
意を決した母上は、ちび姫さまに問いかけました。
「本当にお一人でお留守番できますか?良い子にしていられますか?
一人でお外に行かないと約束できますか?」
ちび姫さまのお答えは
「だいじょぶよ」の一言。

かなり不安ではございましたが、
母上はちび姫さまのお言葉を信じてみるコトにいたしました

そして、猛ダッシュで家中の鍵を点検
窓は全て厳重に3~4重ロック
玄関回りからは、踏み台になりそうな物を全て撤去
(踏み台に乗って、玄関の鍵をはずさないように)
そして、ガレージ奥の小さな庭にいらっしゃる奈々さまを
玄関先に緊急配備

そうして、出掛けにちび姫さまに更に一言。
「よろしいですか?母上はすぐに戻ってまいりますゆえ、
泣かずに待っていて下さいましね。
決して一人でお二階に上がったり、お外に出てはいけませんよ

母上の真剣な忠告を聞きながらも、ちび姫さまは緊張感の欠片も無い御様子です
「ちび姫へーきだもん
そして
「おみやね(お土産のこと)かってきてね~
と母上を送り出したのでございます。


実は、この日を長年待ちわびていた母上
毎日毎日、子供連れで生活するということは本当に大変です

ほんの少し、たとえば、お隣さまへ回覧板を持っていくような場合であっても
万が一のコトを考えると、小さな子供を一人で家に残すのは危険です。
特にちび姫さまのように、何を仕出かすか判らない子供は
ほんの少し目を離しただけでも、
家内ですら事故を起こす可能性があるからでございます。

ですので、ちび姫さまの御誕生から今まで、
どんなに些細な用事であっても、
母上の外出には常にちび姫さまが同行しておりました。
(もちろん父上さまがいる場合などを除いて)

ですから
『あぁ・・・ちび姫さまがお一人でお留守番出来る日が早く来て欲しい
というのが、母上の願いだったのでございます。
だって、雨の降る中、ほんの少しの外出に子供連れというのは
本当に面倒なのですもの


ですので、本日、突如一人で現れた母上を見て
コンビニのおばさまもビックリされた御様子
「あらあら?ちび姫ちゃんは」と問われたので
「どーしてもお留守番するというので、家に置いてきました
と母上が答えたもので、益々ビックリ
おばさまは余りにも驚いた為に、レジを打ち間違うというアクシデントが
発生してしまった程でございました


・・・・そして。
コンビニでのアクシデントを乗り越え、母上が猛ダッシュで帰宅したのは
15分後。

「おかえりなちゃいおみやねは

ちび姫さまは、玄関先に“チョコン”と腰掛けて
母上を出迎えて下さったのでございました。

初めての一人きりお留守番泣かずによく頑張りました
えらいぞ!!ちび姫

しかし、こんなに心臓バクバクするなんて
母上の方がよっぽど緊張していたらしゅうございます。

母上をお出迎えしてくださったちび姫さまは
相も変わらず裸族でございましたからね緊張感なさすぎです