サル娘∞トラ娘∞ネコさま様

☆いつだって出会いの全てがご縁です☆

ちび姫さまとひーちゃんさま

2006-06-22 23:37:39 | ちび姫さま
【本日の登場人物】

ちび姫さま:推定破壊力150%を備えている2歳児

ひーちゃんさま:推定破壊力5%のおしとやかな2歳児(ちび姫さまのお友達)

**************

ちび姫さまの本日の御予定は、
プール教室→ひーちゃんのお宅
というゴージャスな内容でございました。
ひーちゃんママさまが、ランチに御招待して下さったからでございます

しかし、不覚にも、ちび姫さま、母上共に
本日の朝は大寝坊
プール教室のレッスンに間に合わないという大失態を演じてしまいました

「今日はプールに行けませんねぇ
と述べる母上の言葉を聞いてふてくされてしまったちび姫さま。

仕方なく、ひーちゃんママさまにお願い申し上げて
ひーちゃん宅への訪問時間を急遽早めて頂くことといたしました

ひーちゃんママさまに了解のお返事を頂いたため
「これからすぐにひーちゃんのお家に参りますよ。」と
ちび姫さまにお伝え申し上げると、途端にちび姫さまは大ハシャギ

先日、ちび姫さまが強硬手段に訴えて手に入れた
お気に入りのTシャツを持ち出し、
お一人でそそくさとお着替えを始めたではございませんか。
いつもならば裸族なちび姫さまは、お着替えに激しく抵抗なさるのに
あまりのスピーディな行動に母上も驚きでございます

ちなみに、強硬手段に訴えて手に入れたTシャツとは、
女の子に大人気の「プリキュア」という漫画のキャラクター物でございます。

子供服売り場にて、プリキュアのTシャツを発見したちび姫さまは
その場で勝手にTシャツを着込んでしまわれたのでございます
母上は、何とかちび姫さまからTシャツを脱がせようといたしました。
「そんなに欲しいのなら、買ってさしあげるので、お願いだからほんの少し
レジでお金をお支払いする間だけでも脱いで下さいまし」と
お願いもいたしました。
しかし、ちび姫さまはガンとしてTシャツを脱いでは下さらず、
母上が力ずくで脱がそうとしようものなら
「やめてぇぇぇ
「たちゅけてぇぇぇ
等と信じられない程の大声で喚きながら店内を逃げ回る始末でございました

そのような激しい攻防の後、結局、Tシャツを購入したのでございますが
何しろ、商品を着込んでいて脱いでくださらないため、
母上は、ちび姫さまごと商品をレジに差し出す。という
とってもお恥ずかしい経験を致しました

「これ下さい」と言うお客が、いきなり子供をレジに差し出したので
お店の店員さんはものすごーく驚いたお顔でございました
母上が事情を説明し、ちび姫さまの首根っこを押さえながら
Tシャツについているバーコードを差し出した時には、
店員さんはもちろん、周囲のお客様も見事に爆笑しておいででございました
あぁ恥ずかしかった


で、そのようにして手に入れた、
とってもお気に入りのTシャツをお召しになり
ひーちゃん宅へ伺った次第でございます

ひーちゃん宅は、とーっても広いお屋敷です
おもちゃも沢山でちび姫さまは超ご機嫌

美味しいランチを頂戴し、広いお屋敷を走り回り
時刻はあっという間に午後3時になってしまいました。
いつもならちび姫さまはお昼寝のお時間でございます

しかし、今朝のお寝坊&ひーちゃん宅での大興奮で
お昼寝のタイミングを逃してしまったらしいちび姫さま。
なんだか突然グズグズとグズリ出してしまわれました

「眠いのならお家に帰ってお昼寝いたしましょう」と母上が説得しても
「いやぁもっとひーちゃんとあそぶぅ」と
発狂するばかり・・・

すると、ひーちゃんママさまがすかさず気転を利かせてくださりました
「じゃあ、みんなでお買い物に出かけましょう」と。
それはそれは名案だ
と、いうことで、みんなで自転車に乗り、
少し距離のあるショッピングセンターまでツーリングとあいなりました

そしてショッピングセンター内にあるスーパーでお買い物を済ませ
家路につこうとすると、ひーちゃんが
「風船がほしいよ~」と言い出したのです。

実はそのスーパー内には、とある申し込みを行うと
風船を下さるカウンターがあるそうです。
ひーちゃんは以前にもそのカウンターで風船を頂き
そのコトをしっかり覚えていらしたのでございます。

で、ひーちゃん&ちび姫の二人が
テクテクとカウンターに近づき
「ふうちぇんくだちゃい」とおねだり攻撃。

するとカウンターのお兄さんは、申し込みをしていないにもかかわらず
キュートな二人のために風船を下さったではございませんか

しかもしかも、それは単なる丸い風船ではなく、
細長い風船をクネクネと曲げて作る動物風船だったのでございます

カウンターのお兄さんは、ひーちゃん&ちび姫さまに
色と動物のリクエストまで伺って下さり、
その場で風船を造って下さったのでございます。

ひーちゃんは、ピンクの風船でウサギをリクエストいたしました
ちび姫さまは、黄色の風船でキリンをリクエストいたしました

そして、お二人はそれぞれ動物風船を抱え
ご機嫌でスーパーを後にしたのでございます。

ウサギさん風船を大事に抱えて自転車に乗るひーちゃんさま。
キリンさん風船をいじくり回しながら自転車に乗るちび姫さま。

ちび姫さまのキリンさんは、家に帰りつく20分ほどの間に
いじくり回されてキリンではない何者かになってしまわれました

ひーちゃんさまのウサギちゃんは、きっと大事にされ
さぞかし長持ちされることでございましょう

ちび姫さまのキリンは・・・
家に帰りついた直後に破壊され、破裂し、すぐさまゴミ箱行きと相成りました

破壊の女王、ちび姫さま。
ものを大切にする心はいつになったら芽生えるのでございましょうか