サル娘∞トラ娘∞ネコさま様

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ちび姫ナビ

2007-02-18 23:01:59 | ちび姫さま
【本日の登場人物】

ちび姫さま:地理に詳しい2歳児

母上さま:スペシャル方向音痴な35歳

**************

昨日の土曜日の出来事でございます。

土曜日のプール教室のレッスンは13:00から。
そこで、午前中にS幼稚園さまの願書を受け取りに行く覚悟を決めた母上

本来であれば、少々距離のあるS幼稚園さまには車で向かうべきでございましょう。

しかし・・・

免許取得から早9ヶ月が経過したというのに、知らない道を走る事ができない母上
(つい先日も我が家の目と鼻の先で一方通行を逆走してしまった


一度も出向いた事の無いS幼稚園への道のり。
ちび姫号での旅は危険と判断し、自転車で向かうことといたしました。


自宅を出発する前に、地図を入念に見直し、ちび姫さまに
「これから、お馬さんのいる幼稚園に出発いたします」と宣言し
意気揚々と出陣


途中で何度も地図を確認しながら走りました
道行く見知らぬお方に道を確認しながら進みました。

しかし、行けども行けども、S幼稚園さまの目印である黄色い塔が見えません

それでも、地図を見ながら突き進むと、道はどんどん上り坂
辺りは鬱蒼と生い茂る木々

どう考えても、これは・・・山道での遭難・・・


とにかく山を下らなくてはなりませぬ
人里へ戻らなくてはなりませぬ


そして、泣きそうになりながら山道を下りながらふと目を凝らして見ると

生い茂る木々の合間から見える崖下の風景。
その中に、見覚えのあるカラフルな建造物。


それは、夏の間毎週通いつめた市民プールでございました



S幼稚園と市民プール

それは『道を間違えた』などという簡単なモノではございません
我が家からの方向すらまったく違います

地図上で、自宅・S幼稚園・市民プール の三箇所を
それぞれ直線で結んでみるとするならば・・・
美しい三角形が出来上がりと相成りまする。



母上は、一体どうしてこんな場所にいるの?
S幼稚園さまはどこへ行ってしまったの?




その後、結局S幼稚園さまには辿りつけないままに
命からがら自宅へ辿り着いた母上&ちび姫さま




「お馬さんのいる幼稚園に行くっていったのに」と、
ちび姫さまは猛烈にお怒りでございます。


9時に出発したのもかかわらず、時刻は既にお昼になっておりました


プール教室はこの時点で断念することにいたしました

仕方が無いので、自宅でお昼ご飯を済ませ、午後から再びのチャレンジです



再出発の前に、再び地図とにらめっこする母上

・二つ目の信号を直進
・4本目の路地を左
などなど。

恥も外聞なく、ボールペンを使用して、手の甲にポイントを書き込む母上




結果。

自転車での所要時間35分
みごとにS幼稚園さまに辿り着き、願書を頂くことができました



達成感に安堵する母上

しかし、安堵が母上の油断を誘うわけでございまして・・・・



S幼稚園さまからの帰り道で再び路頭に迷う母上


そのとき
「そっちじゃなくて、あっちだったでしょ

ちび姫さまが、自転車の後部座席から指示を出してくださるではございませんか



すごいぞ!!ちび姫さま

一度しか通ったことのない道を、自転車の後部座席に乗りながらもきちんと覚えていらっしゃるなんて
(それが普通なのかしら?



母上にとりましては、行きに通った道であっても、
帰りにその道を逆そうするとなれば、それはもう完璧に違う道でございます
だって、まったく逆からの風景になるでございましょう?



で、ございますゆえに、ちび姫さまの道路認識能力が、母上にはまったく理解できません

どうやって道を覚えているのでございましょう?

もしかして、その能力は遺伝のなせるワザ??


実は、ここだけの(ってどこ?)のお話ですが、
ちび姫さまの父上は伊能忠孝さまの子孫という説がございますです
家系図などの確固たる書面が残されていないので、にわかな噂程度の信憑性なのではございますが。

伊能忠孝さまというお方は、1800年頃に幕府から任命されて日本全国を測量してまわり、正確な日本地図を作成されたお方でございます。

もしも、その血が父上さまやちび姫さまに流れているのだとしたら・・・

地理が異常に得意なのも頷けるような気がしてしまう母上



その様な訳で。
パンパカパーン
ちび姫さまを母上専属の自転車ナビゲーターに任命でございまーす




でも、2歳児を頼り切っている35歳ってどうなのかしら?







ついでに。。。
本日は、ちび姫さまの幼稚園プレスクール申し込み願書に添付する
『家族写真』を、いつもお世話になっている写真屋さんで撮影していただきました♪

これがちび姫一家の肖像です↓